見出し画像

防災・アウトドア・日常のハイブリッド生活

比較的地震が少ない九州から東京へ移り住みました。

九州に比べ関東は頻繁に地震が起きています。

南海トラフや首都直下型など、近いうちに大地震が起きる可能性が高いことも指摘されています。

そのため、いつ災害がやってきても対応できるように備えていることがあります。

ポイントは“防災とアウトドアと日常のハイブリッド”です。

持ちものはできるだけ少なく

東京へ引っ越してきた当初、自分の身長より高い食器棚を持っていました。

ですが、備え付けの収納で事足りると判断し食器棚を手放すことに。

手放した直後、震度5強の地震が起きました。

幸い我が家では何事もなかったのですが、もし食器棚をそのまま持ち続けていたら、食器棚が倒れてきたり、収納している食器が割れたりなどもっと被害が大きかったかもしれません。

手放してよかったと思った瞬間でした。

以降、モノを持つ際には

  • 大型家具は持たない

  • 持ちモノはできるだけ備え付けの収納に収まる量で

  • 寝るそばには落ちてきそうなモノを置かない

を意識するように。

次で紹介するように、兼用できるモノを持つと減らすことができます。

兼用できるモノを持つ

ぼくの愛用品です。

左から

これらを山でも使いますし、日々家の中でも使っています。

家では次のように使っています。

  • メスティン →オクラなどの野菜を茹でる、1合のお米を炊く

  • シングルチタンマグ500 →コーヒー用のお湯を沸かす。1杯の味噌汁の温め直し。

  • チタンシングルマグ220 →ドリンク用のコップとして。またはシリアルやヨーグルトを食べる時の器として。

  • ケトル NO.1 →味噌汁を作る

山でも使えるということは災害時でも使えるということ。
カセットガスやアルコールストーブがあれば使える調理器具たちです。

これらの道具は軽いので持ち運びもラクです。

比較的お湯が早く沸くので、家で使うことによりガス代が節約できるというメリットも。

寝袋で寝る

「兼用できるものを持つ」の応用バージョンです。

ぼくは家で眠る時に寝袋を使っています。

とはいえガッツリ寝袋単体だけで寝ているわけではなく、ふかふかのマットレスの上で掛け布団として使っています。


使っている寝袋は「スノーピーク SSシングル」。

夏はジッパーを開けてかけ布団として、冬はジッパーを閉めて寝袋状態にすると1年中使うことができます。

日頃使っているモノなので、避難所へ持って行ってもそのまま寝具として違和感なく使うことができます。

ぼくが使っているスノーピークナンガなど、最近はアウトドアブランドからおしゃれなデザインの寝袋が販売されています。

もしまだ寝袋をお持ちでない方はぜひ1度手に入れてみることをおすすめします。

既にお持ちでキャンプの時しか使っていない方は、日常でも一度使ってみてはいかがでしょうか。

お家でもキャンプ気分を味わうことができますし、寝具を減らすきっかけにも。

食品はローリングストック法で

ローリングストック法とは、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返して、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法をいいます。

普段はできるだけ魚や野菜など、添加物の少ない生鮮食品を口にしたいと思っています。

ですが、このローリングストックの考えのもと、保存の効く加工品も日常的に食べています。
→日常的に加工品を食べることをやめました。添加物や砂糖を極力摂らないようにしたためです。(追記)

割引で買えた時はテンション上がる

どちらも普通のフルグラと比べ、高タンパク低糖質であることに加え、食物繊維ビタミン鉄分が豊富です。

グラノーラはお湯を必要とせずそのまま食べることができるので災害の非常食としてもぴったりです。

ぼくは登山において行動食としてポリポリ食べています。

自家発電にチャレンジ

スマホのことを最後に。

災害時、スマホは命綱になるはずです。(通信障害が起きていなければの話ですが)

そのライフラインであるスマホの電源が切れてしまったらどうしようもありません。

そこでいざという時に電気を自分で作ることができるようにしています。

使っているモノは、アウトドア用のソーラーパネル。

「BigBlue 28W ソーラーチャージャー」

最近は比較的手頃な価格でソーラーパネルを手に入るようになりました。

お家のベランダに置いたソーラーパネルで充電されていくスマホを見ると、太陽エネルギーの偉大さに感動します。

パンツ写ってたのでモザイク(汗)

そして何よりCO2を排出しない100%自然エネルギーで発電しているという事実。

実際のところ、スマホを太陽光で充電するには時間がかかりますが、ワイヤレスイヤホンなどバッテリー容量の小さいデバイスでは1時間程度とすぐに充電することができます。

コンセントに刺す代わりにこれらのデバイスを太陽光で充電すると、少しでも地球への負担が軽くなっているはず。

防災用にソーラーパネルで発電した電気をモバイルバッテリーに蓄電しておくと雨の日の災害でも安心ですね。

最後に

以上、防災を意識した日々の暮らしの考え方を紹介させていただきました。

振り返ってみると、アウトドアと防災は相性が良すぎるということに改めて気づきました。

そしてお気に入りのデザインのアウトドアアイテムは、日々の暮らしでも使いたくなります。

軽量・コンパクト・丈夫なアウトドア用品はマルチに使えるので、持ちモノを減らせることにも繋がります。

持ち物が減ると家賃の安いコンパクトな部屋に暮らせるという、節約にも繋がるのですがこの話はまた別の機会に。


この記事が参加している募集

いただいたお気持ちは自然の中で飲むコーヒー代として使わせていただきます☕️