Lecture de l’après-midi #18テキスト
ー 昼下がりの朗読会 ー
ゲスト:
アレックスさん(サヴォア出身・語学教室運営)
音で味わうフランス語:
ポール・ヴェルレーヌ 詩集「やさしい歌」より『冬は終わりに』
今週のインタビュー:
ヴェルレーヌとランボーとパンテオン
#18 音声はこちらから↓
https://note.com/tabichajikan/n/n2714242aff36
構成:yuko senoo
企画・編集:タカハシアヤ
photo:yuko senoo
8月から始まった「Lecture de l’après-midi」、より充実した内容をお届けするため、今年はクラウドファンディングにも挑戦します!楽しいリターンをたくさんご用意しますので、ぜひサイトでチェックしてみてくださいね。
今週の1枚
Henri Fantin-Latour, Public domain, via Wikimedia Commons
"Coin de table テーブルの片隅 (1872年)"
フランスの画家・ファンタン=ラトゥールの作品。前列左がヴェルレーヌとランボー。
Panthéon / パンテオン
パンテオンは、パリ5区カルティエラタン、聖ジュヌヴィエーヴの丘/パンテオン広場にある象徴的な建物で、18世紀、当初は聖ジュヌヴィエーヴ教会として建設されました。その後、物理学者のマリ・キュリー、三銃士で紹介したアレクサンドル・デュマ・ペール、そしてミッテラン元大統領などフランスの偉人を祀る霊廟になりました。
パンテオンは、カルティエラタンの象徴で、その広場は学生たちの憩いの場所でもあります。優子先生もその裏に住んでいたので、毎朝パンテオンを眺め、パリで勉強できることの幸せを噛み締めながら、教室に通っていたそうです。素敵な環境ですよね。
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