イタリア留学後日談②
こちらは続きとなります!
まだの方はぜひ①からご覧ください😀
(めっちゃ長いので頑張ってね!)
というわけで、【留学後日談①】を読んでくださった皆様ありがとうございます!クソ長いのに色んな方に楽しんでもらえて、私が私のためだけに行った留学も意外なところで人にポジティブな影響を与えられるモンなんだなぁと感じました🌱
ここからは第二弾!
ついに留学も5ヶ月目に突入です!
3月|5ヶ月目
3月になるとフィレンツェもすっかり春の陽気…とはならず意外と寒い⛄️留学の際服を全然持参しなかった私涙目。しかし意外となんとかなる生活。
思えば留学中、服は
上:5着
下:3着
上着3着
パジャマ:2組
だけという超強気なラインナップ。これにはフランス人もびっくり。(あの本の真相は私にはわからないけれども)
この時期についにもう一人の仲良くしていた友達も帰国に。私悲しい。しかし本人は超ウッキウキで帰っていきました。涙目。
寂しさを引きずりつつも、私とて残り2ヶ月…。いけてない場所、楽しみきれてないスポットを遊び尽くさなくては(勉強は?)と毎日のように一人あちこち歩き回ってました。
今年はもう肉まん食べれないと思ってた。
私の毎年冬の恒例イベントが、【駅からの帰り道にコンビニで肉まんを買って食べながら帰る】、というもの。それが1日の私のささやかな幸せだったりする。
今年は肉まん食べれないなぁ、食べたいなぁ…と思っていたところ、なんとサンタンブロージョ市場で売っているという情報をゲット!
そしてついに巡り会いました…!!!!!!!!
しかもそんなに高くない!そして美味しい!美味しい!ささやかな幸せをこの年も変わらず享受することができ、幸せいっぱいなのでした。
春巻きも売ってたけど、びっくりするくらい美味しかった。
人が増え始めたフィレンツェ。
この時期になると観光客が徐々に増え始め、ドゥオーモ前はえらいこっちゃ。駅からの帰り道によく通ってたけど、だんだん避けて通るように笑
教会入場の列と、クーポラへ登るための入場列が合体してました…えぐ…。2月に友達が来てくれて、一緒に登っといて良かったなと心底思った。
カッシーネ公園の市場に行った
カッシーネ公園という、歴史地区からはちょっと離れたところにある公園で行われている市場に行ってきた。確か毎週火曜日とかだったような。
始まりの時間より少し遅めに行くのがポイント。店がピッタリに開いてるとは限らんぞ。ここはイタリアぞ?
中古の洋服、インテリア…そして食べ物、手芸用品、ペットまで売っているというカッシーネの市場。レンタル自転車を借りてフラッと立ち寄ればイタリア人の生活の一部が伺えます。
友達がこの市場で毛糸を買ってるのを見て、「毛糸って可愛いけど使わなくて手に取ることなんてなかったなぁ」と思い、私も意を決してなぜかイタリアでかぎ針を買い編み物に目覚めました。
遊んでばっかですが、もちろんお勉強も。
この頃になると授業で発言もできるし、意見を伝えたりすることもできるように。カタコトだったり、もちろん分からないことも多いけれど授業中のストレスはかなり減った。辞書を引く機会も減った。
それでもやはり「母国語のルーツ」というのは残酷なもので、後から来たフランス語圏・スペイン語圏の人たちの方が圧倒的に流暢に話せる。いつまで経っても私がクラスで一番下手な事実は変わらなかった😭
それでも先生が優しくて、個人的に相性が良かったことが救いでした。(先生にフィレンツェ訛りがなかったことも救い)
その先生は文法・会話どちらもほぼ最後まで見てくれて一番長く関わっていました。そんな一番近くにいたイタリア人の先生がテンション高く抑揚をつけて話す人だったからか、私のイタリア語も若干その話し方に寄っていった(という自覚が若干ある)。
これは個人的な意見だけど、「自分が話したいイタリア語の感じ」に似た人と一番近くにいるのが一番いい。私は気がついたら語尾がテンション高めなイタリア語になっていたよ。笑😂
第一日曜日の無料開放日は活用するしかないよね
これ注意なのが、ピッティ宮殿に入るチケットがあっても「ボーボリ庭園は別チケット」っていう罠。ちゃんとチケット売り場で「どっちも欲しい」って言わないと、庭園入るところで止められます。(多分、一応点検する人いたので)
「今日入場できる場所のチケット全部くれ」っていうのが一番賢い気もする。本当に何があるのか、私は全て見てこれたのか、いまだによく分かっていない😂
