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心理的安全性をつくるコミュニティマネジメントのコツとは|コミュニティフリーランス長田 涼【TABIPPOコミュマネゼミvol.4】

全5回の講座でコミュニティーマネージャー(通称コミュマネ)について学ぶTABIPPOコミュマネゼミ。

本来は、コミュニティに参加しているメンバーしか見ることができない講座ですが、今回はTABIPPOのnoteを読んでくださっている方に向けて、特別なダイジェスト版としてお届けしています。

第4回目となる今回の講座テーマは「心理的安全性をつくるコミュニティマネジメント」。ゲスト講師はコミュニティフリーランスの長田 涼さんです。

▼過去の記事はこちらから
<第1回>
観光業界の新たな誘致戦略に。これからの時代のコミュニティの価値【TABIPPOコミュマネゼミ vol.1】

<第2回>
コミュニティの情報発信は共感できる”理念”が重要|ブランド・エディター井手桂司【TABIPPOコミュマネゼミ vol.2】

<第3回>
「人」が始点の”自立分散型”コミュニティづくり運営とは|コミュニティデザイナー黒田悠介【TABIPPOコミュマネゼミvol.3】


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今回の講師である長田さんが現在携わっているコミュニティは7社ほど。株式会社Waseiが運営する「これからの働くを考えよう」をテーマにしたオンラインサロン「Wasei Salon」をはじめ、さまざまな企業のコミュニティマネージャーとしてコミュニティ事業に携わられているそうです。

自身の学生時代について、当時はクラスの端っこにいて人の輪に交わるのが苦手なタイプだったと話す長田さん。しかし社会人になってから好きだったスポーツに関するコミュニティを立ち上げたことをきっかけに、「コミュニティを仕事にする」を目標に活動し始め、その後コミュニティフリーランスとなりました。

「日々の活動を通して、人との出会いで人は変われること、”人との繋がり”で人の幸福度は左右されることを実感した」と長田さん。

様々な企業のコミュニティ施策に携わるなかでも、大前提として人の幸福度を左右させるほどのことに携わっているんだ、という自負を持って日々の活動に向き合っているそうです。

そんな長田さんにとってコミュマネの役割は「コミュニティの環境を整え安心安全の場にすること」だと話します。そのために、活動する中で意識していることとして以下8つのスタンスについて教えていただきました。

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上記のスタンスを大事にしたうえで、

・コミュニケーション設計スキル
・イベント設計スキル
・発信スキル

など様々なスキルを身につけ向上させていくことで、コミュニティとしての価値が高まっていくそう。

また、心理的安全性を生むコミュニティ運営のポイントとして

・コミュニティの入り口設計を大事にする
・初期段階で文化づくりに着手する

など、実際に長田さんがコミュニティづくりのなかで取り組んでいることの紹介や、コミュニティの価値を測るために重要な「マネジメント価値」「マーケティング価値」という2つの視点についての説明などもありました。

コミュニティの価値に関する詳細は長田さんのnoteにも記載されていたのでぜひご覧ください!

講座のあとは恒例の質疑応答の時間。

Q. 心理的安全性と緊張感のバランスは意識していますか?
A. メンバー視点での緊張感は出さない。「言われたからやる」ような空間にはしたくないので、メンバーの好奇心をくすぐって引き出してあげる視点に立つことを心がけている。

など、今回の心理的安全性というテーマに関連した質問がいくつか挙がっていました。

以上で、長田さんの講座は終了です。スタンスやスキルなど、それぞれポイントに沿って説明してくださった長田さん。これまで受けてきた講座とも通じる内容が多く、改めてコミュマネについて全体を理解・整理できたメンバーも多かったのではないでしょうか。

全5回を予定しているコミュマネゼミですが、ゲスト講師をお呼びしての講座は今回で終わり。最終回は、「コミュニティマネージャーとしてあなたができること」をテーマにメンバーからの卒業プレゼンを予定しています。

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