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結婚相手の見極めポイントとは? 婚活カウンセラーが回答

2020年7月から築地本願寺ではじまったのが、結婚相談サービス「築地の寺婚」です。昔から地域交流の場として利用されていた「お寺」という場を通じて、より多くの人のご縁を取り持つべく、スタートしました。
数々の人々の恋愛相談に乗ってきた築地の寺婚・カウンセラーの大森信子さんが、みなさまの恋の悩みにお答えします!

Q どんな人にも短所があるものだと思いますが、パートナーの短所が気になって、結婚まで踏み切れません。どうしたら、「結婚するならこの人」と決められるのでしょうか。見極めポイントを教えてください。

回答

 相談者の方は、「交際していくうちに短所が気になる」とのことでしたが、どんな人でも、長く一緒にいるうちに、気になる部分は必ず見えてくるもの。

 どうしても直してほしいところがあれば、厳しめに指摘するのではなく、「こうすると相手はもっとあなたを信頼するよ」とか「気持ちよく過ごせるよ」というアドバイスをしてみてはどうでしょうか。

 そのアドバイスによって短所が改善すれば、「この人は話し合いもできる人だ」という理解、信頼も生まれます。逆にまったく改善されない場合は、結婚後も改善されない可能性が高いので、その点は覚悟しておいたほうがよいでしょう。
 
 また、「短所が気になって結婚するかどうかの踏ん切りがつかないので、見極めのポイントを教えてほしい」とのことですが、見極めポイントの答えは、あなた自身の中にあります。

 まずは、あなたが何を結婚生活に求めているか、どんな人と年を取るまで過ごしたいかを考えてみましょう。頭で考えるだけではまとまらないこともあるので、自分にとって交際相手に求めるポイントをリストアップしてみるのがおすすめです。
 
 例えば「行動力があって判断力があること」「自分も自分の家族も大事にしてくれること」など。いまお付き合いしている人はその要素にあてはまるのかを考えてみるのが、ひとつの手段として有効だと思います。

 もうひとつ、おすすめなのは、条件だけではなく、その人とできるだけさまざまな場所に出掛けて、一緒の時間を過ごしてみることです。最初から長時間を一緒に過ごすのはハードルが高いかもしれないので、まずは2時間程度のお茶やランチ、3時間程度のディナーなどからスタートを。アフタヌーンティーなどもいいですね。少しずつデートの時間を長くして、最終的には自然しかない公園での1日デートや、遠出のドライブをしてみてください。

 長時間、二人きりの時間を過ごすことで、相手の価値観や癖、経済観念なども見えてきます。そのなかでも、「一緒にいて心地よい」「この人とは別れがたいな」と思えて、なおかつ一緒に暮らしていくイメージができたなら、結婚相手としては相性が良いと言えるでしょう。

 あと、自分以外の人への対応を見るという視点も大切です。ご自身の友達や兄弟・姉妹と会わせてみると、お相手のいつもと違う一面が見られます。相手が嫌がらなければ試してみてもいいのではないでしょうか。


回答者:築地の寺婚カウンセラー 大森信子さん
出版社の編集、ライターの仕事経て、2013年結婚相談所のカウンセラーに転職。IBJ加盟店、直営店でのカウンセラーとして経験を積んだ後、2021年より築地本願寺築地の寺婚で勤務。

★築地の婚活については、こちらから…!


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