見出し画像

そうだ、京都に住もう!記_5

「京都のどこが好きなの?」
本当に多くの方から聞かれるのですが、自分でもよくわからない。
街をただ当てもなく歩いているだけで楽しいし、もはや街に存在しているだけで満たされる。

ただ、ひとつ言うなら、「臨時休業が多い」というところかも。
個人商店が多いからかな。
本当にびっくりするほど臨時休業が多いし、1ヶ月単位で夏季休業されるお店も普通にたくさんある。

例えば、私の好きなパン屋さん。
日頃から週4営業で、夏休みは1ケ月。

私のような敬虔な社畜からすると、めちゃくちゃのんびり働いてて羨ましいと感じる。
でも、夏休みに海外から上がったインスタのストーリーには「自分は働きすぎていた」と。
思わず2度見しました😅

でもさ。その通りかも。
働くことは幸せになることの手段であって、目的ではないんだよね。
働くことが生きることの目的という人を否定はしないし、私もなんだかんだと言って、働くことが好きです。
ただ、仕事は幸せになるための目的のひとつに過ぎないのよ、結局。それが全てではない。
そう思い出させてくれる街が、京都です。

京都に移住すれば、通勤に片道2時間半。
「やらないこと」をちゃんと決めないと、生活は破綻します。
京都の空気感に良い影響も受けて、自動的に自分へ人生の主導権が戻ってくると思っていました。
でも、結論そんなことはなかった…(笑)
通勤時間が伸びた分日々何かに追い立てられ、効率厨が加速。
そんな状況の中で、先日の東海道新幹線の脱線事故の影響をモロに食らいます。

東京出勤日はもう、これでもか!とスケジュールを組んでいます。
ちょっと遅れただけで全てが狂うような、パズルのようなスケジュール。
なのに、出勤のしようがない。

まあ当然私もいいオトナなので必死に頭を下げてひとつひとつリスケにしたわけなんですが、後になって思えば「これ、自分じゃなきゃダメだったかな?」と思う予定がちらほら。

広く言えばインフラ系の企業に勤めているので、「トラブル?定時なので帰ります😘」なんてことは絶対にできないのです。
そういう人は当業界で就業してはならぬとすら思います。
ただそれが故に、常日頃からやる気や使命感に支えられている部分が多々あり、時代に合わないな…と思うこともしばしば。
でも今回のことで、その一端を自分もしっかり担ってしまっているなと改めて思いました。
私もしっかり老害に片足を突っ込んでいる…。

頑張る時にはしっかり頑張る。
頑張らなくてもいい時は、頑張らなくていい。
それでも事業が円滑に行えるようにしていくことは、会社や業界の未来、そして自分の人生にとって結構大切なことだと思った次第です。

「いつかやろう」の「いつか」は一生来ないので、今日、今、やる。
人生を楽しみましょう…!

自炊1年生のひどい仕上がり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?