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ボケと型破りについて。

お笑いにはボケとツッコミという枠割分担がある。

昨日深夜に放送されていた
「オードリーのオールナイトニッポン」にて
若林正恭氏の発言にまたも心動かされてしまったことがあった。


あちこちオードリーにキングコングが出演した時の話

若林
キングコングさんすごいさあ、好きなんだけどさ、
お笑い芸人てさやっぱり横の繋がり、縦の繋がりって
集団になってくると文化になってくるから、その中でアリ、ナシなことって出てくるじゃん?
その中で西野さんってナシなことやりまくって自分の人生で振って現場来るからさ、梶原さん、西野さん、俺(若林)、春日が並んだ時にツッコミ、ボケで並ぶと(キングコングは)大ボケなんだよね。やってることが凄すぎて。
・・・中略・・・
(梶原さんが)youtubeやり始めた時に叩かれたって言われてたじゃん?ナシなことやってることがボケになってるよね。
・・・中略・・・
あれが現代のボケだよね。
・・・・
若林:ウエストコーストスタイル
春日:新しいものは西からやってくるんだね。

そうか、既成概念に関してナシをやっていくことがボケであり、それは漫才というフォーマットがなくても成立するものなんだな…!


そういう動きが何かを変えるのかもしれないというのは面白い。

何事もスクラップアンドビルドの繰り返しだもんな。

同じような話で
型破りという言葉。

これはツイッターから拾ってきたものだが、

林修氏の番組かな?

市川猿之助さんの授業で「型破り」ということについて語られていたようだ。

型破りというのは型をちゃんと学んだ上で破るもので、型を学ばないとは180度異なる。それは「形なし」というんだよ。

という、簡潔にまとめるとそういうことらしい。

若林氏の発言にもオーバーラップする部分がある。

何かに傾倒した上で、新しいコトを生み出せるのだと。

新しいものは西からやってくるだなんてうまいこと言ったもんで、私たちは大昔から西からの大いなるボケの波にのまれて、揉まれて、文化が成り立ってきたと思うと、感慨深いなと思いつつも、ツッコミの立場も考えてあげてほしいとも思うのだった。

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