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嫌な気持ちの後出しじゃんけんはしない。

今回の話は、子どもにも大人にも言える話だと思います。

日本人の気質や文化的に、嫌な気持ちを結構我慢しがちではないかなと旅をしていて感じるようになりました。

普段学校で仕事をしていても同じことを感じます。

「嫌だけどいったら相手が可哀そうだと思って言えなかった。」

「なんて伝えたらいいのか分からない」

このような気持ちを聞いたこと、感じたことある人、少なくないのではないかと思います。

でも、その割には、後で人に愚痴ったり、後でこっそり怒りを爆発させたりする人も少なくありません。

私もそういう面がありました。(特に後者)

でも、最近思うのは、本当にそう思うなら、相手に伝えるべきだと思います。

そして、それで終わるような関係を普段から築かないほうがよいと私は思います。

素直に嫌なことをNOと言える。

これってシンプルだけど、やはり難しいことです。

仕事の都合や利害、相手との人間関係、細かいことをきにすればきりがないほどです。

ですが、冷静に考えてみると、スパッと言わないで我慢する方が、精神的に悪影響が出て、仕事にストレスを感じたり、相手との関係で困ったりすることが多いのではないかと最近思います。

嫌な気持ちをいえず、もやもやしている時間、愚痴っている時間や怒っている時間って結構長くないですか?

この時間、もしも嫌だとスパッと言えたら気持ちよくいろんなことに回せますし、気持ちも楽になりますよね。

その天秤にかけてまで、自分で我慢をするを選択した方が良いと判断するならば、その時は、我慢すればいいと思います。

大事なのは、反射的に我慢するのではなく、天秤にかけて、後の事象を納得の上で我慢することです。

そして、もうひとつ、

嫌な気持ちを後でぐちぐちいっても、自分にとっても周りにとっても、あまり良いことは起きにくいということです。

よく考えてみれば、嫌な気持ちを後出しじゃんけんみたいに出すくらいなら、その場で出す方がずっとすっきりします。時間も精神力も無駄になりません。

気心知れた人と楽に過ごしやすいのはそういう側面があるからなのかもしれません。

逆にそうだとしたら、嫌な気持ちの後出しじゃんけんに気を付ければ多くの人と気楽に接しながら過ごすことができるのでは?と最近思います。

もしもこれから何か嫌な気持ちを感じることがあったら、心の天秤で考えた上で、シンプルに「それは嫌です。」と伝えてみてください。

最初の一回でつまづくかもしれませんがとても大きな一歩だと思います。

気持ちを素直に伝える練習だと思って、ぜひ機会があれば試してみてください。


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