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インド day4 バナラシへ

0545
起床。なんで毎回こんな早起きしなくちゃあかんのか。身から出た錆とはいえ自分が憎い。
30分で準備を整えチェックアウト。
その辺を彷徨いていたリキシャを捕まえアウランガーバード空港へ。8時に飛行機が離陸するのであまり悠長なことはしていられない。リキシャ遅いし。 

アウランガーバード空港

定刻をちょい遅れた2日ぶりのスパイスジェットは10時過ぎアウランガーバードを離陸し、ニューデリー空港に到着。空気がかなり霞んで見えガスってるなぁと思ったが、これ実は全部光化学スモッグである。ガチのガスでどうする。

ぜーんぶスモッグ 

初日で買えなかったSIMカードを今度こそ購入。カウンターにはいろいろプランとかオプションとか書いてあったが店員はガン無視。奴等の一存で全て決まるというのはホンマらしい。
そしてポイッと渡されるSIMカード。

あのー、アクティベートは、、、

アクティベート、オートマティカリー

ほんまかよ。ぜーーーーったいめんどいことなるフラグがプンプンしてやがる。
とはいえ店員はオートマティカリーノープロブレムしか喋らないマシーンとなったので、半信半疑なりつつも撤退。

次の便もスパイスジェット。なので荷物とらずにトランスファーだけでいけるかと思ったが、ターミナルが違うらしくダメらしい。実際にニューデリーのターミナル1はかなり離れていた。

ニューデリー空港ターミナル1

13時前に離陸したまたまたスパイスジェットは一時間半ほどで今度はバラナシ空港へ。アウランガーバードより人口は少ないが空港はデカイ。流石はヒンドゥー最大の宗教都市だ。空港の外には子鹿を狙うハイエナのごとくリキシャやタクのドライバーが待ち構えているが、おあいにく様、僕は既にカウンターで市街地へのタクシーを召還している。空港タク値段交渉しなくて楽やなぁ、、、と思いきや駐車場代払わされた。流石はインド。

バラナシ行きプロペラ機


道中はとんでもない交通量であり、旧市街への20キロ弱を抜けるのに90分もかかっている。これ歩いた方が早くね??

そのせいで宿に到着した頃にはもう薄暗くなっており、ガンジスサンセットとは夢のまた夢である。まぁ立ち込めるスモッグのせいで見えなかったとは思うけど。

宿では他の宿泊客から、別の場所でカウントダウンイベントやるよとのことだったので後で合流させてもらうことに。

バラナシ旧市街
普通に牛が歩いている

ガンジス川沿いで行われるプージャと呼ばれるヒンドゥーの儀式を観賞しに、宿から徒歩3分のダシャーシュワメードガートへ。ヒンドゥーの法衣を着た漢たちが火の付いた容器や扇を音楽に合わせてブンブン振り回している。さぞ混みあっていると思いきや、18時のスタート時間ピッタしに行っても普通に見れた。

プージャ
プージャで使われたヒンドゥーの祭具

プージャ後は旧市街散策となるが予想通り、というか予想以上の汚い。そこら中にウンコ(しかも半液体状)が落ちてる。もちろん人間も立ちションしまくっており恐るべき衛生観念だ。そんな中見つけた旅行会社で明日の鉄道券を手配してもらうついでに、どうもアクティベートしていないSIMカードも開通してもらう。スタッフ曰く君のSIMカードそもそもネット対応なってなかったで、とのこと。何がオートマティカリーノープロブレムやねん。

夜の旧市街  


2230
宿から徒歩3分ほどの場所で行われるカウントダウンイベントに参加。アルコール飲んで踊って馬鹿騒ぎするかと思えば民族音楽や舞踊を見る非常に偏差値の高い空間だった。
日付変更に合わせてベランダに出る。

廻る廻る


2400
ハッピーニューイヤー!! 


バラナシの至る所で歓声が上がり、爆竹が鳴り、花火が上がっている。とはいえそこはインド、フライングしてる箇所も結構あったが。
こちらも一緒にいた人々とハッピーニューイヤーを交わす。宿のオーナーがドヤ顔で「俺についてこい!」と屋上にみんなを呼び、その場で遅ればながら爆竹を点火。

ババババババババンという爆音にテンションが上がるが、距離が近すぎたせいか破片が髪を掠めて結構危ない。

爆竹ぶっぱや!


一通り花火も終わって宿に戻る。道中すれ違う人皆が笑顔で新年を祝っており、本当に平和な空間。 
明らかに詐欺してくる奴もハッピーニューイヤー言うだけで笑顔で退散してくれる

今日この日ばかりはどんな言葉よりも人に響くのだろう。

ハッピーニューイヤー!!

このあと奥の彼らと路上で踊った
そんな彼らと

#バラナシ #インド #ガンジス #海外旅行 #バックパッカー #一人旅 #大晦日 #写真


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