コスチューム博物館に行けなかったのは残念だけど、宮殿内も良い感じ。バチカン美術館ほど広くはないからサクッと見れるし。
私は宗教画の知識は全くないので、ちょっと齧った程度のキリスト教の知識で「この場面かなぁ」「あの人かなぁ」「この服のデザイン綺麗だなぁ」とかの視点でしか見れなくてあんまり面白さがわからない。(無知は好奇心を狭める典型的な例)
近代美術館の方が割とわかりやすい綺麗さとか、面白さがある作品が多くて楽しかった印象。
美術鑑賞を楽しんだ後は、青空の下へ☁️
ボーボリ庭園からのクーポラは綺麗でした。
途中自分の帰り道がわからなくなった。本来出たかった出口から出られなくて自分の方向音痴を嘆いた。
ブオンタレンティとかいう激ウマなジェラート
帰りは気になってたジェラテリアでジェラートを堪能。うーん最高の日すぎる。ジェラート1カップ食べただけで1日が最高の日になるよ。
店員さんと話してたら「ブオンタレンティ食べたことある?おすすめよ!」というのでチョイス。
なんとも説明し難いうまさ!!!!!!!なんの味かはわからん!バタースコッチとかそっちに近いのかな…わかんない…わかんないけどうまいんや…
トリノに行った。
念願だったトリノへ一人日帰り旅。イタリア国内の旅行もだいぶ様になってきました。トリノはフィレンツェからちょっと遠くて、電車移動すごい疲れた…
トリノはイタリア初代国王・ヴィットーリオ=エマヌ…エヌマ?エーレの生家もあり、まさにイタリア王国の土台となった街であり、王家のお膝元。それ故か街全体の雰囲気がまた違った感じで、どこを歩いてもオシャレ。
次住むならトリノもありだな…と思えるくらい素敵な街でした。
街は起伏もなくて歩きやすい。フィレンツェほどガタガタもしてない。でもどこがホテルなのかもよく分からないし、どこに泊まっても高そう笑 本当オシャレな街。私のイメージするフランスに近いかも…
トリノといえば、ね!憧れのカッフェ・ビチェリンにも行って参りました!!ちょっと駅からは歩くけど、道中も楽しかったので問題なし。
カッフェ・ビチェリンは、数々の有名な著名人たちも訪れた老舗バール。店名を冠したオリジナルドリンク【ビチェリン】がとっても有名です。
この飲み物が好きすぎて、私は過去に記事も書きました☕️ので、ビチェリンについてはこちらの記事をどうぞ💁♀️
小さめだし他のお客さんでいっぱいだったので、店内をしっかり写した写真はありませんが…
トリノはチョコの街。日本でも有名なカファレルとかもトリノ発祥です。お菓子がお美味しい街トリノ。だからかはわかりませんが、個人的にトリノのエスプレッソは酸味が弱く苦味が強い印象でした。
最後は駅からちょっと歩いたところにあるパスティッチェリアで電車時間を待つ。電車乗り遅れが怖すぎて、いつも大体1時間前には暇になってしまう私の時間管理のゆるゆるさ…いいのよ…乗り遅れる方が怖いもの…
4月|6ヶ月目
ついに最後の月がやってきたよ。日本に帰って暖かいお風呂に入れる嬉しさと、イタリアを離れる寂しさが入り混じっていた。
4月はかねてより計画していた【シチリア旅行】も待っているので、それは楽しみ…でもそれが終わったら帰国…うっ
ずっと眺めてた教会に入ったら度肝抜かれた
学校の前にあってずっと眺めるだけだった、サンタクローチェ教会にようやく足を踏み入れてみた。入ってびっくり。あまりの綺麗さに圧倒された。
フィレンツェのドゥオーモは意外と質素な作りだったので舐めてかかってた。私が見た中で、一番綺麗な教会だと思った。(この後シチリアで見た教会も綺麗すぎて、甲乙つけ難い状況)
壁自体はシンプルだけれど、天井の装飾やステンドグラスが良い塩梅で、派手すぎないけれど恍惚とする綺麗さだった。全然観光客いない。もっと知られていいと思う。
詳細は省くけれど、もう誰もが知るような有名な人たちのお墓がずらりと並んでいるのも面白い。すっごい美化された偉人たちの像も面白い。ぜひ見に行ってみてほしい〜!
フィレンツェ郊外にあるめっちゃうまいレストランに行った
「美味しいレストラン教えてもらった!」というアパートのお姉さんと、そのお姉さんのお知り合いの方と一緒にちょっとだけ郊外にあるレストランに行ってきた。
このトマトパスタが有名なんだそうで…食べてびっくり。シンプルな味付けなのにとっても美味しい。他にもいくつか頼みましたが、美味しくて驚き。私は飲めないのですが、ワインのラインナップも良かったらしい…
詳細はレストランリストをまとめた記事よりどうぞ…😋リストランテ編の22番のお店です。
復活祭!ハッピーイースター!
