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後出しジャンケンのような発言をしない

【1分で読めて役立つ】小学校教員の情報発信🖋

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、子どもへの関わり方で気を付けていることを書いていきたいと思います。

この記事は、

✅子どもに関わる機会のある方

に特にオススメの内容です。



目次は以下の通りです。


1️⃣後出しジャンケンのような発言とは?


後出しじゃんけんのような発言は、例えば、

✅授業で使うものの準備をちゃんと伝えていなかったのに「どうしてもってきていないの」と言う

✅活動の時に、注意点を先に述べておかなかったのに、「なんでこうしているの」と言う

みたいなものです。

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二つの例、どちらも言われたら嫌な感じを受けますよね。

一つ目はさすがにあまり多くないです。

「ちゃんと伝えていなかったら、そりゃあ持ってこれないよ。」となりますから。

しかし、

✅学校現場では、二つ目の注意点を先に述べていなかったのに、後で言うみたいなことが実は結構発生している

という状況があります。

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2⃣後出しじゃんけん発言が発生してしまう理由


こんなこと書いていますが、私も何度もやってしまったことがあり、そのたびに反省してきました。

どうして後出しじゃんけんのような発言が生まれてしまうのか。




理由は2つあると思います。

1 子どもの行動の予測が甘かったから
2 先に説明しすぎると考える機会が損なわれてしまうと考えるから

あらさがし




私の場合、2つ目のなんでもかんでも説明しすぎないようにしようとのバランスをミスって残念な結果になるという事態を何度も招いてしまっていました。

本当に子どもたちには、申し訳なかったと思っています。




「これぐらいの説明にしようかな」と考えて言って、

✅「しまった…」「~まで言うべきだったか」という反省を繰り返す

ということをしてきました。




そのおかげで、少しは予防もできるようになってきたと思いますので、次に紹介したいと思います。




3⃣後出しジャンケン発言予防法


後出しじゃんけんのような発言をしないための予防法を2つ紹介します。

✅何を伝えたいのかはっきりさせる
✅追加の説明の予告をしておく

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・何を伝えたいのかはっきりさせる

これは、とても重要です。

活動を通して、何を伝えたいのかをはっきりさせると、

✅どこまで伝えたらいいのか判断が付きやすくなります。




活動を通して、何を伝えたいのかはっきりしないから、あれもこれもと考えて結果的に適切でない言葉掛けをしてしまうのです。

ですので、しっかりと何を伝えたいのかについて考えてみると良いと思います。




・追加の説明の予告をしておく

これは、予防の最終防衛線的な作戦です。

子どもがやりはじまってから「これはいかんぜよ!」と思った時に、

「説明するので、一回こちらを向いてください」と突然声をかけたら、子どもの熱は冷めてしまいます。

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ですから、これは最終手段。

最終手段ですが、使う可能性がある場合、

✅「もしも、ちょっと危ないことがあったら、追加の説明をするかもしれません。」

と一言断っておくと良いと思います。

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想定とは違う状況になってしまった時は、子どもに頭を下げて、しっかりと追加の説明をしてあげましょう。

事前に声を掛けておけば、きっと子どもたちは、理解してくれると思います。

話す



子どもと関わる機会のある方の参考になれば嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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