新人理学療法士がまず取り組むべき勉強とは?


まず取り掛かる勉強は解剖学・運動学・生理学?どれも大切ですが、私自身は整形外科病院の理学療法士だったため、解剖学の筋の起始・停止だと考えます。
筋の起始・停止とは筋肉のついている始まりと終わりのことです。
まずはどこにどんな筋肉がついているのか、それがどのような作用を持っているのかを覚えていくのが良いと思います。
ただがむしゃらに覚えるのは少ししんどいです。。。
なので患者さんの疾患を調べ、その疾患で必要な情報を学び、記憶していくことが重要になると思います。
疾患に沿って必要な筋肉の起始・停止、作用を覚え、その後その筋肉に対しての治療法を勉強し、患者さんに実践させてもらう。実践した結果が効果があれば成功、あまり効果が実感できなければ原因が違うため、再考する。

これらを繰り返して理解度を上げていく。その中で前回の記事で書いた先輩に対しての質問やアドバイスをもらう際に自分自身の言葉で言語化する。
覚えることがインプットで、先輩と話す言語化がアウトプットになるのでより記憶に定着もしますし、先輩から正しい情報や新しい情報も聞けます。
それをまた実践し自分のものにしていくと、少しずつレベルアップしていくことができると思います。

整形外科領域で働いている人は、筋肉を知識を向上させ、疾患の知識も向上させてから運動学や生理学といった少し難しい内容にチャレンジしていく方法も良いと思います。

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