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【自転車旅】パリからフォンテーヌブローへ①

2021年11月11日

今年の夏に日本から送った自転車がようやく届き、フランスの冬が訪れる前に自転車旅を計画しました。

本日は第一次世界休戦記念日でフランスは祝日です。パリから70キロ程にある街Fontainebleau(フォンテーヌブロー)へ2泊3日の自転車旅に行くことにしました。


【フォンテーヌブローまでの道のり&どうでも良い情報】

片道:69.2Km
気温 :1~9℃ 曇り
ルート上の勾配:(坂の角度)1%から5% 
最高標高420m
私達の自転車:ふつうのスポーツ自転車
私達の自転車走行レベル:ふつう
所要時間(観光、食事、撮影含む):約9時間
落ち込んだ回数:1回
テンションが上がった回数:坂の数

↑ルート上にかかれた緑の三角マークは高低差があったところ。


【出発】

まずはエッフェル塔が見えるミラボー橋からトラム Porte d'Orléans駅にむかう。


午前8時過ぎ。
起点はいつもこの場所と決めている。これからパリをでて70キロ先のフォンテーヌブローへ!

↑ミラボー橋から見るエッフェル塔。安全祈願をして出発(*´∀`)


中央をトラムが走るヴィクトル通り。自転車道が確立されていて走りやすい。

コンベンションセンター(写真右)辺りから緩やかな長い坂道が続く。まずはウォーミングアップ。。目が覚める(゚Д゚)
祝日だから(?)かマーケットが広がる。見たかったけど道はまだ長いのでとおりすぎる。。

午前9時前。
トラム駅Porte d'Orléans周辺。霧が広がってきて前が見にくい。


【Porte d'Orléans駅~Antony周辺】D920

トラム駅Porte d'Orléans駅からD920道路に入る。
パリ郊外の街ARCUEIL(アルクイユ)は水道橋が有名らしい。

この辺りは工業地帯?で閑散とした寂しい雰囲気がした(祝日の朝だから?)


ゆるいサイクリストの服とバック

霧がますます濃くなっていて、昼に近づいているはずなのにどんどん冷えてくる。急な坂もなく体温が上がらずユニクロのエアダウンジャケットをはおる。

それでも寒いので、宿で使う予定だったアウトドアスカートを腰に巻く。スカートだから走りづらいかと思ったがそんな事もなく、冷えきった太ももを暖めてくれて助かった。

↑自転車に設置するバックを買おうと思ったが、そうすると空気入れやウォーターボトルにカッパも買わなきゃ。。と行く前からお金がかかるので今回はこのような自転車にそぐわない格好で乗り切る。

↑日本ではワークマンを愛用していた。パリで大きなスポーツショップを見つけたので、なにか必要なときはそこに行くことにしている。


次の目的地Antonyまでもう少し。
街路樹の葉っぱが道路に積もり、秋らしい黄金色の道路になっている(´Д`)気温はもう冬だけど。


Antonyの街

アントニーは2000年以上前からある南北の主要道が交差する位置にある古い街。アントニーの歴史はガロ・ローマ時代(紀元前3世紀~紀元後5世紀)にまでさかのぼるとの事。1702年に創設されたロイヤルワックスファクトリーでは、ベルサイユ宮殿などの高貴なお城で使われる蝋燭を作っていたそうだ。

↑アントニーの街に入る前に突如現れた豪華な噴水。なぜこんなに豪華なんだろうと疑問におもったが、昔も今も使われている主要な道路が交差する歴史ある街なんですよーと表しているのだろうか。


パリのミラボー橋から20km、アントニーに着いた。中心地は大きな建物はなく、メインストリートにそって中世のような可愛い建物が目につく。

↑中心部は道が狭く、人も多いので止まらずにスルーしてしまった。

街をでると郊外の雰囲気が広がり横幅の広い道路が続く。ものすごい広さの駐車場がある郊外らしいレストランが所々にある。

↑D920から外れると自然が広がる。


朝食はマクドナルド

寒さが激しくなったので朝食も兼ねてマックへ向かった。

McDonald's CHILLY MAZARIN店 

日本のような暖かい物が売っているコンビニなどがないので、今回の旅では所々にあるマックにお世話になった。

開店後すぐに入ったので、誰もいない清潔な店内。郊外だからかトイレもきれいで、物も壊れていない。人の多いパリ市内ではなかなか見ることが出来ない光景。

↑暖かい店内で作りたてのエッグマックマフィンとポテトを頬張る。そして濃いめのコーヒー。丘を越え、寒い中走ってきた甲斐があった。

そして私たちを助けてくれるスマホにも電気をチャージ。

一度座ってしまうとなかなか立てなくなるけど出発しなければ!


続く。




★パリからベルサイユへ★


日本の旅★

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