見出し画像

秋田から庄内(山形)へ…思わぬ途中下車の旅【鈍行みちのく旅5日目-2】

この日は、弘前(青森)から日本海側を南下し、新潟を目指します。
その道中、乗り換えの秋田駅周辺で休憩することに。
久保田城を巡るとともに、秋田の有名な駅弁もいただきました。

その様子はコチラ…

12:08 秋田駅発

秋田から日本海側を進むとなると、次の目的地は酒田(山形)になります。

内陸に進んで、大曲・本庄・山形…と奥羽本線沿いを進む方法もありますが、今回は日本海を見たいので、このまま南下します。

この列車を逃すと次は2~3時間後になるため、早々に列車に乗りこみます。

この区間は、天気がいいとは言い難いですが、線路が日本海のほど近くを走り、見事な海岸線が見えます。

その所々に小さな集落を見かけます。

山形県に入ると、一面に水田が。
進行方向左手には鳥海山がそびえております。ただ、この日はその姿は見られませんでしたが、晴れた時の姿は見事です。

2017年の5月に酒田を訪れた際の様子がコチラ…


13:55 酒田駅(山形) 着

秋田から2時間ほどかけて、酒田(秋田)に到着です。

酒田は、山形県の日本海沿い・庄内地方を代表する町です。
北前船の寄港地として知られ、江戸・明治と東北地方でも最大級の港町として繁栄した港町でした。

山居倉庫 (2017年5月に撮影)

酒田らしい風景の1つと言えば、この「山居倉庫」。
明治時代に建てられた米を備蓄する倉庫が、酒田市内を流れる川沿いに建っています。

酒田市内は、見るものは色々あるのですが、酒田駅から山居倉庫あたりまで結構距離があります。
というのも、酒田自体が大きな町だったために、列車がどうしても市街から遠くに乗りつけないといけないという事情があったからです。

この時、新潟方面に向かう列車が出るのが、30分ほど後で、市内まで行く時間はありません。

ただ、内陸の新庄方面に向かう列車が、到着5分後に出るので、さっと乗り換えをしたのです。

14:11 余目駅(山形) 着

余目(あまるめ)

庄内の酒田と鶴岡の間にある駅です。
この駅で、最上川沿いに内陸に向かう列車とはお別れです。

どうせ30分ちょっとここで待てば、後から来る列車に乗れると思い、分岐点となる余目まで来たのです。

この駅に別に何かあることを期待していたわけではなかったのですが…

余目駅構内にカフェがあったのです。

ここまでの旅程が若干せわしなかったのもあり、駅でしばし休憩の時でした。

15時少し前の新津(新潟)行きに乗れば、無事に新潟に着けるであろうと言うことは把握していました。この時、何気なしに携帯していた時刻表を見ていたのですが、あることに気付いたのです。

これ…途中で寄り道して、かつ同じ列車に乗れるんじゃないの?と。
西村京太郎ではないですが、「時刻表トリック」に気付いた時、思わずにやりとしました。

「○○ 駅」途中下車

14:48  予定通り余目駅を出ます。
そして、時刻表を見て思いついた、途中下車の旅を敢行です。

【続く】


【ツイッターやっています】
旅行関係・歴史関係のことをつぶやいています。
よかったらこちらのフォローもどうぞ。
@kazutraveler


【電子書籍 書いています】


【イベント参加予定】
◎ 8/1-14 「おもバザハンズ広島・静岡」出店
 @東急ハンズ広島店・静岡店
「京都観光のいろは」「北陸逃避行」の2冊を出しています。

◎ 9/11(日) のりものだもの (こみトレ40 内) @インテックス大阪
◎ 9/19(祝) 関西コミティア65 @京都パルスプラザ
※9月分は 抽選になるため、確定した時点でお知らせします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?