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新米社労士の人間関係。ストレスなく仕事を生み出すコミュニティづくり【2023年5月】

こんにちは、リベルテ社会保険労務士事務所の渡邉です。

前回、こちらの記事で、社労士にとってなぜ人脈が重要なのかについて書かせていただきました。

今回は仕事が循環するコミュニティの作り方についてお話します。




仕事獲得は人脈がすべて

「コネ」や「ツテ」というと聞こえが悪いですが、社労士はじめ士業ほど人の紹介が重要な業種もなかなかありません。

詳しくは前回の記事に書きましたが、新米社労士の皆さんが仕事を獲得したいなら、まずはどんどん人と会ってください!

繁盛している事業者ほど、身近な人々で仕事を回し合っているものなので、いい仕事が循環するコミュニティを早く見つけましょう。

ではコミュニティはどうやって見つけるのか?

これは難しく考えずストレートに聞いてみるといいでしょう。社労士や税理士、経営者らと会ったら、「どんな交流会に顔を出しているのか」「どんな人たちとつきあっているのか」質問すると、話題も広がるうえに良い情報もゲットできるはず。

今は対面の交流会だけでなく、Zoomでの交流会もたくさんありますよ!
そういった場に顔を出すことで効率よく人脈づくりができるはずです。

「わたし」を覚えてもらうのが営業の第一歩

いいコミュニティを紹介してもらえたら、次にすべきは自分をどう売り込むのか。
営業トークより大事なのは、「覚えてもらうこと」です。

営業活動をはじめるとわかりますが、毎日本当にたくさんの人に会います。交流会に参加して名刺は貰ったけれど、顔も思い出せない人も多くいます。

これは裏を返すと自分も忘れらてしまうということ。

せっかく営業をしたのに「誰だっけ?」となってしまうのは残念です。だからこそ、覚えてもらう努力が欠かせません。
たとえば、以下のようなことは記憶に残りやすいですね。

・特殊な経歴
・専門性や専門知識
・見た目や服装

ちなみに私の場合は「元・公務員」という経歴、「起業経験があり経営の知識がある」ということ、そして「Tシャツスタイル」の見た目で記憶してもらっています。

服装は決して狙ったものではなく、たまたまサイズの合うスーツが手元になかっただけなのですが、フォーマルな服装をする人の多い士業の集まりではかなり目立つことになりました。

新米社労士の場合、専門性で勝負するのは難しいかもしれません。そんな時は、眼鏡や髪型など、見た目の特徴をうまく取り入れてみるのもアイデアのひとつです。


闇雲なつきあいは疲弊する

営業活動のための人づきあいは重要ですが、闇雲なつきあいはストレスになります。

ストレスのない人づきあいには、いくつかポイントがあります。


Point1 決裁権がある人とつきあう

会社員の方、とくに本人に決裁権がないポジションの方とはいくら関係を深めてもほとんど仕事につながりません。
反対に、経営者は自身の判断でお金の使い道を決められるので仕事につながりやすいものです。


Point2 情報を搾取する人とは付き合わない

前回の記事にも書きましたが、私は基本的に情報の出し渋りはしなくていいと思っています。簡単に答えられる相談事ならタダで乗ってあげたらいいでしょう。

ただし、情報をあげる相手はシビアに判断すべきです。

情報を一方的に搾取する人とつきあいつづけても、あなたが疲れてしまうだけなので、そういう人からはためらわずに距離を置きましょう。


Point3 本能を信じる

これまで、いいご縁だなと幸せをかみしめることがある一方で、価値観が合わないな、嫌な事を言われたな、と残念な思いをしたことも多々ありました。

相手が悪いばかりでなく、悲しいかな、人と人には本能的な相性というものがあり、「なんかこの人イヤだな」という直感は意外と当たるものです。無理してつきあってもお互いプラスにはならないでしょう。


定期的に会う重要性について

人との信頼関係は、過ごした時間の長さが重要です。
毎日顔を合わせて苦楽をともにした同級生や同期と、長く良い関係が続いているという人は多いのではないでしょうか?

これは士業のコミュニティ形成にもいえることです。

1回会うだけではなく、用がなくても定期的に連絡して30分でも話をする。そうすることで、気軽に連絡しやすい間柄をつくることができるのです。

考えてみてください。よっぽど相談したい事があったとしても、3年前に交流会で1度会っただけの人に、気軽に連絡できるでしょうか?

これは営業でも同じことです。実際、普段から私に仕事を紹介してくれるのは、頻繁に連絡を取っている人たちです。

業種も税理士に限らず様々です。

そういった意味でも、幅広い業種の人と定期的な連絡をとること、そして食事会を開くなどして直接会うことで関係性を深め、仕事がやって来るルートを複数作ることは大切だと感じます。

こうした活動をしているうちに、いつの間にか自分を中心とした居心地の良いコミュニティができているかもしれません。


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