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ノースリーブを着れるようになった私。


デンマークで性の多様性を実感して。日本帰国後に、逆カルチャーショックをうけた私が。今まで無意識に浴びてきた沢山のジェンダーバイアスをぶち壊して、自分らしく生きていくお話です。

今回はノースリーブを堂々と着れるようになったお話。



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まだ5月だというのに、もう30度を記録してしまって、外を散歩するのにも暑すぎる。そろそろ夏服を用意しなあかんなぁなどと思っていると、棚から、まだ一度も着ていないノースリーブの服が出てきました。

せっかく購入したのに、なぜ一度も着ていなかったかというと、今まで、腕を出すことは抵抗があり、その服を着ることを躊躇っていたからです。

ノースリーブも抵抗なく着れる人には、この気持ちが分からないかもしれないのですが。私にとって!ノースリーブの服は!!本当に!ハードルが高かったのです!!!!!


何故かというと。

•ムダ毛が一本でも生えていたらそれがバレる
•二の腕が痩せてないといけない
•ほどよく胸があると綺麗だけどありすぎても目立つし、無いのはバレる
•総じて他人からの視線が気になる!!

などの懸念材料が沢山で、ノースリーブを着ることに対抗がありました。

ただ、ここで一度考えてみると
それってもうジェンダーバイアスにガチガチに固められてますよね。っていうか誰基準に考えているんでしょうか。全て他人からの視線を気にしていることに気づきました。


•女性は脱毛すべきやし、一本でも毛が生えてるとヤバい。
•痩せていないといけない。
•性的な視線がいろんなところに。

こういうのって本当、何なんでしょうね。

自分の身に染みつく価値観は、誰かから自分の身体がジャッジされることが前提としてあること、そして社会のジェンダーバイアスにぐるぐる巻きにされていることに気づき、、いや。私の身体は私ものやし、ただそれだけ!自分の着たいもの着るぞ!!


って思い、そのノースリーブの服を着て出かけることにしました。出かけると言っても、外出自粛なので、近所を散歩するだけだけど!


誰からの評価にもよらず、私が着たいものを着ること。誰にも私の身体を評価させないぞ!って思って、実際にこのノースリーブを着てチャリを漕いだら、その自分基準で何かをする感覚が愛おしく、また、今まで気にしたものって何だったんだろう、とスッと心が軽くなった😂私がレベルアップした音が聞こえた🌻☀️

















というお話。



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