自分の身体を知ることへの投資

格闘家は試合が終わるとダメージや張り詰めていた心を癒すために1週間前後の休養を取る選手が多い。

選手によるが試合の前日の計量日、体脂肪率でいうと5〜8%くらいで体重計に乗るのが平均的だと思う。そのくらいの体脂肪率だと”腹筋が割れている”と言われる状態だ。

だが試合後の1週間にトレーニングをせず普通に1日3食の食事を取れば、個人差はあれど誰が見ても試合時より緩くはなる。

身体の進化は時間がかかるが退化は一瞬。

だが、どういう食事でどういう運動をすれば、どれくらいでどういう身体になるかを僕達は試合の度の減量で知識として知っている。やろうとすれば2,3週間でまた試合時の身体に戻す事は問題ない。

身体を変えるということは、食べ物、運動のことを知るのはもちろん、それ以上に”自分の身体のことを知る”というのが何より重要。

結果にコミットする企業のサービスはそういった知識がついている僕達からすればその価値を求める必要性はないのかもしれないけど、そういった知識がない人からすれば”身体を変えてもらう料”というより”身体の変え方、ひいては自分を知れる料”として何十万払う価値はあるのかもしれない。

”魚をもらうのではなく魚の釣り方を覚えろ”のような格言があったと思うが、まさにそう。

自分のモチベーションの上げ方やどれくらいの負荷の運動をどれくらい出来て、それによって身体がどう反応するのか、何の食べ物をどれだけ食べるとどうなるのかなどは人により多少なりとも違う。人間には年齢、性別、他細胞レベルでも当然個体差がある。

自分を知ることへの投資は侮れない。しっかりと価値を見極めて投資をしよう。

#コラム #ダイエット #減量 #投資

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