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世界にひとつだけの「カスタム刺繍ソックス」が作れる!


こんにちは、ひなたぼっこです。

ここ数年夏が苦手でしたが、今年は夏が好きになりました!暑い日に食べる麻婆豆腐とか、オリンピックを見ながら飲むビールとか、最高じゃないですか?♪
欲を言えば、海に入りたかったです。
今年は難しいかなぁ〜。


さてさて、今回は
「自分だけのカスタム靴下が作れちゃう!」という、とってもステキなサービスを取り上げます。

タビオの靴下に刺繍を入れられるサービスがあるのです。店舗での刺繍サービスとは別に、タビオ公式オンラインサイトからご注文いただける刺繍サービスをご紹介。


実際に刺繍の加工を行っている弊社子会社
「タビオ奈良株式会社」に取材に行きました!

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刺繍・すべり止めサービスやプリントソックスなど、オーダー商品の生産は「バースプレイス」という部門で行っています。いわば靴下専門工房です。

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今回は、こちらの「薄手6×2リブソックス」に刺繍が入るまでの工程をご紹介いたします。



まずは、刺繍機のご紹介。

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刺繍機は、家庭用ミシンの巨大バージョンというイメージです。
バースプレイスには刺繍機がぜんぶで3台あります。

写真の刺繍機は「6頭機」といって、一度に6足の靴下に刺繍を入れることができます。
あとの2台は2頭機です。
この3台が一斉に動くと、ものすごい音がします。

実は私、こちらのバースプレイスで刺繍のアルバイトを半年ほどしていたのですが、慣れてくるとだんだん機械の音で故障や不具合が分かるようになります。
そして、私が刺繍機を動かすと、なぜか機械が不調になることが多かったです(笑)



【刺繍機にかける前の準備】靴下をセットする

靴下に刺繍をする前に、しなければならない作業があります。
それが、「セット」

セットに使用するのは、こちらの2つの道具。
「型」と、「和紙」です。

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まずは、和紙を縦半分に折ります。
たとえば、この時刺繍デザインが大きければ、折らずに和紙をもう1枚重ねます。
今回はネーム刺繍なので、半分に折ります。

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和紙を針に刺します。

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和紙の両端を折って、型に軽く巻きつけます。

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その上から、靴下を通します。

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刺繍の中心に合わせて、針を刺す位置の見当をつけます。

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刺繍位置からずれていないか、ものさしで計ります。
針を刺す位置は、靴下や刺繍の種類によってゴム口からの長さが決められています。刺繍位置を一定にするためです。
今回は、ゴム口から2cmです。

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上からプスっと押します。

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この「上から押す」という工程、簡単そうに見えるのですが、実はけっこうコツが必要です。
上から押す力が均等でないと、型にはめる時歪んでしまいます。そうなると、刺繍もおのずと歪んでしまいます…。

写真のように、型にはめた時に靴下のリブ模様が綺麗にまっすぐ出るのが理想です。



セット完了!☆

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いよいよ刺繍機にかけます。

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まずは、刺繍の中心と針の位置を合わせます。

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位置合わせが完了したら、いよいよ刺繍が入ります!
機械が刺繍の模様にあわせて高速で動きます。

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片足分のネーム刺繍が完成するのは、文字数にもよりますが、だいたい1分程度です。


刺繍が入り終わりました!

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完成した刺繍の裏側はこんな感じです。
和紙と靴下は一緒に刺繍されます。

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和紙と型を外します。
これで刺繍入りソックスの完成です!

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ちなみに、刺繍部分に残ったわずかな和紙は、洗濯すると取れます。


いかがでしたでしょうか?
このようにして、ネーム刺繍が完成します。

今回ご紹介した【WEB限定】薄手6×2リブソックスには、なんと¥110(税込)でネーム刺繍が入れられます。
ぜひギフトとして、オリジナルの刺繍を入れて靴下を贈ってみませんか?♪



【あとがき】
今回取材したバースプレイスは、Instagramを更新中。
とっても可愛くてほっこりしますよ!

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↑バースプレイスのみなさんが作られたソックスアニマル。運動会のセットまで!🏋🏻‍♀️
さすが職人。


【あとがき2】
私がアルバイトしていた頃に作った、某国民的キャラクターさんのイラスト。
辞めたあとも、剥がさずにずっと刺繍機の横に貼ってくださっていました!優しい〜(T-T)

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