キリスト教で有名な日といえばそう!イースターですね!🐇🪺
日本でもディズニーランドとかでイベントをやってるので知ってる方は多いのではないでしょうか?卵とうさぎの、アレです。
フィレンツェも例外なく、イベントで大盛り上がり。クリスマスの厳かな雰囲気とは打って変わって盛大にお祝いします。
大聖堂の大扉の前でイベントが行われるのですが…何も見えん!と言うことで正面の位置まで頑張って移動…しましたが、それでもヤバい人で結局見えず。一応塔が建てられていて、そこで爆竹?が上がったりするらしいです。
しばらくしたら爆竹の煙だけがモクモクと。
あっ、みなさんこれ行かれるならスリには気をつけましょうね…観光客多すぎてスリすら入ってこれないレベルではありますけれども…、用心する越したことはない。しかし、こんなけ人が集まってても意外と寒いものですね。
復活祭のお菓子とかもたくさんあるので、もしこの時期にイタリアに行かれる方はぜひスーパー覗いてみてください😀パスティッチェリアももちろんおすすめです。美味しいもんがいっぱいあります。
フィレンツェ街歩き。
半年住んだフィレンツェとももうすぐお別れ。意外と行ったことがない観光地に行くべく、天気のいい週末を狙ってウロウロ。ローズ庭園にも行ってきました。
4月のフィレンツェは天気がいい日も多くてよかった!やっぱり青空見えるとニコニコしちゃうね!
ガリレオ・ガリレイの生家にも行ってきました。中は入れないけど、外から見るだけでちょっと嬉しい気持ち。実は初連載作品の中でガリレオの生涯について少しだけ触れたので、いつか行こうと思っていたのです。
ごめんねガリレオ先生遅くなったぜ。
漫画ぜひ読んでね。😄
お腹が空いたら腹ごしらえにパニーノを食べる。日本でもイタリアでもだけど、あんまりレストランには入らず食べ歩きすることがほとんど。なんか歩きながら食べてるとウキウキするんよね。なんやろねあれ。
私は超が付くほどお酒に弱いし、お酒のあの味が苦手な子供舌。イタリアでは超定番のアペロールすら苦味を感じるレベルですが…これは超美味しかった!!!!
ウーゴ(Hugo)というカクテルです。
エルダーフラワーのシロップを使った、柑橘系の風味がするお酒。うますぎてヤバい。ゴックゴク飲める。
正直日本はなんでも美味しいから、イタリアに来て「超感動!」って割と少ない。日本のイタリアンはかなり再現度高いし、そこまで味に大差があるとは私のバカ舌ではあんまり感じない。
でもやっぱり美食の国から来てもストレスなく過ごせると言うのは、イタリアも同じく美食の国だからこそだと思う。米が恋しいとか、そう言うのはあるけれど。でも「もうイタリア料理飽きた!」には全然ならなかった。
毎日パスタ食ってた。
びっくりするくらいフワッフワで泡たっぷりのカプチーノ。混ぜると気泡がでるのは初めて。ミルクのスチームでここまでできるの!?とびっくりした。
クロワッサンは「気をつけてね!」とスプーンを渡されるくらい、中はクリームがぎっちり。びっくりする美味しさ。ちょっとだけドゥオーモから歩くけど、ぜひ行ってほしい。
バール編、21番に載ってます。
学校卒業。
ついに半年通った語学学校最後の日。。。
始まった日があれば、いつか終わる日が来るのは当然のことだけど時間の残酷さを思い知らされます。
どう時間を過ごそうと、勝手に流れていって、いつの間にかこの体を最後の日まで運んでる。全く平等なヤツです。
最後の日にはお花を買って、お世話になった先生たちに似顔絵を描いてプレゼントしました。とっても喜んでくれて、いまだに授業で自慢してるって聞いてちょっと誇らしい気持ち。
私にしかできない恩返しができてよかったです。
全然話せなかった私でしたが、卒業までに無事全部のテキストを終了。目標だった「イタリア人とカフェで談笑する」レベルにまでいくことができました。
学校が終わってからも先生とお茶したりお昼も食べにいってとても楽しかった。とてもいい経験でした。こんな経験、もうないかもしれないなぁ。
学校が終わってからも滞在許可期間はまだ余裕があるし、と言うことで私は卒業1週間後にシチリア島に旅立つのでした。
イタリアへの第一歩。シチリア島へ!
シチリア島への旅は別の記事で細かく書いてるので、ここではさらっと書かせていただきますね🍋別の記事はこちら💁♀️
朝焼けの午前6時。眠い目を擦っていざ駅へ。まず目指すのはピサ空港!
ピサ駅に着いたらモノレールに乗り換えて空港へ。めっちゃわかりやすくて安心した。空港も綺麗!なんなんだ!フィレンツェの空港と大違いやないか!
ヨーロッパ旅行のお決まり、ライアンエアーでいざシチリア島へ!飛行機大好き。ふわふわ浮く感じが、ジェットコースター欲を刺激してくれる。
そしてついに到着したシチリア島!…といく前に、ここでなぜシチリア島を最後の旅行先に選んだのかお話を。
実は私、イタリアにハマった一番のきっかけが『家庭教師ヒットマンリボーン』という漫画でして。昔ジャンプで連載していた、ファンタジー×マフィアの漫画なんですけど…アッ決めポーズで有名なやつではないです!
