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暗闇に触れる|140字小説

明るい場所にいると、暗い部分が一層気になる。
暗闇から何かが飛び出して、自分を覆ってしまいそうな恐怖を感じる。

でも、その暗闇に私はそっと手を伸ばす。
もしかしたら温かいかもしれない。

みんなが知らないその温もりに触れた時こそ、明るい場所の、本当の暖かさを知ることができる気がする。

【140字小説】


オンライン文芸コミュニティ「星々」さんが主催する140字小説コンテスト、「春の星々」に応募したものです。

今回のテーマは「明」。


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