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ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅)

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#ホテル

ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.14)

ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.14)

困ってしまった、調べておいたホテルが満室。
まじかー、と困り顔をしていたらフロントのおっさんが、エアコンなしだったら15ドルであるぞ、との提案をしてきた。ん?部屋あるのか?
なんだこれは、足元を見られている、どう考えてもこのホテルでエアコンなしで15ドルはぼったくりだ。8ドルはどうだ?と交渉してみるが、No、とのこと。うーむ、ここでぼったくり案を飲むのは癪だ。それだったらいいです、とホテルを後にす

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ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.13)

ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.13)

ニャチャン。なんとも良い響きな町の名前だ、ニャチャン。

ニャチャンがどんな町か嘘を交えながら説明したいと思う。
場所としてはホーチミンから北東に約450kmのリゾート地、ほんと町中からビーチまで歩いて数分と非常に素晴らしい立地。

今はどうか分からないけど、2005年当時、時期もあったかもしれないけど、観光客もほとんどいなくて、小さな観光地って感じだった。町は歩いて容易に回れるし、ビーチは近いし

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ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.12)

ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.12)

オワッつって、起きる。
ああ、気を張っていたら寝てしまった、何時だ、PM2:00だ。
まだ到着まで6時間以上あるではないか、つらい、辛い、ツライ、辛みの極みだ。

PM5:00、もう限界だ、あー、肩、腰、尻が凄く痛い、死ぬかも。
そんなことを思っていたら電車が止まる。ん??、どこかの駅に着いたのかな、なんて思っていたらなんと、駅員的な人が弁当と水を配り始めた。
おお、そうなのか、ベトナムの列車旅は

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ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.06)

ロックしかねーだろ、人生は (最初の旅 vol.06)

AM11:00 メコン川の桟橋というのだろうか、そこにはたくさんボートというか船が付けられている。その中の青いボートにボーさんが乗り込む、それに続くおれっち、船頭は一人だったと思う、他に客はいない、咳をしても3人だ、貸し切りだ。

メコン川がどんな川か知らない、どこの国を通っていて、どのくらい長いのか、知らない、どんな魚がいるのか、どんな仏様の涙から作られたのか。ボートに乗り込むとエンジンがドッド

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