なんでもない主人公が、突然超強いマフィアのボスの孫だったとわかって、その主人公を鍛えるために凄腕ヒットマンと自称する《赤ん坊》がやって来るんですよ。赤ん坊のくせに超強い彼と日々特訓したり、やってきた敵と戦ったりっていう…。でその裏には過去の陰謀があったり、凄腕ヒットマンにかけられた『赤ん坊の呪い』の真実であったり…
まぁなんせ厨二病心をくすぐる設定盛りだくさんな漫画です。学生さんならハマると思う絵も綺麗だしキャラかっこいいので。
でその漫画を読んでるうちに「マフィアってなんや?」となって調べて、行き着いた先が《シチリア島》。ネットに転がってるいろんな写真を見て、「ここ行ってみたい!」となったのが、実はイタリアへの愛が目覚めた瞬間でした。
青い空!生い茂る緑!眼下に広がる海!照りつける太陽!もう【バケーション】を体現したようなその光景は、日本と似ているようで違う、異国を感じさせてくれる風景でした。(ここでレミオロメンの「太陽の下」が流れる)
だからこそ、シチリア島は私にとって「イタリア留学の締めくくり」だったんです。ここに、一人で旅行するために、イタリア語を頑張ろうって決めて6ヶ月間学校に通っていました。
そんな思いを胸にいざ上陸!
今回は悩んだ末、パレルモ周辺をウロウロすることにしていたので、ホテルはパレルモで取りました。本当はカターニアとかあっち側も行きたかったのですが、それはまた次回ということで今回の旅は「まずは州都!」。
しかし到着しパレルモ駅を降りてわずか数秒で感じた混沌。
心に抱いた想いは
「フィレンツェに帰りたい…」でした。
これまでいろんな都市へ一人で行ったつもりでしたが、ここまでフィレンツェに帰りたくなったのは初めてでした。まじで空気が違いすぎてびっくりした。あれだ、東京から大阪に来たらこんな感じなんかなってちょっと思った。
ひとまず駅近にホテルを取っていたのでそちらに向かって、無事チェックイン。ホテル内は外国人観光客が家族連れでも泊まってたのでちょっとホッとした。これ日本のビジネスホテルでもあるけど、ちょっと怖い時って家族連れの賑やかさがたまらなくありがたいよね。。。
来てしまったもんは仕方ないので、とりあえず意地でもシチリアを楽しもう!フィレンツェは忘れるんだ!と言い聞かせて早速安全地帯ホテルに入って観光地を探す。
実はわたし、今回の旅【シチリアに来ること】がほぼ目的で、どこに行くか全く決めてなかった。というか行きたかった『エリチェ』という街が日帰りではキツくって来た時点でプランが崩れていた。
これは私の一人旅あるあるなのでまぁいつものことなのです。
とりあえず適当に観光客の多いエリアを探そうと歩き回ってみることに。
人通りの多い路地に入ったらレストランを発見。まだ何も食べてなかったので昼食をと思って入ったら、あらびっくり。高い!!!!!!!!!!
はまった漫画のマフィア名でもある「ボンゴレ」にちなんで「ボンゴレパスタ」を頼みましたが、これと水で24ユーロくらいした…ヒェ…この後二度とシチリア島内でレストランに入ることは無くなりましたとさ
というか私がレストラン選びが壊滅的に下手くそなだけでもある。日本でもイタリアでも下手くそなのでこれはもう仕方ない。
ただ、この後ふらっと立ち寄った教会が最高だった。
圧巻だった。
圧倒的な装飾美。白の彫刻が教会の壁一面に施されていて、斜めから差し込む光が反射して綺麗だった。言葉を失うほどだった。
彫刻もよく見ると聖書の一場面を描いていて、日本人にも馴染みのある有名なものが多くて一つ一つ見応えがありました。
ここの教会、たまたま見つけて立ち寄った場所でしたがパレルモ内でもかなり由緒ある有名な教会だったようで。なんと別の建物でお菓子が買えると聞いて行きました。
クソでかい!!!!!!でも念願のカンノーリをシチリアで食べれて嬉しい!しかし日本で食べれるカンノーリと味一緒!日本すげぇ!ってなりました。美味しかった〜
これ書いてて思ったけど、私シチリア旅行の記事まとめてないよね?笑
まとめるためにね、トップ画像を作ったことまでは覚えているのよ!なのでここではあんまり旅行の詳細書くのはやめておきます…笑 来年2月までには書きたいな…
シチリア旅行記も書け次第メンバーシップで先行公開するので、よければメンバーシップ登録お願いいたします!私がちょこちょこと投稿してる記事を先行で読めます…あと私が喜びます…
→で、書けてます。書きました!宣言通り2月までに!読んでね!
ノープランで上陸したシチリア島ですが、この後フォロワーさんの助言もいただいて実はあちこち旅行しました。とりあえずテキトーに写真と簡単な感想を述べるに留めますね🤐
なので詳細はまたいずれ公開する「シチリア旅行記」をお願いいたします…フォローして待っててもらえたら嬉しいです…
アグリジェント
アグリジェントという、神殿群が残っている場所にもいってきた。パレルモからは島を縦断する形ですが、電車で数時間で行ける距離。
チェファルー
お次はチェファルーという街です。私はこの街が一番好きだったな。観光客も多くて街全体が綺麗なので、割と一人でも安心してフラフラ歩けました。
何より私はこの街のこの景色を見て、イタリアに惚れ込んだ。
パレルモ市内
そしてパレルモ市内観光。ちゃんとホテルで調べましたとも。やはりイタリアの都市観光となれば、まずはドゥオーモ(大聖堂)を探すのが一番手っ取り早いよね!!!!!!!
