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あまりにも、駆け足すぎる半年

前にあったこともすぐに思い出になってしまう。
そう感じる自分ってもったいないと思う。

こうやって文字にしておかないと
全てが遠くに感じてさみしくなってしまうし、
空っぽになってしまうような気がして。

何もしてこなかったような気持ちになってしまってどうしようもない。

波打ち際がどうしようもなくすきなので。

就職してから半年、仕事、仕事、仕事の暮らし。
大学時代が懐かしく、
いい日々だったなと感じるのはあまりにも早すぎるのかもしれない。

意味もなく海に行き、
暇でどうしようもなく散歩して。
時間なんか守んなくたって誰からも怒られなかった。

社会に出てから自由は増えるよ、楽しいよと言われたけど
そこまで楽しくない。笑

大学時代に嫌というほど見た景色
今になっては少し懐かしさもあるのがなんだかちくちくする

フレックスではあるものの出社して、
したくもない仕事を8時間もして、
帰る頃にはもう真っ暗。

こんな暮らしをあと何年すれば良いのよ、
とはいえお金も大事なの、
の繰り返しをしている。

それに、今はちょっとつらいけど経験を積む時期なのかも、
とか思っていなくもない。
100年のうちの2年ぐらいを
経験積む時間に充てたって惜しくはない気がする。

この先の人生、どう生きるのか。
来年の今日はどこで何をしているのか。
誰と一緒に過ごしてどんな仕事をして、どこで生きるのか。
結婚、出産、新しい家族に出会うのだろうか。

海は見にいかないと見られないけど山はいつもそこにある感じ

そしてわたしは、
自分の事なかれ主義を乗り越えて
自分の幸せに責任を取れるような決断ができる人間になっているだろうか。

そんなの自分よりもっと大人が考えることだと思ってたけど、
その「大人」の時期に今のわたしは近づいているのだと
ようやく感じ始めたのはここ数日かもしれない。

転職にも、結婚にも、出産にも、引っ越しにも。
いつでも責任が付き纏っている。

そしていつも「大人」らしい対応をなぜか求められているように感じる。

「大人は、大人のふりをした子供」という言葉を誰かが言っていたが
ほんとはそうなんだと思う。
大人なんていない、いるのは大人のふりをするのが上手い子供だけだ。
たぶん。

もっと自分の声を聞きたい、聞くのを怠らずにいたい、
自分は何をしたいのか、自分は何が好きなのか。

その声が、「普通」とか「常識」とかいうものでいつも
かき消されてしまう。
人生の大事なタイミングで、
わたしはどうしたいのかを考えることが一番大変だった。

勉強よりも部活よりも何よりも、
自分のためだけに何かすることがいつもできない。

こんなことを考えているのがタイミングなのかもしれないので
わかんないって投げたくなるかもしれないけど、
ちゃんと向き合って
しっかり考えてみたいと思う。

そしてそんな時間を
こんなにくたくたになってしまう前にきちんと取れますように。

自分の人生を自分で決めるということから
逃げませんように。


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