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潮風に吹かれて イタリア・手打ちパスタのジェノベーゼ和え

トロフィエ・コル・ペスト・ジェノベーゼ"Trofie col pesto genovese"

台風大接近の最中(※少し前のお話です)、今年のバジルはとても元気に育ち、元気過ぎてプランターから溢れそうになっていた。
私の家は西に5km、南に10kmも行けば海と言う立地で普段は殆ど海感を感じられないのだが台風などの時は潮風が流れて来るらしく、ベランダのハーブ達は慣れない潮風にやられてしまう。

避難の意味も込めて、雨の中バジルを大量に刈り込み、ペスト・ジェノベーゼを作る。

パスタにはもちろん、小分けして冷凍しておけば、然るべき時にお肉料理やお魚料理の隅っこにお洒落に添えて、ワタクシガンバリマシタ感を出すのに便利だ。

台風で、どうしようもなく暇なのでパスタも手打ちした。
ジェノベーゼには、同じジェノバ発祥のトロフィエがよく似合う。

このパスタ、作っていると幼い頃にティッシュとかで作っていた"こより"を思い出す。それを若い友人に話したら、"こより"って何?何に使うの?と聞かれてしまった。

何に使う?
…鼻をくすぐる。

それ以外は何に使ってたのか定かでは無いが、手持ち無沙汰だと作っていた記憶がある。
確かに知らなくても困らなそうだ。

話を戻して、この日の夕食は出来たてジェノベーゼ。手打ちパスタと和えて、白ワインなんかも飲んじゃって気分はジェノバ!

青いお空に青い海、爽やかな潮風を感じたい。

って、お外は嵐…
灰色のお空に窓を叩く風。
違う潮風が漂っていた夏の夕暮れ。

ペスト・ジェノベーゼの材料
(私はこの2〜3倍)

バジル 大きく育った5枝分くらい
にんにく 1片
ローストした松の実 大匙1
オリーブ油 50ccくらい(ミキサーが回れば◯)
塩 適宜

※チーズを入れると冷凍に向かないので、食べる時に適宜入れています。

ペスト・ジェノベーゼの作り方

ミキサーにかけて滑らかなペーストにする。

トロフィエの材料

フランスパン用粉 又は 中力粉 100g
熱湯 50cc

トロフィエの作り方

粉を山にしてくぼみを作り、熱湯を注ぐ。

フォークで混ぜて、粉気が無くなったら纏めて捏ねる。

暫く寝かせて、小さく切り分け手の平と指を駆使して捻り"こより"を作る。

鼻をくすぐれそうなサイズ感

ジェノバの駅の風景

都会!
10年以上前だけど、マンション多い。
制服姿ってカッコいい。

鉄オタと言う程でも無いけど、駅の風景が好き。

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