モンレアーレ
宮殿近くで観光客向けのバスの勧誘があったんやけど、「モンレアーレまで往復10ユーロだよ!!!!」というので「マジで!?」と行ってきた。実はモンレアーレは学校の先生に勧められた街でした。
観光時間が1時間しかなかったので大聖堂には入らず街をぶらぶらしてただけでしたが、楽しかったです。ここで食べたグラニータ(シャーベットドリンクみたいなやつ)がマジでめちゃくちゃ美味しかった。
いずれはシチリア島旅行の記事を個別で書くつもりだからって話は先にしたけど、そのおかげで今どこまで書くべきか悩みながら選別してる…😂どれも綺麗な写真ばっかりだから全部載せてしまいたい…
モンレアーレからパレルモに戻った後は、またパレルモ内をぶらぶらして18時ごろ出発の夜行列車に乗って帰ります。この旅の醍醐味!シチリア島からの夜行列車です!
シチリア島から夜行列車で帰るよ
実はシチリア島に来る前に『シチリア島を行き来できる面白い夜行列車があるよ』と聞いておりまして。今回絶対これに乗って帰ろうと決めて前もって予約しておりました。
イタリア生活最後の贅沢と言っても過言ではない。
ドイツ〜ボローニャ間も夜行列車でしたが、それより30ユーロくらい安いんですよね。しかも今回はなんと…
一人部屋!!!!!!!!!!!!!!
前回は女性専用車で4人相部屋だったのに!!!!!なのに安いの!!!!!!最高にテンション上がった。しかも車内もめっちゃ綺麗で入った瞬間テンション爆上げ。
社内の写真はねぇ勿体ぶって個別の記事で書きたいところではありますが…そうだ、すでにインスタでは夜行について書いてるので良かったらそっちみてください。写真もいっぱい載せてます。⬇️
シチリア島は島ですので、当然本当とは陸続きではない孤島です。では電車がどうやって渡るのか?瀬戸大橋みたいに橋があるのか?
違います。
船に列車を積み込んで渡るんです。
そう、乗客ごとね!!!!!!!!!!!
そして船に乗せられ地中海を渡ってる間は、乗客は列車から降りて甲板に出ることもできるんです。電車の旅も船の旅も楽しめる。一石二鳥ですね!
この夜行列車でローマまで行き、ローマからは普通に電車でフィレンツェに帰宅しました。フィレンツェまで帰ってきた時の実家感半端なかったです。
フィレンツェ最後の夜。
実は私、大変ヤバいスケジュールでシチリア旅行を組んでしまいまして。これも全て航空券の一番安い日を買ってしまったからでありますが。
シチリア島からフィレンツェに帰宅→翌日昼頃にはフィレンツェを出てローマへ前入り→一泊してローマの空港から帰国
ローマを経由してシチリアからフィレンツェに帰ってきたのに、次の日にはまたローマに行くという。電車代が勿体なすぎる気もしますが、仕方ないのです。
私は安い航空券でシチリアに行きたかったし、数日間は滞在したかったし、ど〜しても夜行列車で帰ってきたかったし、ど〜してもローマの空港から帰りたかったし(デカいと聞いていたので)、ど〜してもエミレーツ航空に乗ってみたかったし、ど〜してもこの日が日本行きの一番航空券が安かったんです。(理由をひたすら羅列する)
もっとゆっくりフィレンツェにも滞在して、最後いろんな人と会ってから帰りたかった思いもありますが、まぁちょっと後ろ髪引かれるくらいが次の楽しみさが増すってもんです。
とりあえずもう今日しか最後みんなに会える日がなかったので、一番お世話になった学校の先生とカフェで最後に少しお話しして、友達と夜ご飯食べてバイバイしました。
明日にはもう帰国。
それがちょっぴり嬉しくもあり、ものすごく寂しくもありました。
フィレンツェ最後の晩餐はピザ。実は一番行きたかったレストランはなんと休業日でございまして…こっちにいたしました。
気になる方もいるかもですが、荷物や部屋の片付けはシチリア行く前に終わらしていた優等生なので、この日は帰ったらシチリアに持って行ってた荷物を片付けて帰国の準備して寝るだけでした👏(大家さんにも帰宅が帰国日ギリギリと伝えていて、旅行前にデポジットも返してもらっていた)
今この場でフィレンツェへの熱い思いを語ろうかとも思いましたが、フィレンツェを発つのは翌日なので次の章に回しますね💁♀️
またねフィレンツェ。
Arrivederciフィレンツェ、って書こうとしたけど文字数多いなぁと思って日本語にした。日本語ってつくづく端的にまとめるには便利な言葉だなぁと思うよ…スケジュール帳を一時期イタリア語で書こうとしたけど、書くと絶対マスからはみ出すからやめたもんね…
ついにフィレンツェ最後の日。朝からアパートのお姉さまがGilliでラストカプチーノをご馳走してくれました。
フィレンツェにいる間本当にたくさんのバールに足を運んだけれど、どこも素敵で、日本のカフェとは違うあの街に溶け込んだ空間が心地よくて、バリスタの人たちもみんな素敵だった。
