「労働者階級は新世界を創造します」

チュチェ37(1948)年2月、金日成主席は興南にある一化学工場を訪れた。

同工場の技師長の案内を受け、カーバイド職場に足を運んでいた主席は生産量と原料問題、カーバイド生産設備復旧状況を具体的に確かめ、日本帝国主義が敗北しながら破壊した工場を自力で復旧することができるのか、と尋ねた。

復旧するという技師長の答えを聞いた主席は喜び、自分の力を信頼することが何よりだ、われわれは他人に対する依存心を捨て、何ことであれ自らの力を信じそれに依拠して直面する難局を打開すべきだ、それでこそ建国や革命もスムーズに推し進めることができる、と強調した。

そして、カーバイド電気炉で流出作業をする労働者たちの姿を眺め、「カーバイド電炉工たちが働く姿を見ると力が湧いてきます。労働者階級の力は本当に偉大なものです。労働者階級は新世界を創造します」と言った。

主席は、幹部たちに労働者たちの労働保護活動に常に深い関心を払う一方、彼らの文化的休息条件も十分整えなければならないと今一度強調した。

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