インド day1 国外逃亡
年末年始9連休スタート。仕事納めでは酒を飲まされ意識飛びかけた僕だが、なんとか4時半に起床。寝てる暇はないのだ。
冷気に冷やされた身体にアッツアツのシャワーをぶっかけ覚醒。一気にバックパッカーモードにチェンジ。
今回の行き先はインド。実はまだ行けてなかったのだ。ここで意識高い系の御人なら「私はなぜインドに行くことに決めたのか?」とかを自分語りと共に長々と書き連ねるだろうが僕の理由はただ1つ。
ガンジスでガンジツ!!!
0700
成田空港ターミナル2に到着。早朝なので誰もいないと思いきや、ターミナル内は無数の人でごった返している。オシャレな服を着た若者や、重そうなキャリケースを引っ張る老夫婦、まだ眠そうな子供の手を引っ張る家族連れ、、、そんな社会階級の縮図のような空間に紛れ込むファッションセンスゼロの僕。とても心が悲しい。
遅々として進まない列を越え、ようやく制限区域内に到達。ハラペコなので朝食探しに三千里。
案内板にはCAFE の表記しかないが、成田のCAFE はCAFE じゃないことを思い出す。案の定向かった先の自称カフェのメニュー表はこんな感じ。
焼魚定食、牛丼、ラーメン、カレーetc...
とりあえず焼魚定食を注文。1100円のくせにボリュームは少なく味も微妙。
牛丼チェーンの朝定食の方がマシだし、そもそもカフェで焼魚定食とか渋谷のギャルが聞いたら暴動を起こすだろう。
午前9時、キャセイパシフィック便が離陸。この香港の航空会社はサービスが良いとやらで、何かのランキングに載ってたが、今回のCAさんはカリカリしがち。そりゃ年末年始の行楽シーズン、それも朝っぱらからバカンス客に接待労働とかヨーダでもダークサイドにも堕ちますわ。ただし機内食は相変わらず美味しかった。機内ではハリウッド版ゴジラを視聴。キングギドラがイケメンだった。
13時、香港国際空港到着。
トランジットは4時間しかないのでここは外に出ず、トランスファーエリアへ移動。
昼飯を食すべく、ぶらぶら建物内を歩いているとバリバリの日本語が。
「旭川ラーメン」
んんん???
ピンポイントすぎでは?
ラフレシアに引き寄せられるハエのごとく、気付けば注文を完了していた僕。
(旭川ラーメンといいながら豚骨も塩も味噌もあった。)
113hkドルとその高価格に発狂しそうになるが、ドリンクも付くらしいので我慢。
ここで香港人はラーメンにドリンクなにを合わせてくるか、という点が気になるがそこは同じ極東文化圏やしお茶に違いない。
まさかのコーラ。
ラーメンにコーラが合うわけがないやろ!!!
トランジット待機は終了し、新たなキャセイパシフィックは一路進路を西にとる。機内ではまた映画鑑賞会。日本便とはラインナップが違ってるようで、こちらは搭載されている邦画のチョイスが謎の極み。ここで地雷映画もなんなので大人しくスターウォーズを視聴。相変わらずエピソード8はゴミである。
ライアン・ジョンソン監督にブーブー言うてる途中でバングラデシュ上空を通過する。眼下の街は光輝いてはいるがそこは途上国、東京や香港とは違い光自体が弱々しい。ホタルイカと言われても通じるかも。
2100
ニューデリー空港に到着。予定より30分以上早い到着らしく、到着のアナウンスを行う機長の声はどこかドヤドヤしていた。
人口大国インドの玄関口、さぞ人が多いかと思いきや閑散としている。成田とはえらい違いだし、同じ時間帯だったとしても羽田の方が混んでるだろう。同じベンガルエリアとあって、バングラデシュ並みのハイパー汚い空港を想像していたが比較的綺麗。やっぱゴキがターミナルを走り回るあの国はおかしいんやなって。
インド入国にはビザが必要だが、特に日本で手続きしてないので、アライビルビザを貰うためにビザカウンターへ。電子ビザや特定ビザや永住ビザなど様々な種類のビザカウンターがありややこしいが、とりあえず一番右奥のがアライビルビザ。
手続きとしては
用紙記入し、入国カードと提出(ビザ用紙は入国カードとは別物なので注意)
↓
その場でビザ発給承諾書が渡される
↓
それもって左隣のカウンターに移動しビザ代金を払う(クレカ可能)
↓
レシート貰って再度カウンターに並ぶ
↓
ビザスタンプ押印!完了!
ここで他のアジア組とまとめて結構手間取ってしまい時間ロス。荷物回収し外に出るともう22時だ。
さて、宿のアテ、なし!!!
まぁ空港のWi-Fi繋いで探すし大丈夫やろ!
え、sms認証式?それ非対応なんですが。
まぁSIMカード買ってネット接続すればなんとかなるやろ。
え、今日営業終了??しかも明日日曜だから20時開店???
初手から牙を剥いてくるインディア。恐ろしい国である。ともかく夜にデリー市内をほっつき歩くのは自殺行為らしいのでここからどうして困ったものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?