確かに日本のサービスと比べたらそっけないと感じる人は多いのかもしれないけれど、決して「仕事が嫌い」って気持ちは店員さんから感じなかった。
話しかければちゃんと対応してくれるし、面白いと思えば普通に笑う。店員さんありのままな感じ。日本のカフェの店員さんと比較してどっちがいいとか悪いとかは思ったことはなかったな。
まぁ国が違えば文化も違うから、仕事の仕方もそりゃ違うよね。としか思わなかったし私はどっちも好きだった。でもイタリアでたくさんのバリスタを見て、私の中にカフェで働きたいという気持ちは確実に再燃した。
そんな思いを抱きながらアパートに荷物を取りに帰り、タクシーを呼んで駅へ…と思ったらタクシー着いた瞬間まさかの大豪雨。雷なるわ大粒の雨降るわですごかったです。
雨に濡れたタクシーの車窓から慌てて走っていく街の人たちを眺めて、「本当に今日が留学最後の日なんだな」としんみり。タクシーのウンチャンとお話ししてなかったら泣いてたかもしれない。
駅に着いたらさっきカプチーノを奢ってくれたアパートのお姉さんも駆けつけてくれていました。ただここでトラブルが発生…友 達 が 来 な い。
その子はちょっと郊外に住んでいたのですが、大雨の影響でバスに乗り込む人が増えた結果どんどん遅延してしまい…結局電車の時間が来てしまい、その子とは直接会えないままフィレンツェを発ちました。
ローマに無事に到着したら、ちょうど間に合わなかった友達から電話。「また会おうね」と言って電話を切りました。そして一人テルミニ駅前で綺麗な夕陽を眺めながら黄昏…
出国は明日。
なんで前日入りしたかというと、以前帰国した子がフィレンツェ〜ローマ間の大幅な遅延で飛行機出発30分前に到着してギリギリになったという話を聞いていたからです。
そのため念には念をということで、前日のうちにローマに来たのでありました。
ホテルについてとりあえず翌日の空港行きの電車チケットを購入。ホテルは駅目の前だったので財布…というか支払用のカードだけ持って駅に行ったのですが、販売機でチケット買って振り返ったら後ろにジプシーが3人くらい張り付いていてめっちゃびっくりした。。。
明らかに見られてるの分かったので迷いなくサッサと選択して購入したのですが、マジでみなさん気をつけましょうね…チケット購入はネットがおすすめです…(※2023年12月現在、ネットチケットも24時間以内にオンラインチェックインが必須となりました。私の留学中はネットチケットは何もしなくてもよかったんやけどね…不便になった)
イタリアで超便利だったクレジットカードについてはこちらの記事をぜひに。マジで便利すぎて、イタリアから申し込んだよ💁♀️✨(なおPRでもなんでもなく、ただのオススメですのでご安心を)
ローマを観光する気力はなかったので大人しくホテルに戻り、一夜を過ごしました。
アッそういえばローマ旅行記も書いてない!!!!!!!!!
再来伊を胸に、いざ日本へ。
翌日は9時くらいにはホテルを出て空港へ。
ナチュラルに電車ミスったけど、ミスってる人多すぎて罰金取られませんでした。いや変だなって思ったのよ…
空港行きは普通の電車か空港行き特急みたいなやつがあって、私は後者のチケットを11ユーロくらいで買ってたのですが…来た電車が明らかに違う。ネットで事前に見た外観と違う。
不安に思って近くにいた人たちにチケット確認させてもらったらみんな同じチケット持ってる。「ええんかな?」と思いながら(まぁ周りも間違えてるかもってことやろ、赤信号みんなで渡ればなんとやら)乗車。
案の定間違えてて、一番最初にチェックされた人だけ罰金かなんか払わせられていた。かわいそう。
こうして無事空港到着。早く着きすぎたので待機してチェックイン。今はオンラインチェックインがあって楽〜
今回はずっと乗ってみたかったエミレーツ!関空でCAさんたち見かけてからずっと気になってたのよ!みんな良いって言うし。ワックワクです。しかも念願のドバイ経由。これまた行ってみたかったのよ!行きはオランダ経由だったからね。
かなり早くついたので空港内をぶらぶら。
最後のカプチーを飲もう!とウロウロしてたらKIMBOとillyだったかのカフェを発見。悩んだ結果「日本にillyのカフェいっぱいあるしな…」とKIMBOへ。
てか今気づいたけどお兄さんのサロン、ボッテガって買いとる。すげぇ制服もかわいいね。
バーに入ってたお兄さんがどうやら新人だったようで、あまりに注文が殺到してパニックになってた。そしたら後ろからふくよかなおじさまが出てきて、「代わるよ」とエスプレッソを淹れ始める。
レジに移動したお兄さんを宥める別の上司らしき人。「できなくても仕方ないよ大丈夫だよ!」と励ましていて、お兄さんがちょっと泣きそうになってたのがすっごい印象的だった。どこの国もなんか同じだなぁって感じた(感想薄い)
個人的に「illyは北イタリア、KIMBOは南」ってイメージがあるから「KIMBOは苦そう」って思ってたんやけど全然そんなことなかった。結局抽出の問題なのかな?思えばローマで飲んだカプチーノはどれも苦くないし、美味しかった。
