とうきょうの情報教育

東京都教育庁総務部教育政策課ICT利活用ラインが発信するnoteです。

とうきょうの情報教育

東京都教育庁総務部教育政策課ICT利活用ラインが発信するnoteです。

最近の記事

デジタルを活用したこれからの学びの提案(教育政策課作成指導資料)

個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた指導資料(デジタルリーフレット)を公開します! そのような指導資料があったのですね! 教育政策課では、令和5年4月3日付で「デジタルを活用したこれからの学びの提案」を各区市町村教育委員会及び都立学校宛に発出しました。 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向け、どのような授業作りが求められるかを整理したデジタルリーフレットになります。 これまで、いくつかの教育委員会や学校から連絡をいただき、校内研究会や教育委員会主

    • 学びのアップデート(教育政策課作成資料)

      教育政策課では、様々な情報を「学びのアップデート」で発信しているよ! 今回は、令和5年度のバックナンバーを掲載します。 【バックナンバー】 第16号(令和5年6月22日発行) ■デジタル教材リリース ~GIGAワークブックとうきょう~  ■「都立学校オンライン学習デー」始めました  ■学校と保護者との連絡手段にデジタルを活用してみましょう  ■個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を考える。  「デジタルを活用したこれからの学び」 第17号(令和5年7月21日発

      • デジタル利活用推進教員研修に、都内公立学校教員約2,000人が参加しました!

        令和5年7月31日に、ウェビナーでデジタル利活用推進教員育成研修を実施しました。都内全公立学校を対象にしたもので、約2,000人がオンラインで参加しました。 どんな研修だったのですか? 学校のデジタル利活用推進に向けて中核となる情報教育担当者に対して、児童・生徒の情報活用能力の組織的な育成に向けた校内での推進役としての意識を高めることを目的としました。 内容は次のとおりです。  1 行政説明①  組織的・系統的な情報活用能力の育成  2 行政説明②  生成AI等最新技術

        • スマホくんが行く!群馬県M小学校②

          指導している教師や子供たちは、授業についてどのように感じているのかな。 第6学年理科の授業を行っていたのは、中堅の先生。 めあてや学び方を自己決定する授業を始めてから、子供たちからは肯定的な声が多く挙がっているとのこと。 「自分のペースで勉強できるから楽しい」 「先生が、私たちを信頼してくれていると感じる」 子供たちに学びを任せる授業への転換は、とても勇気がいることだったようですが、いざ取り組んでみると、一人ひとりの子供が積極的に学ぶ姿が見られるようになり、大きな手応え

        デジタルを活用したこれからの学びの提案(教育政策課作成指導資料)

          スマホくんが行く!これからの授業作りに取り組む学校紹介 群馬県M小学校①

          これから求められる授業を実践している学校を見てみよう。 群馬県のM小学校を紹介します。 参観したのは、第6学年理科の授業。 特長的だったのは、教師による一斉指導がないこと。 子供たちは、授業の冒頭で設定したそれぞれの学習計画に基づき、個人で調べたり、友達と一緒に話し合ったり、自分にとってやりやすい学習形態で学びを進めていました。 本時における個々のめあては、Google Jamboardでリアルタイムに共有。教室前方のホワイトボード上に常時投影されていました。 教員は

          スマホくんが行く!これからの授業作りに取り組む学校紹介 群馬県M小学校①

          個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実とは?

           これまで、「個別最適な学び」と「協働的な学び」について考えてきたね。では、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」とは何だろう?  実際の授業づくりに当たっては、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられています。  例えば授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし、更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくことが大切ですね。  片方だ

          個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実とは?

          協働的な学びって何?

          前回、「個別最適な学び」について考えてみたけれど、これと一緒に述べられる「協働的な学び」について説明をお願いします。 はい、協働的な学びは、次のとおり示されています。 話合い活動、アクティブ・ラーニングなどが思い浮かびますが、学習の形態よりも、「様々な社会的な変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となることができるよう」という目的が大切ですね。  「協働的な学び」は、ICTを活用することで、さらに発展できますよ。  例えば、児童・生徒一人一人が自分のペースを大事にしなが

          協働的な学びって何?

          「個別最適な学び」を考える

          今日は、最近話題の「個別最適な学び」について考えてみよう。 文科省の資料では、「個別最適な学び」は、「指導の個別化」「学習の個性化」と整理されており、子供たちが自己調整しながら学習を進めていくことができるよう指導することが重要であるとされているよ。 (「学習指導要領の趣旨の実現に向けた個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する参考資料」(令和3年3月版・文部科学省初等中等教育教育課)) https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-

          「個別最適な学び」を考える

          このnoteについて

          このnoteに関わっている私たちを紹介します。 私たちは東京都教育庁総務部教育政策課のICT利活用ラインのメンバーです。このラインのほとんどのメンバーは元教員。現在は教育庁の職員として働いています。 ところで、このアニメのアイコンはどういうことでしょうか? フリー素材で作りました。しばらくはこれでやっていきましょう。 私はぬいぐるみの実写なんですけどね。 こんなメンバーで発信していきます。よろしくお願いします。

          とうきょうの情報教育note はじめます

          個別最適な学びって何? GIGA端末を活用しましょうと言うけど、これ以上どうしたらよいの? 社会が大きく変化する中で、これまで通りの学校教育ではいけないことは、誰もが気付いています。現在、若手教員もベテラン教員も、管理職も指導主事も、これからの教育の在り方について、みな悩んでいます。 「とうきょうの情報教育note」は、そんな悩みを共有するとともに、よりよい教育を目指して日々チャレンジしている先生の姿から、ヒントを得られる場を作りたいという思いから生まれました。 「これ

          とうきょうの情報教育note はじめます