南瓜は蒸すと甘い
南瓜料理と言えば「南瓜の煮物」「南瓜サラダ」「南瓜のいとこ煮」などが思い浮かべるのではないのでしょうか?
昔からの南瓜料理というと、煮物が主流になってきます。
時代も移り変わり、南瓜サラダが誕生したり、グラタンやリゾット、カレーやシチュー等に南瓜が使われるようになりました。
以前、マクロビフードコンシェルジェの資格を取得はしたものの、それ以来マクロビに触れることはありませんでした。
最近改めて書籍を読んでいて気付いたことが、今までの食生活を振り返ると脂質の摂取量が多かったのでは…と気付かされたのです。
画像は「マクロビオティック健康診断法」ですが、皮膚の色や顔のパーツ等の形が食べ物による影響を受けていることについて書かれています。
また、そのパーツによる現れが身体に不調となっていることをサインし、どのような食品が起因しているかについても書かれています。
私の場合は甘いものよりも、動物性食品や脂質の多いものを摂り過ぎる傾向があって身体に現れていると思いました。
というか、現代人そのものが、砂糖や油の多いものが当たり前となっているでしょう。
マクロビのレシピ本も数冊持っていますが、レシピを見ると油の使用量はほんの僅かです。
パスタにかかっているオイルは沢山かかっていますが、オイルが少ないといまいちです。
子供の頃、焼きそばやお好み焼きをよく作ってもらったっことがあり、その時にかなりのサラダ油を入れていました。
その昔、親と同居していた頃は、惣菜の揚げ物を買ってきて夕飯のおかずにすることも多かったです。
外食でカツを食べる機会も何度かありました。
今は夕食に揚げ物を食べるのは太るというのと、揚げ物の油が身体に悪いことを知っているので、殆ど惣菜の揚げ物を摂ることはなくなりました。
が…、結構この油が身体にしぶとく残っていたりするのです。
そして小腹が空くと「ナッツなら健康的だろう」なんて食べていると、これによっても脂肪を余計に摂ってしまいます。
それが身体に何等かの形として現れているのが現在です。。。
それで南瓜の話に戻りますが、南瓜と言えば煮物料理が定番ですが、南瓜も油と相性が良い料理ですよね?
マヨネーズと和えた「南瓜サラダ」
油でソテーする「南瓜のソテー」
チーズをのせて「チーズ焼き」
この他にも南瓜のグラタン、リゾット、南瓜フライ…
冒頭の写真を見ると、「この写真、何だか素っ気ない」と思うかもしれません。
確かに、殆ど油を使っていません。
南瓜はカットして5分間ほど蒸しました。
玉葱で作ったソースを添えていますが、玉葱も油を使用せずに、玉葱の水分で炒めています。
使った玉葱が新玉だったので、フライパンで熱せば玉葱から水分が出て、鍋を焦がさずに済みます。
玉葱は加熱すれば自然と甘みが出るので、甘味料は使っていません。
塩と醤油を少々入れて、軽い塩気を加えつつも玉葱の甘味を対比効果で引き出します。
蒸した南瓜は軽く塩をふる程度。
しかし、これが実際に食べてみるとスイーツ級に甘かったのです。
玉葱も甘いけど、南瓜は甘味料を加えていないにもかかわらず、甘さが十分。
南瓜というと煮たり、茹でて下処理することが多いですが、この調理方法は南瓜本来の甘味を逃がしてしまって勿体ないと思いました。
ただ、蒸すと言ってもレンチンで蒸すのではなく、蒸し器で弱火でじっくり蒸すのです。
南瓜の加熱は案外難しいもので、一見火の通りが悪いようで、火にかける時間が長すぎてしまうと、すぐに煮崩れをおこしてしまいます。
蒸し器でとろ火で南瓜を蒸すのはそれほど難しくなく、南瓜も甘~く仕上がります。
スイーツにも活用出来るので、甘味料を控えたスイーツを楽しめます。
化学の味に感化されると、中々それを直すことが出来ません。
マクロビや自然食について学ぶ機会がなければ、未だに化学の味で調味していたのでしょう。
栄養士(管理栄養士)=食の安全に必ず関心があるわけではありません。
かく言う私も、以前は味噌汁に化学調味料を当たり前のように使用していましたので。
自然の味に舌が慣れるまでには時間がかかりますが、天然だしや無添加味噌を味わってみると自然な味を覚えてきます。
本来、食品(自然なもの)は自然な味を楽しむものであって、調味料はその旨味を引き出す程度に使います。
これが習慣付けば生活習慣病の予防にも繋がります。
案外、減塩はいつの間にか習慣付くことがあるので、早いうちから初めてなんぼです。
マクロビオティックのレシピでは本当に油の使用量が少ないのですが、マクロビオティックでは主食が基本的に玄米なので…というのもあるのでしょう。
玄米は白米よりも脂質含有量が多いので、油を必要以上に使うと油を摂り過ぎてしまいます。
油を使わないと脂溶性ビタミンが摂れないのではないかと危惧されるかもしれませんが、玄米ならしっかり脂肪も含まれているので、脂溶性ビタミンの吸収の面においては心配ありません。
油の摂取は習慣化してしまうと中々やめられません。
玄米は、この悩みを解決してくれる力があります。
自分の過去の食生活を振り返ってみて、脂肪の摂取量が多かったことを思い出しました。
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