一休みしたらいよいよ搭乗口へ。
いよいよ出国の時。
ひとまず両親に「今からイタリア発つよ」と連絡を入れて、いざ行かんドバイ。フライトは6時間くらいやったかな。
ちなみに私は絶対窓際派です。なぜなら外の景色を見たいから。
出発のアナウンスがかかった瞬間、真ん中の座席が空席だと判明。通路側のおっちゃんと「いない!?ヤッタァ!」とハイタッチ。めっちゃ気さくなおっちゃんで、この後ドバイで乗り換えて一時帰国するんだと。イタリアで出稼ぎに来られているようでした。
英語で話しかけられたんだけど私英語できないって言ったら、イタリア語でもいいよ〜と。「どうやって言語習得したの?」と聞いたら、「働きながら覚えた」と。すごい、と心からそう思った。
これはちょっと恥ずかしい話ですが。
私の矮小な世界では「アフリカは各家庭の財政が厳しく、故にイタリアに出稼ぎに来てる人ばかりだ」と思ってた。私がイタリア留学中唯一差別用語をかけられた場所がそういう人が集まっている市場だったこともあって、教育を受けていない人たちが多いんだと思っていた。
多種多様な言語を話せるから頭がいいとか賢いとは思わない。ただ、私にこのおじさんと同じように《働きながら言語を覚える》なんて負荷の多いことができる気力があるだろうか?
私が留学中にイタリア語を多少話せるようになったのは「丁寧に教われる場所」を得られたから。でも働きながらじゃそうはいかない場面も多いと思う。このおじさんがどういう経緯でイタリアで働いているのかは聞けなかったけれど、《アフリカ大陸から出稼ぎに来ている人》と一括りにして、どこか嫌な視点を持っていた自分がいたことに気付いた瞬間でした。
寝たりなんやかんやしてたらドバイに到着。うーん明るい!!!!!!キラッキラですね。まぁ東京大阪とそう変わらない気もするけれど…
ドバイ空港には深夜に到着、出発の予定でしたが開いているお店が多くて助かりました…カフェに入って一休み。なんか可愛いシールも売ってたので購入。いやぁ今の時代現地通貨持ってなくても買える方法があって便利。
10ディルハムとかそんなんだった気がする。ドリンクもまぁ空港価格って感じでした。
なんと帰りの飛行機も真ん中空席!!!!!!ヤッタァァァ!!!!!この喜びを隣の人と共有しなければ!と話しかけたら普通に日本人だった。「あ、そうっすね」で会話が終わってしまって、おじさんの顔がよぎった。会話が…足りないッ…!
やっぱり空から見てもイタリアと日本の違いを感じる。緑の濃さも違う気がする。あとなんか市街地の建物は日本の方が低く感じる。(ビルは置いておいて)
そういえばドバイから日本までの間には、日本人の添乗員さんがいらっしゃいました。隣の方がちょっとトラブってた時もサッときて通訳、対応していらっしゃって頼もしい限りですよね…
なお配膳は違う人だったので普通に英語注文でした。
そして無事に関空へ帰国!!!!!
母が空港まで車でお迎えに来てくれたので帰りは楽々でした。
イタリアに行ったその日からずっと、「イタリアから帰ってきたらこの日本の景色がどう見えるんだろう」と考えていた。でも実際帰ってきてみて、《特に何も感じない》が正解でした。
私は半年っていう短い期間だったし、日本人がゼロの環境ではなかったことも大きいとは思いますが。でもやっぱりそりゃ27年過ごした日本と半年いたイタリアだったら、こっちに親しみと慣れを覚えているわけで…。まぁ当たり前の感想だなと。
標識が日本語なことも、店員さんが日本語で話しかけてくることも、家族がそばにいることも特段違和感も感じずサラリと日本に戻ってきました。
一番違和感を感じたのはあれです、「そこらへんにいる人に好き勝手話しかけちゃいけない」ってことですね。帰国した翌日に大阪市内に遊びに出たのですが、行列に並んでる時人に話しかけようとして「アッ変な人って思われるかな…」と辞めた。イタリアにいた時バールに一人で行くことが多かったのですが、ほぼ毎回誰かと話していたので、誰とも話さない入店に違和感がマックスでした。私の口が寂しがっている🗣️
ただいま日本、ただいま大阪。
帰国翌日に美容室の予約を入れていたので、朝起床して市内へぶらぶら。実は時差ボケを人生で一度も感じたことがない。元気。
でも若干イタリア時間に引っ張られてるのか、寝つきは悪くなった気がする。(イタリアにいた時は毎日1万歩くらい歩いてたので、単に運動不足に陥っただけかもしれない。)
なんか飯テロになりましたが、ここからは少し、ゲホンゲホン、真面目にお話をば。。。
今回イタリアへの留学は、本当に思いつきでした。
留学には中学生の頃から興味があって、その時はただ「海の向こうに住んでみたい、日本しか知らずに生きるのは嫌だ」という好奇心のような、使命感のような気持ちから湧いてきたものでした。
