yoshi
僕がプロ格闘家になるまでの経緯について綴っていきます。
何年かぶりにnoteにログインしました。病に倒れて絶賛休養中でしたが回復してきたので再び活動を始めます。
薩摩の教え 〜男の順番〜 一、何かに挑戦し、成功した人 二、何かに挑戦し、失敗した人 三、自分では挑戦していないが、挑戦する人を手助けした人 四、何もしない人 五、何もしないが、他人の批判だけをする人
試合が終われば内容や結果を振り返り、また次へと向けて練習を再開する。 実戦の中の1シーン1シーンを思い出しながら試行錯誤を繰り返す毎日。 本来ならば変えなくても良いところを変えてしまったり、変えないといけないところを変えれなかったりする。 何を残して何を止めるのか。 その判断は確かに難しい。 だが傾向的に見ると、伸び悩む選手は変えることをあまりしない。 変えることは頭を使うし覚悟も勇気もいる。 変化=成長ではない。 変化は挑戦。
ガチで人に殴られる。 人生でそんな経験をすることは普通に生きていればそうはない。 僕たち格闘家は言わずもがなリングの上でそれを行う。日々勝利の二文字の為だけに心身を鍛え上げる。 率直に、「殴られたら痛いのか?」 痛く・・・ない。 これは強がってるわけではない。 試合中は極度の緊張と興奮から大量のアドレナリンが分泌されている。試合後、家に帰り興奮がさめてくると身体のあちこちがアザとなっており痛みを感じることはよくある。骨に異常があっても試合中
この質問は減量についてと同じくらい格闘技をやっていると多い。 正直言ってこれには個人差がある。 残念ながらプロ格闘家というのは上位と下位のレベル感にかなり差がある。 ”プロ”と呼べないプロがいるというのが実情だ。 だが、基本的には当てられないと思って良いだろう。ジムに入りたての人などに希望があれば体験的にこちらは手出しせず、一方的に打ってもらうということをよくしたりするが”平均以上”のレベルの格闘家であれば普通は当たらない。 それでは格闘家は何を見て
情報が溢れる時代になって情報が入手しやすくなった一方、一体どの情報を信じたら良いか等、迷うことも多くなった。 大概は多数決、より多くの人が”良い”と評価していればおそらく良いのだろうという判断になることが多い。 だが、情報によって多数決では一概にわからないこともある。 例えば僕たちで言えば、”どのトレーナーが良いのか?”などだ。 皆が「あのトレーナーが良い」と言っているからといって、自分にとっても良いとは当然限らない。(だがある程度の評価が集まっていれば平均値は超えて
格闘技というのもまたメンタルスポーツであると認識している。 「普段通りやれば大丈夫。」 そんなアドバイスが勉強、ビジネス、スポーツ界どこでも蔓延(はびこ)っている。ただこの「普段通りやる。」というのが実は一番難しい。人は緊張から逃れられない。 よく敗者の身内が「本当は彼はもっと強いのにな〜」なんて言葉を発する。 だが僕はそうは思わない。 「本当はこんなに弱い選手だったんだ。」 ジム内での力を知っていたとしてもそう思うことにしている。本番で出
格闘技というとある種のリスペクトを受けることもあるが、その反対も往々にしてある。 最も多いのが、「格闘技でもらうファイトマネーが少ないから他の仕事しながらの練習だと生活大変なんじゃない?」などだ。 確かに野球やサッカーなどと比べたら間違いなく少ない。ほとんどの選手が何か別の仕事を行いながらジムに通って練習する日々だ。 そこで何人かの格闘家は思ったりする。 「格闘技がもっとメジャースポーツなら、、」 だが待ってほしい。 2015年世界スポーツ長者番付で誰
ある人にとっては良いもので、ある人にとっては良くない。 ある人にとっては高いもので、ある人にとっては安い。 "価値観"と言ってしまえばそれまででその通りなのだけど、価値観という言葉を盾に人の心理を不当に煽るのは最高にダサい。 ダサい人もいていいと思うんだけど、コミュニティの中で一定数増えてしまうと秩序とか健全さといったものを脅かす。 "価値観"という言葉が”逃げ”となってはならない。 また、「自分ってこうなんだよね。でもこれでいいの。変わる気ないから。」と、平然とし
今日は来月K−1に出場する選手の指導。 長い間この業界でトップ選手達と拳を合わせたり指導をする中で、トップ層には共通項があることに気づく。 それはなにか? " 練習の虫”だということだ。 普通すぎる答えでがっかりした人もいるかもしれない。 そう、彼らは何ら特殊なことをしていない。人より長い時間格闘技のことを考え、多く練習しているだけなのだ。 だがこれを入ったばかりの新人や一般の選手に言っても響かない。彼らはまだそこに”何か特殊なものがある”と信じている層なのだ。
身体を変えるのに魔法のトレーニングなどないと常々話をしている僕だが、意識と条件さえ適合すれば時間を短縮して高いトレーニング効果を得られる方法はある。 例えばこれ。 タバタ式トレーニング http://matome.naver.jp/m/odai/2139056261489781001 20秒動いて10秒休むのを8セットで自転車1時間の運動と同じ運動量が得られる。 と、いう話。 ちなみに僕もよく練習の前後に取り入れて行っている。 だが、当然”やりゃあいい
格闘家は試合が終わるとダメージや張り詰めていた心を癒すために1週間前後の休養を取る選手が多い。 選手によるが試合の前日の計量日、体脂肪率でいうと5〜8%くらいで体重計に乗るのが平均的だと思う。そのくらいの体脂肪率だと”腹筋が割れている”と言われる状態だ。 だが試合後の1週間にトレーニングをせず普通に1日3食の食事を取れば、個人差はあれど誰が見ても試合時より緩くはなる。 身体の進化は時間がかかるが退化は一瞬。 だが、どういう食事でどういう運動をすれば、ど
有酸素運動は時間をとる部分もあるので、時間がない人は筋トレを。格好良い、美しいと感じるプロポーションは筋肉によって形成される。ちなみに筋肉太りなんて殆どの人に無縁なので心配無用。
やりたい事がない、何がやりたいかわからない。そんな人は少なくない。 やりたいことがあるからする、何がやりたいかわかっている。そんな人の方が実は少ないのではないのだろうか。 ただ、ぼんやりと曖昧にでも”なりたい自分”は気づいていないだけで、どこかにあるはず。 まずは目の前にあること、やれること、やるべきこと、やらなければならないことを一生懸命やってみる。 大事なことは大抵が面倒なことだと覚悟したりもする。 すると、そこで初めて物事や人に対して
体脂肪率1kg減らすのにどれ程の運動が必要と言われているか知ってますか? カロリーにしたら約7,200kcal。 これって運動にして・・ ランニング120km。 つまり、フルマラソン約3回分。 結構大変ですよね。。