《#わたしの本棚》いま読みたい本の順番に並べる。常に更新することが大事。
本棚の並べ方。noteのお題である「#わたしの本棚」という文字を見たときにまずこのことを思った。
本棚の並べ方には色々なパターンがある。
本屋へ行くと、出版社別やジャンル別、作者別(五十音順)など。どの並べ方も一長一短で、本の探し方によってメリット・デメリットが変わる。
作者で探したいときにはジャンル別や出版社別だと困るし、ジャンル別だと同じ作者の本を探しにくい。
じゃあ家の本棚はどうするか?
漫画しか読んでいないときは単純だった。買っている漫画は10作品程で、左から好きな順に並べているだけだった。それは今でも変わらない。
漫画しか読めなかった私だが、奇跡的に昨年から小説やビジネス書などを読み始めた。
すると本棚の並べ方をどうするか問題にぶち当たった。
最初に思いついたのは本屋さんでよく見かける出版社別の並べ方だ。出版社ごとにまとめて並べる。文庫本の場合は背表紙に「作者番号」と「何番目の作品か」が書かれているのでその順番に並べる。機械的に並び方は決まる。
一時この並べ方で試していたのだが、問題が発生した。
「読んだ本」と読んでいない本、所謂「積読本」の区別がつかなくなる。いや正確に言うと「積読本」の見分けがつくのだが、本棚から見つけにくくなる。
特に「読んだ本」の間にある本は、本棚を眺めていると目に入ってこなくなる。「あれ?そういえば、あの本はどこにあるんだっけ?」と思い探してみると、しっかり本棚に並べられてある。
読みたいと思っていた本がどれだかわからくなってしまう。
そして理由はわからないのだが、困ったことに綺麗に並べられていると手に取る気持ちが少し削がれてしまう。並べられたものを崩したくないのか完成したものを不完全な状態にしたくないのか、とにかく手に取る気持ちが削がれてしまう。
その結果。「積読本」が量産される。
そこで「積読本」を減らす為に考えた並べ方がこちら。
チェックポイントは3つ。
「読んだ本」と「積読本」を分ける
左から「ワクワクする順」に並べる
常に並べ替えをする
まず「読んだ本」と「積読本」を分けるのが重要。読んだ本の段は「もう一度読みたいな~」「そういえばこの本読んだな~」という気分で眺められるし、積読本の棚は「何を読もう」という気分で眺められる。
そして、左から「ワクワクする順」に並べるのも重要。最初は綺麗に並んでいない雑多な感じに抵抗はあったが、並べてみると段々抵抗が無くなっていった。それよりも左から眺めると「ワクワク度」が増していくのが嬉しい。
そして、「常に並び替えをする」のも重要。ちょっと前まではワクワクしていたのに、それよりもワクワクする本が増えたら問答無用で並び替える。
そうすると常に次に読みたい本が「積読本」の棚の先頭に来るようになる。
この並べ方の面白い所は「いま自分の興味を持っていること」が明確になることだ。読みたい本の先頭に「小説」が固まっている時期もあれば、「ビジネス書」が固まっている時期もある。科学の本や哲学の本が先頭に来ることもあり、その時の状況により先頭がどんどん入れ替わる。
パッと気づいて見た時には「あ、いま自分はこの本に興味を持っているんだ」と自己分析にも繋がる。
この並べ方にして本棚を見るのが、本を読むのがさらに楽しくなった。
積読本に悩まされている方。良かったら試してみてください。
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