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[台湾]愛おしい高雄の絶景。カメラ越しに自分のいる場所と向き合う。

高雄で斜めがけの相棒と過ごす日々について。

半年が経った。今も日常の景色に飽きることなく、斜めがけしたカメラと共に高雄を眺めている。この街の素敵な景色をどこかの誰かに知って欲しい。

旗津から望む壽山
三鳳宮の提灯達
駁二藝術特區と高雄85ビル

「なぜ高雄にしたの?」とよく聞かれるけど、ずっと上手く説明できない。旅行した時、なんか好きくらいの自然な感覚があって、なぜかこの街で生活する自分が想像できてしまった。

佛光山佛陀紀念館で拝む大仏
柴山で見た陽が照らす海

写真を撮ることで少しずつわかってきた。

ここには眩しすぎる日差しと、夕焼けが染める空のグラデーションと、穏やかな港の波音がある。

夕暮れ時に人が集まる旗後砲台
香蕉埠頭に浮かぶ船

緑が生い茂る公園での憩いも、木の葉の間から漏れる玉ボケ模様の影も。森の中に佇む図書館やひっそり隠れたカフェも生活のすぐそばにある。

お気に入りの李科永紀念圖書館
曲線を描く果貿社區

島にもすぐ渡れるし、アートにも触れれるし、日が暮れると屋台が揃って並び出す。程よく都会であるし、ローカルでもあり活気がある。足並みを揃え過ぎず、完璧じゃないし完璧を求められてもいない。自分にとって心地よいと感じる空間にそっと包まれている。

世界で二番目に美しい駅、美麗島
鹽埕の街歩き
住宅街に隠れる高雄市修斉殿都察院

心がキュッと動かされるたびにシャッターをきる。今まで撮った写真を見返して、こんなにも心を動かされている街、高雄の良さを改めて知る。

目立つ正忠排骨飯の看板
佛光山にて

そういえば台湾でのワーキングホリデーも折り返し地点を過ぎてしまい、パスポートには滞在期限の日付スタンプをしっかり押されてしまった。

カウントダウンが始まりさらに台湾、特に高雄という街に愛着が湧いてきて、この景色を一生忘れないためにどうしたらいいかと考えたりしてしまう。答えは多分、写真を撮ることだと思うけど。

住宅街にあった小屋

この日常の記憶がいつか思い出になり、忘れてしまう日が来るのではと考えると切ない。そして、そう思える日々を生きていることって結構凄いことだと思ったりする。

写真の数は心が動かされた回数。こんなにも台湾の光景に心を動かされている。写真を撮ることで自分のいる場所と向き合っている。

夕陽が落ちた静かな西子灣
夕陽を見るために人が集まる土地はきっと優しい人が多い

◾️旅の記録写真、前撮り撮影  友人・恋人・家族撮影、日常撮影、他。

台湾でウェディングフォトを撮りたい、友達や家族と台湾旅行の思い出を残したい、勇気を振り絞った一人旅の記録がほしい、留学中にできた友達と記念写真を撮りたい、などなど縁がありましたら。


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