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バイリンガルギョウザ|毎週ショートショートnote(140字編)
「石橋君! ついに発明したぞ! 名付けて、バイリンガルギョウザだ! これを食べると、あらゆる言語を自由に話せて、聞き取れるんだ!」
「博士、それってドラえもんのほんやくコンニャクと――」
――ズキューン!
研究室に銃声が響き渡る。
「命を無駄にしおって……オホーツク海のホタテのエサにしてやる」
(140字)
「ほんやくコンニャク」
藤子・F・不二雄の漫画「ドラえもん」に登場するひみつ道具。
外観や食感はまさにコンニャクそのもの。これを食べると、あらゆる言語を自国語として理解できるようになる。
自分が話す言語は、相手が使用する言語に自動的に翻訳されるため、言葉の通じなかった相手と自由に会話できる。いわば食べる翻訳機。
たらはかにさんの「毎週ショートショートnote」参加用です。
今週のお題は「バイリンガルギョウザ」でした。
いやいや、もうこれしか思い浮かばんよ。
今回は「バーン!」ではなく、「ズキューン!」です。
140字ちょうどでお送りしました。
ありがとうございます!(・∀・) 大切に使わせて頂きます!