全ての都道府県を旅した時に経験した危険な出来事とその後の対応策
こんにちは。元旅人だんです。
私は学生時代に公共機関・船・ヒッチハイクで全都道府県を制覇し、フリーター時代に自転車で日本一周をしています。
そんな私が全都道府県を旅した時に経験した、危険な出来事とその後の対応策についてお話したいと思います。
①高知県の道の駅でテント野宿の際、いたずら
これは、ヒッチハイクで四国を周っていた時のことです。
高知県須崎の道の駅「かわうその里すさき」でテントを張って野宿していた際の出来事です。
夜中寝ているときに話し声とともに、「ガサガサガサ…」という音で目を覚ましました。何事かと思いテントの中を見渡すと、テントが大きく揺れています。一瞬何が起きたのかわからず固まります。
テントの揺れが落ち着いてから外に出て周囲を確認。テントに異常はありませんでした。辺りに人の姿は見当たりません。「いたずらだな」とここではっきり理解しました。
目立つ場所にテントを張っていたわけではありませんが、これを機に人目に付きにくいような所で野宿するように心がけました。
②宮崎県の道の駅での迷惑行為
これは自転車で日本一周をしているときのことです。
宮崎県の道の駅「フェニックス」では暴走族が夜集まると、事前情報としてキャッチしていました。情報の出処は弱かったので、私は半信半疑。「そんなことあるかな」と軽い気持ちでした。
情報の信憑性を試すのと怖いもの見たさで、暴走族を見ようと道の駅フェニックスでの野宿を決行しました。
すると夜更けに案の定、爆音で駐車場に集まりだしました。駐車場には車中泊の車が数台止まっています。絡まれるのが嫌だった私は物陰に移動。自転車は念のため先に移動済みです。
彼らは爆音を轟かせ、朝まで騒いでいました。言うまでもなくほとんど寝ることは出来ませんでした。
情報の信憑性の問題もありますが、避けられれば避けたいので、もっと情報収集をしていこうと思った一件でした。
③愛媛県の峠で転倒
これも自転車で日本一周をしているときの話です。
愛媛県のとある場所で起きたことです。
前日の夜は雨でした。朝は晴れていて絶好の自転車日和。この日も快調に進みます。
途中峠に入りました。交通量はほとんどなく人通りもありません。快調に飛ばしていたその時です。濡れた落ち葉にタイヤが滑り激しく転倒。荷物が散乱します。左肘と左膝を強打して出血。完全に油断していました。
この峠は右が急斜面、左が絶壁と海。落ちたら命はありません。幸いガードレールに助けられ、私も荷物も海に落ちずにすみました。
また転倒した所は急なカーブの連続した道です。もし、車が来ていたら引かれていたでしょう。(近くにカーブミラーはありませんでした)
安全第一、路面状態を確認しながら進まなければと、再認識させられました。
④沖縄県の野宿で水浸し
これも自転車で日本一周をしているときの話です。
沖縄県北部を自転車で進んでいました。この日の野宿先を探していて、ある公園を見つけます。辺りは薄暗くなってきていて、この先野宿する場所があるとは限らないため、この公園での野宿を決めます。
公園ではゲートボールを楽しむおじぃとおばぁが。ここでテント野宿をしても大丈夫か確認して一夜を過ごします。
ただこれが失敗。
実はこの日の夜は雨予報が出ていたのです。通常天気予報で夜、雨予報が出ている時は道の駅や東屋、橋の下などを利用していました。ただ何故か今日は大丈夫と思い込みテント野宿を決行するのです。
そして運悪く寝静まった深夜に雨が激しくなり、翌朝ヒンヤリ水浸しのテントで起きることになります。荷物は全てびしょ濡れ。持っていた食材は全てダメになりました。
野宿先の選定は難しいところがありますが、雨予報が出ている時は、先を急がず野宿場所の選定に時間を割くべきでした。改めて反省したところです。
以上が旅の危険な出来事とその後の対応策でした。
これらの出来事は反省を踏まえて改善して、2度起こったことはありません。
皆さんの旅の参考になれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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