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大人が自分と向き合う場所。「しごと」の再発明から考えるキャリアデザイン【POOLOゼミレポート】


こんにちは!TABIPPOイベントライターのひらいゆーきです。

自分と向き合える、誰かと本音で語り合える。あなたにとってそんな場所はありますか?

今回は、TABIPPOが運営するコミュニティ、次世代の新しいグローバル人材が育つ大人の学校「POOLO」内で開催された「キャリアデザインゼミDAY2」についてのイベントをレポートします。

人生100年時代のキャリアと向き合う!キャリアデザインゼミとは?

キャリアデザインゼミは、人生の指針を見つけるために自分の強みや在り方と向き合うゼミです。人生100年時代におけるキャリア選択や、人材価値の作り方、幸福度を高める人生選択について学び合います。

大人たちが真剣に自身のキャリアについて向き合い、考える。チームの仲間と意見を交換して価値観をアップデートしていく。誰もが自分らしくいられる、フラットで素敵なコミュニティです。

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前回のキャリアデザインゼミ初回DAY1では、2時間のうちのほとんど個人・グループワークに費やし、今までの価値観や、理想の未来について深掘りしました。

見つけ出した価値観を踏まえて、今回のDAY2では、「しごと」をテーマとした講義を受けることで、新しい価値観を知り、さらに学びのアップデートに取り組みました。

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(↑キャリアデザインゼミDAY1での自分深掘りワーク)


三川夏代さんによる講義

「しごと」の再発明から考えるキャリアデザイン
日程:2/27(土)16:00 〜18:00
ゲスト:三川 夏代
概要:「しごと」の再発明の観点から、仕事のあり方について考える。

本日のゲストは、bosyuマーケティング、PR担当の三川夏代さん。

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まずはチェックインから!

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今回のチェックインのお題は「週末の予定」でした。オンライン講義ですが、チャット欄は常に活発です。

秩父に行ったり、BBQしたり、カナダに留学している人がいたり、仕事だったりと実に多種多様。参加者さんのアクティブさもPOOLOのコミュニティならではですね。

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参加者から事前に募った質問内容をスライドに映し、話の流れでファシリテーターの方が質問していきます。

本日のファシリテーターは、POOLOコミュニティマネージャーのザキさん、TABIPPO代表取締役のしみなおさん。しみなおさんとゲストの三川さんは、かつて同じ会社で働いていた仲なのだとか。

三川さんのキャリア紹介から始まり、価値観やSNSへの理解など、全てが学びになるお話ばかりでした。その中でも今回の講義で、特に印象に残った3つの気づきをご紹介していきます!

「分人」という働き方

3つの会社を掛け持ちしている、三川さんの今の働き方について、質問があったときの言葉でした。

「分人」とは「やりたいことをやりたい人たちとやること」

外から見れば、3つの会社を掛け持ちしているスタイルはいわゆる「副業」なのですが、「分人」とは、お金を稼ぐためや成長するための「副業」ではなく、人との繋がりフォーカスした働き方をいうそう。

つまり「副業」の中でも、人に焦点を当てた働き方が「分人」という働き方。

全てを1つの会社でやるのではなく、やりたいことを1番やりたい人たちがいる会社とやる。その時に選んだ会社が複数あれば、それが「副業」であり「分人」である。講義を聞いていた僕にとっては本当に刺さる言葉でした。

キャリアとは?仕事とは?

「あなたにとってキャリアとはなんですか?仕事とはなんですか?」

この問いに簡単に答えられる人は少ないのではないでしょうか。僕自身もしっくりとした言葉が出てきませんでした。

三川さんは「キャリアってステップアップのイメージが強いけど、そんなことはないし、どんどん上の成長をする必要もないのではないか?と仰いました。

続けて、「仕事もdoingの関係ではなくて、beingの関係を作っていく必要がある。doingの関係はその仕事だけで終わってしまうけど、beingの関係を作れると、仕事が終わった後でも人として関係が繋がっていく。そんなbeingな関係の人たちと仕事をしていきたい」

この話を聞いて、

doing=仕事だけの無機質な、その場限りの関係
being=思いや気持ちが繋がった、人としての関係

つまりbeingとは、いち個人として繋がり続ける持続可能な関係だということを感じ、まずは人として付き合っていくことが仕事でも大切なんだなと考えさせられました。

三川さんの強みとは?弱みに目を向けてみる。

自分の強みはなんだろう?と誰もが模索するこの世の中で、三川さんの答えは意外なものでした。

それは「強みの資質より、弱みの資質」があること。「私は自分の弱みを認めて、素直に誰かに頼ることができる」。とても素敵な言葉でした。仲間たちとお互いの弱みを補完しあって仕事をしていく三川さんらしい言葉です。

自分は何ができるだろう?誰もが強みを見つけなくてはいけない。

そんな風潮があるこの社会で、三川さんの考え方は既存の価値観を壊してくれたような気がします。

まとめ

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(参加者のあかりさんによるグラフィックレコーディング)

三川さんの講義はテーマを一緒に考えていくスタイルでした。

三川さんと参加者さんが並走して思考を巡らせていく姿がとても印象的でした。各ブレイクアウトルームに分かれて行われる「感想タイム」でも、気づきの共有や意見の交換が多くあり、時間が足りなかったほどです。

そして三川さんは講義の最後に

「弱みを大切に愛でてほしい、弱みから生まれる仕事もある」

と素敵な言葉を残してくださいました。

最後はお決まりの写真撮影をしました。

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POOLOとは次世代の新しいグローバル人材が育つ、新しい大人の学校

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最後に、少しだけPOOLOというプログラムの紹介です。

POOLOとは、TABIPPOが運営するエデュケーション事業の1つです。現在進行中の第2期は、2020年の8月にキックオフし、21年の7月まで約100人の全国の仲間たちと学びを深める講義を中心に、実に幅広い分野に取り組んでいます。

POOLOのコミュニティでは毎週のように自主企画のオンラインイベントが開かれ、同じ目標を持つ仲間と新しい挑戦中です。

学べる科目は全部で5つ。

・一般講義
・ビジネス
・ツーリズム
・マーケティング
・キャリアデザイン

参加者は一般講義に加え、学びたい科目を2つ選択します。

コミュニケーションはSlackで行われ、趣味や興味で繋がることもでき、とても刺激的な環境です。参加者は学生3割、社会人7割。年齢が離れているとしても、フラットな関係で、お互いを認めてリスペクトし合う。そんな場所ができています。

大人になるにつれ本音を話せる環境がなかったり、意見を交わせる場所がなかったりしますよね。しかしPOOLOでは普段話すことができない将来の不安や熱い思いも話すことができる。そんな素敵なコミュニティです。

また、POOLO3期の募集を10月中旬から開始します。
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グラフィックレコーディング:あかりさん

取材・文:ひらいゆーき
新卒でフリーライター、横浜育ちの22歳。5月から「令和の伊能忠敬」として徒歩で日本一周に挑戦。マレーシアに留学したり、北海道・礼文島の観光大使をしながら農業をしたり、最近はアドレスホッパーとして都内を転々と放浪中。大切にしている言葉は「自分の人生を生きる」座右の銘は「Life is Contents」

編集:五月女菜穂
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