協働的な学びって何?
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前回、「個別最適な学び」について考えてみたけれど、これと一緒に述べられる「協働的な学び」について説明をお願いします。
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はい、協働的な学びは、次のとおり示されています。
探究的な学習や体験活動などを通じ、子供同士で、あるいは地域の方々をはじめ多様な他者と協働しながら、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、様々な社会的な変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となることができるよう、必要な資質・能力を育成する学び
話合い活動、アクティブ・ラーニングなどが思い浮かびますが、学習の形態よりも、「様々な社会的な変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となることができるよう」という目的が大切ですね。
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「協働的な学び」は、ICTを活用することで、さらに発展できますよ。
例えば、児童・生徒一人一人が自分のペースを大事にしながら共同で作成・編集等を行う活動や、多様な意見を共有しながら合意形成を図る活動などが考えられます。
ICTを利用して遠隔地の専門家とつないだ授業や他の学校・地域や海外との交流など、今までできなかった学習活動も可能となりますね。
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オンライン会議のためのツールが普及し、確かに便利になりました。しかし、先に引用した資料には、「同じ空間でお互いの感性や考え方等に触れ刺激し合うことの重要性について、改めて認識する必要がある」とも示されていますよ。
対面によるリアルな関係づくりは社会を形成していく上で重要だから、教師と児童・生徒の関わり合いや児童・生徒同士の関わり合い、自分の感覚や行為を通して理解する実習・実験なども充実していきたいところだね。
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個別最適な学びと協働的な学びがどう示されているのかは、分かりましたね。
それでは、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実するとは、どういうことなのだろう。次回、考えてみよう。
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