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【フランス自転車旅3日目②】パイレーツ・オブ・雑貨屋

2022年9月12日(月)
現在地:Chargé
天気: 快晴14/27℃ 
本日の距離:46km(Ambois-Blois)

フランスのトゥールからオルレアンまでLa loire á véloという自転車道路を通って5泊6日の自転車旅をしている。現在はChargéという街。今日はアンボワーズからブロワ(Blois)まで走る。


前回の投稿↓


フランスの給水塔

自転車で走っていると、よく見る塔がある。給水塔だ。日本では主に団地のような高い建物に、給水塔内の水圧で高い所まで届ける役目があるらしい。

最近はあまり使われなくなったせいか東京に住んでいた時は見た記憶がないが、福岡に住んでいたとき団地の近くに立っていたカラフルな塔がそういえばあった。
切通しを抜ける


10:30 Mosnesの街

街の中心地のSaint-Martin de Mosnes教会

Mairie(町役場)

 至るとこで目にするLivre Libre(free book)。

おじいさんが本を返却に来ていた。

昔はお屋敷として使われていたと思われるホテル

どうせ高いんだろうなぁーと何気なく1泊の値段を調べてみたら、ダブルルームで70ユーロと、私達が泊まるホテルと変わらなかった。部屋はゴージャスでおしゃれ、プールなどもあった。



気になる足湯???

脇道に入ると、なにやら足湯のような物が。湯気が出てたら別府でよくみる光景なのだが水のようだ。

奥にメモリみたいなのがおいてあるから、雨量を図る池なのか。

公共のものだというのはなんとなく分かるが説明文もないので、色々推測してしまう。

( 後日正解が分かるのだが)皆さんは何だと思いますか?( *´艸`)


小道を通り街を出る。このような道がワクワクする。


ビロードモウズイカ
道中よく目にした、道端で咲く背の高い黄色い花。

 開けた土地で育ち、伝統治療で止血・呼吸器の病気・肌疾患などの外用薬として使われるそうだ。


フランス人はほんとに外がすきだなと思う。
どの庭にもテーブルとイスがある。



11:00 Rilly-sur-loire(リリーシュルロワール)の街

今更ながら気が付いたが今回の旅はLa loire a Veloという自転車道を走っていて、このルートはLa Loire(ロワール川)に沿って走るルートとなっているのだ。さっきから街の名前にSur Loire(On the loire)がつくのはそういう事だったのか。その街を知らなくても名前を聞くだけで『あぁ、ロワール川沿いの街ね』と想像できる。

Ste Eugenie教会 建物は1855年に建てられたもの

本日も快晴。月曜日なのに人が少なくて、街の時間がゆっくり流れていて日曜日のような感覚に陥る。


教会の広場でおかし休憩。

ジンジャービスケットがスパイシーでおいしい。

途中で買ったバナナブレッド。私はブラウニーが買いたかったが、『バナナブレッドがいいよ!』と普段あまり主張しないパートナーが言うので本当に食べたかったのだと思う。



ブドウの収穫 その2

開けたブドウ畑を走っていると何やら収している人たちが。

 黄色いかごを背負って手作業で収穫している!炎天下の中大変そうだ。

 見た感じツアーでブドウ収穫に来ている人っぽかった。
やはり地元の人はトラクターで収穫が主流なのか。

ロワール地方で有名なシュナンブランのブドウ

左:シュナン。酸が豊富で甘~辛口、スパークリングにも適す品種。
私がワインを飲めるなら色々解説したいのだが、お酒は一切受け付けない体なので何一つ楽しくないブログになりつつある、フランス旅。とほほ。。


自動車道を横切りロワール川沿いへ進む

本日の目的地のBlois(ブロワ)まで23km。半分まで来た。

道の端に一定の距離で同じサイズの小さなうんちが落ちている。同じ犬のかな。
そんなことを考えながら走るのもまた楽しい。


11:30 Chaumont-sur-loire(ショーモンシュルロワール)の街

川沿いを走っていると遠くの方に街が見えた。ショーモンシュルロワールの街だ。丘の上に建っているのがショーモン城だ。

国際庭園で有名なショーモン城は16世紀に城塞として建てられたそうだ。
通り過ぎてしまったが、すごく素敵なお城と庭園なので城内を見て回るべきだった。。!
近くに行くと(高すぎて)大きすぎて見えないので、遠くから(もしくは対岸)見るのが良いことに気が付いた。


ランチを買うために、街中に入る。スーパーらしきものはあるだろうか。


フランス版ドンキホーテ

スーパーなのかよくわからないごちゃっとした店を見つけた。Epicerieと書いてあるので食料品店であることは間違いない

ほかのサイクリストも立ち寄っている。

お。サンドイッチが売っている。勇気を出して入ってみる。

中は確かに食料品店で、野菜からフルーツ、パンやミルクなど日常食品が見事に揃っている。

日本のコンビニより品ぞろえがよさそうだ。(雑誌などは売ってなかったが)しかも楽しい。これは一種の観光スポットだ。


微発砲ワイン Veuve de bort 8.7ユーロ(約1250円)

パスタやパスタソースまで売っていて地元の人も利用するようだ

迷路。。を進んでいくとようやくレジに到着。海賊、、のような大きな亭主にサンドイッチを頼んだ。しかしほとんど売り切れで、むしろどれがあるの?と聞いてしまうほどだった。なんでもよかったので今あるものを注文(笑)

最後まで悩んでいたが結局買った、レジ横のサラミ。

まだお昼には早いので、注文したサンドイッチとサラミをバックにいれ、先に進む。



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