今でも忘れない歌があります。
小学生の時に見た映画「こぎつねヘレンの物語」。
耳が聞こえず、目が見えないこぎつねが北海道のある家族に拾われる。ヘレンと名付けられた狐とのふれあいを通して、すれ違っていた家族が再び心を通わせていく、そんな優しい物語。
その映画の主題歌だったのが、レミオロメンの《太陽の下》という曲です。映画では度々北海道の雄大な自然、とりわけ記憶に焼きついているのは広大なひまわり畑なのですが。
太陽の下に生きる私たちと、太陽の花と謳われるひまわりよりも小さい狐の物語をより輝かせてくれるそんな曲。その曲のある一節が、小学生の私の胸を打ちました。
そうか、日本を囲う海の向こうにも必ず陸はあって、全然違う文化の人が暮らしているんだな。幼心でもそう思いを馳せたのを今でも鮮明に覚えています。
私にとって海を渡ることは、なんか今流行りの「異世界転生」とか、「ファンタジー作品のダンジョン巡り」みたいな感覚に近い気がします。
言葉も文化もルールも違う場所、大変なのは目に見えてるけどワクワクだけで突き進んでいく感じ。「危険なのは分かってるけど、その先に何があるか見たくない!?」みたいな。
そんな思いを燻って26歳になったある日、本当ある日、なんでもないある日に唐突に思い立ちました。「今だ!!!!!!!」と。
次の瞬間には留学について検索し、めぼしいところの資料を取り寄せ、次の日にはスカイプで面談して…あれよあれよと留学を決めました。この間おおよそ半年。
物事はタイミングだと言いますが、私にとってこれがまさにそうだったんだと思います。この先の人生で、大きめの決断を…それも20年ほど胸に抱き続けてきた願いをあんなにアッサリ進めてしまうなんて。
でもあの瞬間に思い立ち、あの瞬間に申し込み、あの時間に行ったからこそ得られた出会いもたくさんあります。イタリアで知り合った人たちとは今でも連絡を取ったり、日本であったりしています。学生を終えてから変化のなかった人間関係に、望んでいた以上の革命が起きた感じ。
新しい風が私の人生に吹き始め、それは日本に帰国した今も変わらず私に新鮮さを与え続けてくれています。
今は日本に帰国していて、生まれ育った大阪で変わらず漫画を制作する日々です。帰国してから仕事ももらえることに有り難さを感じながら、そして半年間のイタリアの日々に思いを馳せながら生活しています。
変わったことといえば、連載を機に辞めたバリスタの仕事をもう一度やりたいと思うようになったことでしょうか。
もともとバリスタの仕事は好きでしたし、ここで「バリスタ」と名乗ることがちょっと恥ずかしいぐらい「ただのパートタイマー」で終わってしまったことが勿体なく感じていました。(便宜上、バリスタと言ってますが…実際は特に資格やコンテスト出場経験があるわけではないです)
イタリアで本場のバールに触れて、やっぱりちゃんと資格を取って胸を張って「バリスタです!」って言えるようになりたいと思いまた働かせていただくことになりました。漫画の仕事もあるので、たくさんは入れませんが。
次なる目標は、バリスタの資格を取得すること、そしてCILS B2…いずれはC1まで取ることです。そして堂々と「イタリア大好き漫画家、兼バリスタです!」と言いたい。
そして後々はルッカコミックスなどで招待作家として呼ばれて、イタリア語でトークショーとか講演とかしたいです。
フィレンツェにももちろんまた行きたい。
実は帰国してすぐ「大学留学アリかな…」と思っていたのですが、やはり今は改めて「漫画家」という仕事を頑張りたい気持ちがつよく、留学で経験したことを描きたい思いがあったので2度目の留学は一先ず置いておくことにしました。(お金の問題もある)
そんなこんなで私の留学は過去となり思い出となりましたが、それは箱にしまって大切に保管している…というよりは、今の私の血肉となって新しい第二の(笑)私の一部となってこれからもずっと影響を与え続けてくれるものだと思いっています。
人生の若いうちに、このような体験をできたことがとても嬉しくまた達成した自分が誇らしい気持ちです。
どうか私の留学体験が、誰かのあと一歩を応援するものとなればこの上ない喜びです。
では最後に、私が大好きなイタリアの言葉で終わりましょう!
Andrà tutto bene!
全てはきっとうまくいく!
ここまで読んでくださってありがとうございました🙇
いくに
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あすかいくに
漫画家・イラストレーター
バチカン市国を舞台とした大正純情イタリア紀行物語
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日本生まれのイタリア大好き漫画家です。好きすぎて留学してました。漫画をきっかけにイタリアに興味をもち、5年以上とあるカフェでバリスタとして勤務していました。