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呼ばれるようにお参りした 越後国一宮・彌彦神社【鈍行みちのく旅6日目-1】

前日は弘前から一気に南下してきました。
途中、秋田や鶴岡(山形)で城下町巡りをしつつ、無事新潟まで到着しました。

前日の様子はコチラ


9時 新潟から長岡に向かうはずが…

今はなき 離れた場所にある新潟駅9番ホーム

この日は関東に戻る予定の日。
前日の疲れもあって、新潟はゆっくりめの出発です。

新潟から普通列車で関東に戻ろうとすると、長岡(新潟)から高崎(群馬)へと抜ける上越線を使うのがよくあるルートです。
ただこのルートは、途中の越後湯沢から高崎方面へ抜ける列車の本数は、1日10本もないため、計画的な移動が必要になります。

当初は、午前中に新潟県を出るつもりで、長岡行の列車に乗っていました。

しかし、ふと思い立って、新潟のある場所に行きたくなったのです。
そこは新潟でも、私のお気に入りの場所です。


10時半 弥彦駅(新潟) 到着

途中、東三条駅で乗換してやってきたのが弥彦(やひこ)駅。
神社を模した作りの駅舎が特徴的で、大正時代に建てられたものです。

ここは越後国一宮・彌彦神社の最寄駅。
駅から弥彦神社まで歩いて15分ほどかかります。
この日はお参りに来る人も多く、弥彦に向かう列車も混雑していました。


越後国一宮・彌彦神社

越後国(現・新潟県)の一宮・彌彦神社

以前にもお参りしていて、お気に入りの場所でした。
境内が澄んだ雰囲気で、お参りすると心地よく、そして、何故だかは知りませんが、何か「合っている」感じがするのです。

宇都宮の二荒山神社で、みちのくの旅の無事を祈ってから数日。
みちのくの旅もほぼ無事に終わり、その感謝の意も込めて彌彦神社にやってきました。


彌彦神社のご祭神は、「天香山命」 (あまのかごやまのみこと)。
他の地域ではなかなか聞かない神様です。

ご由緒を読む限りでは、越後に農業漁業を始め、色々な技術をもたらしたということで祭られています。

日本海側の一宮のご由緒でよくある話で、例えば、能登の氣多大社 も同様の話があります。
また、山形の羽黒山にも、聖徳太子の親類にあたる、蜂子皇子によって文物をもたらされたという話が残っているのです。

こんな話を聞いていると、千数百年前には、既に日本海を人が行き来していた様子が伺えるのです。

弥彦山 (2016年5月撮影)

この時は弥彦に寄る時間が限られていたのもあり、彌彦神社のご神体にあたる弥彦山までは行きませんでした。

彌彦神社の裏側から、山頂に登るロープウェーがあります。
山上から眺める日本海と佐渡を見るのは格別です。
時間があれば、彌彦神社に参拝後に、弥彦山頂まで行くのをおすすめします。
彌彦神社の裏から出ているロープウェーを使えば、楽に山頂まで行けますから。


導かれるようにしてやってきた彌彦神社
何度来てもいい場所だと思いました。ここに来ると心が整う感じがして、やはりいいのです。
また、弥彦にはやってくることになるでしょう。

12時少し前、弥彦駅を出発。これから関東へと向かいます。


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