ポップコーンは買わない派です。vol.35
マリッジストーリー 【NETFLIX特集2】
きっと結婚って恋愛の延長だけど、境界にはきっと壁があるに違いない。
予告編
最近気づいたのですが、挿入歌がポール・マッカトニーの「Maybe I'm Amazed」という曲。
僕自身、最近ビートルズにハマり、(今さら←w)ポールのソロの曲も聴き始めたもんで。(今さら←w)その時にたまたま出会ったこの曲。これまでもめちゃくちゃいい曲だなって思ってて、繰り返しこの予告編を観ていた。めちゃくちゃいい曲。曲にも注目。
あらすじ
女優のニコールと夫で舞台演出家のチャーリーが結婚生活に葛藤を抱え、離婚に向かっていく姿を描いたヒューマンドラマ。結婚生活がうまくいかなくなり、円満な協議離婚を望んでいた2人だったが、それまで溜め込んでいた積年の怒りがあらわになり、弁護士をたてて争うことになってしまう。
おうちで楽しもうNETFLIX特集の第2弾ということで、今回取り上げるのはマリッジストーリー。離婚をテーマにしている本作はタイトルがマリッジストーリーということで日本語に直すと「結婚物語」。離婚を通して結婚を考えます。僕自身の結婚観なども紹介?できたらと思っています。
離婚や別れに対する男女の差
別れには性差があると思っていて、それは状況や立場によっても異なってくるかもしれない。
本作は離婚をテーマにしている映画でありながらマリッジストーリー(結婚物語)ということで結婚についても言及が行き届いている。
離婚の原因は旦那(アダムドライバー)の浮気。これまで自分のためでなく旦那に尽くしてきた嫁(スカーレットジョハンソン)は離婚を決意。しかしこの2人には8歳になる子供がいるためにその新権を争うべく調停裁判となる。
そんな中で、恋愛は終わろうとしているにも関わらず家族として過ごしてきた事実は消えないため家族としての振る舞いを見せる嫁。
旦那の髪の毛が長くなっていることに気づくと、これまでと同じように髪を切ってあげたりした。
それを受けて旦那は
「わんちゃんより戻せるんじゃね!?」
と淡い期待を持っていたり。ここに男女差があるのだろうか。
旦那の方は未練たらたらである。
嫁の方は完全に恋愛関係は終わっているときっぱりと踏ん切りをつけながらもこれまで家族として過ごしてきた事実がある中で家族として接しているだけ。
すっかり旦那の方は勘違いしているのだろう。
これはきっとどちらが別れを切り出したかによるんだろうな。これが男女で逆だったらまた違う結果になっていることだろうし、性差はある意味関係ないのかも。
まあどちらにしても辛いものは辛いのだよ。
はじめに結婚にも言及していると記したが、これは離婚というある種の終わりから逆に結婚を考えることにつながってくるのだろうと思うわけで。
100日後に死ぬワニを例にあげて
100日後に死ぬワニという作品がTwitterを中心にして話題をかっさらっていた時期がありましたね。
これとある意味同じ部分があるのではないかなと。人生いつ死ぬかわからない。それと同様にいつカップルも別れるかってわからない部分ありますよね。なんとなく別れる予兆はありながらも、それをどうにかしようとしてあれこれと働きかけるのはしんどい時間じゃないですか。
だったらそうなる前に、もっと一緒にいる時間を大切にするとかできたのではないかと思うわけで。
ノリで入籍してみたらええやん…?
人の離婚見て我が結婚を直せということでしょうか。
こういうことにならないように浮気はしないでおきましょうねとか。果たして同業者と結婚して大丈夫なのだろうか?とか。そもそも結婚ってすべきなのかとか。
要はノリで結婚とか、離婚とか簡単にするなよってことなんじゃないかなって思うわけですよ。
僕なんかは臆病なんでね。そんなことを思うわけです。それは相手を想うからこそだし、生半可な気持ちではないからこそ軽はずみに結婚とか口にしたくないわけだわね。どうしよう婚期を逃しそうな人間の言い草になってきた。
まあこれが恋愛、破局と結婚、離婚の重みの違いなわけだね。
離婚を機に嫁は再び自分の夢に向かって突き進もうとしていく訳だけだけども。それでよかったのだろうか。すっきりして自分のやりたいことに進もうとしているようだけど、
それで良いのだろうか。
その後、後悔するのだろうか。
でもこの間観た映画で「卒業」っていう作品があって、
ざ花嫁を奪って駆け落ちするというシーンが有名なんだが、
これも若気の至りでお互いに駆け落ちに走ったんだけど、その後にバスに乗り込んで落ち着いた時にふとなんともいえない表情をする2人。
「駆け落ちしちゃたけど、これからどうしましょうかねえ…?」
って感じ。笑
現実的にはその駆け落ちという理想ってものはいつかは色あせてしまうもので、その時にどうするかの方が大事で。そこまで映さずに理想と現実の狭間で終わらせてる感じがなんとも技巧的ですごいなと思った。
後悔することも人生じゃないか。とも思うが、そんな進んで後悔を取りたい奴なんている訳ねえだろ。よくないですねなんでも斜に構えて物事を見てしまうクセ。さすがに結婚しないという選択肢は自分の中では今のところ見つけられないのでなんとかしたいとは思うが結婚はまだ考えられないね。遊んでたいかも。どうしよう婚期を逃しそうな人間の言い草になってきた。(2回目)
是非ともローマ教皇に相談したいものである。
ということで次回は2人のローマ教皇。雑な次回予告。笑
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