HSP、初満月

イライラ、くよくよ、ざわざわ。

今日は満月みたいですね。
さあ、HSPの皆さん!
心、乱されていらっしゃったのでは?
そして、心がヒリヒリする出来事g、何故だか起こった。

私は月のフェーズというか,新月と満月はやっぱり昔から苦手でしてね。
いつか三面記事に出るなあ、と思っていたくらいに、尋常じゃない心の乱れと感情のむき出しには随分と、苦労しましたね。
ちなみに、それが落ち着いたのは、香りに携わるようになったからなのですが。
それまでは、PMSも酷かったために、婦人科でピルやそれらの働きをするお薬を出していただいていました。
でも、私、薬の感受性がものすごく強いタイプで、モノによっては「効きすぎを通り越して、日常に困難が出る」体質なんです。

今でこそ理解を示してくださる医療者もいらっしゃる世の中ですが、20年前の地方都市なんかではほとんど皆無。
訴えの通じない苦悩ってないですよね。(それで言いますと、今でこそある気象病や、小児喘息の出現、ADHDの子は口に何かを入れたがる、、、など。20年前と比べたら格段に理解を得られるようになったこと、結構ありますよね。)

この満月、2023の初満月です。
そのせいかなんなのか。
私の生い立ちに関する新たな気づきとか、夫の隠れたトラウマ、一番上の子の気持ちの乱気流など、、、精神的にパンチのある出来事も起こってみたり。
まあ、我が家のメンバー、全員HSPですけどね。
うちの家族になるためには必須条件みたいなHSP気質。
どうもHSPは自然のリズムとものすごく「合う」ようです。
人為的な波は単に不穏。
でもこの自然に即したエネルギーは、どんなに心や気が乱れても、どんなに気持ちを揺さぶられても、それは人生を進めるための禊やきっかけとして「起こる」こと。
この人生進化のセンサーが、非HSPには無い鋭敏さがあるのですね。
強制的とも言える、人生を進めるためのセンサーです。

穏便に過ごしたいHSPにとっては、酷なことでもありますが、人も自然の一部です。
その波・リズムと共に在ることが、生きるモノとしての人には、とても必要なことにも思えてきます。
きっとHSPは、とても人間らしい人たちなんでしょうね。
そのHSPが生きづらい世の中は、本当は優しくない世界とも言えそうです。
人が人として存在できない場所、人の効率化を図ること、刺激ばかりが漂う場所、、、
ちゃんと自然と歩調は合うのか。

HSPは本当はとっても「有難い」特性なんだと思います。
それが「毒」となる世界で生きているなら、自分らしく生きれる場所がきっと有るはずで。
そして、そこに動くための「行動力」と「動こうと決心する」。
HSPが獲得すべきは、刺激に反応しない「強い」心ではなく、少しの勇気と行動力です。
刺激には反応するのは仕方のないコト。
それよりも、です。
そして、感情を「乗り越える」こと。
感じる、動く。その先の話ですね。


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