見出し画像

//旅のスタイルブック//+Lifestyle ヨーロッパ日曜の午後、何気ない街の表情

オランダに駐在している頃、週末を利用してよく旅行に出かけて行きました。
その際訪問した街で日曜日を迎えることがほとんどですが、日曜日は一般のお店は閉まっていることもあり、買い物はできず、地元の公園や広場、森などに出かけることがよくありました。
日曜日の森や公園は恋人同士の語らいや、家族がのんびり散歩していて、
なんとも穏やかな時間を感じることができます。

スイス、グルンデルワルドやツェルマットなどの山岳観光地の観光を終えて、チューリッヒの街に降りてきた日がちょうど日曜日でした。街のメインストリートは店が閉まって閑散としていましたが、そこを通ってこのリマト川にかかる橋のたもとの広場に来ると、移動遊園地で遊ぶ子供達、ベビーカーを押して散歩している若夫婦など、家族連れで賑わっていました。

川のせせらぎとメリーゴーランドの音楽だけが聞こえ、静かで落ち着いた雰囲気が流れていました。

ベルギー/ブラッセル郊外 ハルの森

ベルギーの首都ブラッセルから車で南へ約30分、広大な森が広がります。特に遊戯施設やカフェ、レストランもなく、ただ皆さん新緑の森の中の散歩を楽しんでいます

フランス/パリ、ボージュ広場

17世紀アンリ4世が作ったパリで最も古いと言われている広場。広場を取り囲む赤レンガの建物が印象的です。当時はこの建物に貴族や政治家、作家などが住み、優雅な雰囲気のある広場でした。そんなかつての広場でも赤ちゃんを連れた若夫婦が散歩をしている風景に出会いました。歴史ある広場と現在そこに住む人々の何気ない生活の一シーン。歴史ある建物と現在の生活が違和感なく共存しているのは ヨーロッパの街ならではの風景でしょうか

フランス/マルセイユ ファロ公園

マルセイユの旧港と丘の上の聖母教会が見渡せる地元の公園です。家族連れや恋人たちの語らいが聞こえてくるほど、静かで騒音のない天気の良い日曜日の午後でした。

英国/ロンドン リージェントパーク

ロンドンの中心にあり、市民の憩いの場として愛されているこの公園、ファミリーや友達同士がピクニックで楽しんでいました。心和む風景ですね。

英国/ロンドン リージェントパーク

5月末から6月にかけては、この公園はバラが咲き乱れます。老夫婦が読書をしながら静かに語らっていました。のどかな風景です。ゆったりとした時の流れの中で、家族や仲間や恋人と楽しい時間を持てる。

世界のどこでも、誰でもそんな時間を持てる平和の大切さを感じる日曜日の午後の風景でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?