スタートアップがBtoBの新サービスにタレントを起用した影響
今回は弊社サービス「カイコク」にタレントを起用した影響について書きます。
タレントを起用したら良さそうだけど、実際に影響がどれくらい出るのかわからず判断できない方の参考になればと思います。
1.そもそもカイコクとは
「カイコク」とは複業したいデジタルマーケターと企業をマッチングする複業支援サービスです。診断を通じてスキルを可視化したユーザーを元に企業の課題に対して適切な方を紹介しています。
2.マーケター×複業の市場感
Googleのキーワードプランナーで調べた月間の平均検索ボリュームでは「マーケティング」の約50,000に対して「マーケター 副業」は70とかなり少ないです。月間検索ボリュームのトレンドとしてもそこまで大きく増加することなく推移しています。
昨年時点でも複業、特にマーケターの複業は人材登用手法として一般的ではなく、市場・サービスの認知度が足りない状況でした。今でも複業受け入れや複業解禁でニュースになるくらい、まだまだこれから拡大する市場だと思います。
3.認知施策の検討 - 動画制作
サービスを認知していくときに訴求する内容としては、下記の表のように市場の啓蒙やメリット周知などが考えられます。
人材登用の際の選択肢として「カイコク」を検討してもらうために、市場の啓蒙とサービス認知を目的に実施しました。ターゲットは決済権のある「20代後半〜40代のマネージャーや経営者」です。
4.タレント起用の影響
動画制作にあたって、認知を深めるためにタレント起用を検討しました。
そこで、ターゲットの「20代後半〜40代のマネージャーや経営者」が親しみのあった「エンタの神様」に出演しており、自身も事務所経営や振り付け師など多岐に渡って活躍されている芋洗坂係長を起用。
こちらにカイコクで芋洗坂係長を起用した詳細が書かれています!
このような動画が出来上がりました。
8月から動画プロモーションを実施し、前月対比で獲得数が1.8倍に増加しました。特に動画広告を配信する際には、Facebook広告で15秒動画として配信することでリード獲得数の増加に貢献しました。
その後、タクシー広告でも利用しましたがサービス認知を高める起爆剤となりました。
5.定量的な違い - クリエイティブでの違い
タレント起用のクリエイティブによって、動画広告でもクリック率、獲得率が上昇しました。サービスの特徴を知ってもらえる動画にすることで問い合わせにも繋げることができます。
6.定性的な違い - 顧客の反応
特にタレントを起用した動画プロモーションによって以下のポイントで反応がよくなりました。
生まれた周囲の反響の違い
・サービス名の認知度
・マネージャー以上の認知
・タレントを使っているということの認知
・知ってもらっていること、タレントを起用していることによる、営業のしやすさ
7.まとめ
タレント起用によってサービスの認知度の向上と、リード数増加に繋げることが可能です。
ただ、タレントを起用する際には「自社サービスがどれくらいターゲットの印象に残るか」を考慮して以下のようなポイントに気をつけたほうがいいと思います。
①タレントとサービスの関連性
②ターゲットからのタレントのイメージ
③どこで利用するか(サイト、WEB広告、CM等)
④他サービスで起用されているか
(自社サービスで起用していると認知されやすいか)
⑤タレントが強すぎてサービス名が霞まないか
最後に、今回の記事内容は以下のリンクから資料をダウンロードできるので、よろしければお願いします。
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