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台湾のウユニ塩湖、高美湿地で絶景をみた。

最近、台湾北部に行く用事があったのでついでに台中の高美濕地に寄り道してきた。寄り道といっても往復4時間ほどかかるので観光客にはあまりおすすめできない。

高美濕地
台湾の台中エリアにある広大な湿地帯。かつては海水浴場だったが、戦後に台中港北岸で砂堤防が築かれて以降に砂礫が堆積し、現在の湿地帯となった。一帯は高美野生動物保護区として生態系が保護されている。「台湾のウユニ塩湖」とも称されている。

高鐵台中站から153/155番バスで一旦台中市内へ。「秋紅谷」で309番バスに乗り換えて「18號風車」まで約50分ほど。(台鐵の場合は臺中火車站から309番バスが出てるので乗り換えの必要はない。)

バスを降りて橋を渡った先にYouBikeステーションがあるので借りて高美濕地の入口まで行く。なお、高美濕地入口付近にもYouBikeステーションがあるので料金が加算される心配は無用。30分以内は無料なので借りるのがベター。(歩くと25分ほどかかる)

この日の日没時間は18時18分。
満潮時刻はAM1:44、PM13:27、干潮時刻はAM7:40、PM20:03だったので幸運にもサンセットタイムは公園が開放されていた。

高美濕地は満潮時刻の前後約2時間は門が閉まり湿地内に立ち入ることができないので予め確認しておく必要がある。

夕陽と風車の鏡張り

桟橋から眺めるだけでは物足りず、サンダルと靴下を桟橋に脱ぎ捨て、ズボンを捲り上げて、湿地の中にチャポンと入り込んでいく。

湿地というより浅瀬の砂浜

柔らかい風のある日。湿地に流れ込む海水が描き出す優しい波、そしてそれに映るオレンジの光がとても美しい。目線を上げると、絵の具で描いたかのような空のグラデーション。

自然の色の美しさに驚く

バスの終電が18:30過ぎだったので夕陽が隠れる前にバス停に急ぐ。小さなバス停は、各国の観光客の交流の場となっていた。「綺麗だったね」なんて言葉を交わしながら待つ。

バスの待ち時間にて

見たい景色のために時間をかけて足を運んで、その場に出会した人となんとなく感想を分かち合う。これまた旅の醍醐味だな、と言葉が通じないながらも感じた台中での寄り道時間だった。

バスの車窓から。渡り鳥の挨拶。

アクセス方法
・臺中火車站/台中市内から309番バスで50分
・清水駅まで移動しバスもしくはチャリで30分
・ツアーやタクシーを利用する手段もある
注意点
・潮の満ち引き時間により開門時間が異なる
・駐車場併設のトイレが利用できるが管理料50元(ティッシュ持参)
・バスの終電時間は季節により異なるので要注意

光の道

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