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最高の休日と自分らしい休日。どんな違いがあると思いますか?

T&Sです。

今回は自分の休日に違和感がある人、休日が心から楽しめていない人に向けた投稿になります。


皆さんは休日をどんな風に過ごすのが好きですか?
休日の過ごし方のパターンのようなものが決まっていますか?
純粋に楽しめているのなら何も問題ありません。
今回のブログはここで読むのを止めてしまって大丈夫です。
ただ、少しでも違和感がある。
変化したいと思うのであれば少し読んでいってください。

皆さんにとって休日というのは何ですか?
ただの仕事を頑張るための休息ですか?ストレスを解消する時間でしょうか?
はたまた家族サービスの時間でしょうか。
ただの休みで特別意識したことのないものでしょうか。

わたしの考えは少し違います。
休日とは最も自分らしさを出す出発点であると考えています。
休日をただの休みだと甘くみてはいけません。
休日がその人の人生を反映していると言っても言い過ぎではありません。
別に活動的になれとか、頑張って休日を素晴らしいものにするとかそういうものでもありません。

休日に自分らしさを優先できない人は仕事でも自分らしくいられず、人生においても自分らしさを優先できていません。
休日を他人優先で自分をないがしろにしている人は、仕事においても自己犠牲で人生も自己犠牲で生きてしまっています。
本来、休日というのは誰にでも与えられた特権であり好きなように自由に過ごしていいものです。
ところが今はSNSの充実などでその自由すら無意識に奪われているようなものです。
最も自分らしくいられるはずの休日に自分らしさを失っては全てに影響すると考えています。

結論をお伝えすると



「最高の休日」とは人からいいなと思われるような休日の過ごし方です。
休みの日は何をしていますか?とか夏休みどこか行ったといった無駄な質問に答えるためのアリバイ作りのようなものです。

「自分らしい休日」とは、人に何と言われようが何と思われようが自分の好きな過ごし方をひたすら極める事です。

わたしがおススメしたいのは、もちろん「自分らしい休日です」。
そして私は自分らしい休日を極めることは、自分を大切にするきっかけになるのではと考えています。

順番にどういうことかお伝えしていきます。
最高の休日とは、言い換えれば最高に見える休日という意味の方が強いです。
~に外食に行った。
~に旅行に行った。
~に遊びに行った。
バーベキューした。
東京に行った。
大阪に行った。
などなど。

一般的にうらやましがられそうなこと、こういう過ごし方なら恥ずかしくない。こういう過ごし方なら無難だと思われるようなことです。
もちろん純粋にそのことが楽しいという人もいますので、この過ごし方自体が正しくないとかそういうことでは無いです。
判断基準としては、終わった後に虚しさや少なからずの後悔の思い、満足しきっていない感。
家族が楽しいならいいかと自分に言い聞かせている自分に気が付いたら最高に見える休日を過ごしてしまっている可能性が高いです。
そして私はこの「家族のために」というのもパワーワードすぎて危険すら感じています。
ある書籍で呼んだエピソードが衝撃的だったので少しお伝えします。

ある休日に家族全員の休みが揃ったので家族を気遣って「今日は全員で少し遠くまで出かけようか」と誘い出し、妻も子供も賛同しお買い物や映画などを見て休日を過ごしました。
父は運転や人混みでかなり疲弊し楽しめたとは言い切れない状態でしたが「家族が楽しめたならいいか」と満足します。
父は本当は家でゆっくりしたかったが家族のために休日を捧げました。
これだけなら素晴らしい父親ということで何も問題は無かったのです。

しかし、妻と子供は本当は出かけたくなどなかったのです。
本当は家族が揃うことは滅多にないから、妻も子供も家で家族だけでゆっくり過ごしたかったのです。でも父が出かけたいように見えて父に合わせてくれたのです。
これ悲劇的すぎると思いませんか?
父は家族がどこにも出かけないのは可哀そうと思い提案して、子供は父の思いに応えて、結果誰も望んでいない休日を過ごすことになってしまったのです。
この家族が本当に望んでいたのは「家族で家でゆっくり過ごすこと」だったのです。
誰もいい思いのしない休日を過ごしてしまったのです。
そもそも出かけないとかわいそう。という基準はどこから出てきたのでしょうか?
それこそ世間の常識のようなものに捉われていたからこその悲劇です。
そして父親が自己犠牲の気持ちを排除して自分の好きな過ごし方に家族を巻きこめていたら、全員が幸せな休日だったのです。
もし、家族が求めていない過ごし方でも父の心から楽しい状態に影響されて家族も心から楽しめる休日に変化します。

「自分らしい休日」は基準が全て自分基準になります。
わたしは常々思っていたのですが、よく休日に寝すぎて後悔したという人がいますが、それって本当によくないことなのでしょうか。
個人的にはメチャメチャいい過ごし方なんじゃないかと思ってしまいます。
妻もよく言っているのですが、わたし的には好きな時間まで寝れてすっきりした身体と心も手に入っていいことしかないです。
休日だからといって朝からしっかり起きて精力的に活動することが、どんな人にとっても充実とは限らないです。

夕方まで寝たいなら夕方まで寝ればいいじゃないですか。
1日中家でこもっていたいならそうすればいいじゃないですか。
1日中ゲームしていたいならそれでいいじゃないですか。
他の人にも理解されるような過ごし方をすることに意味なんかないです。

自分らしい働き方をしようなどど言われますが、わたしは同じくらい「自分らしい休日の過ごし方」は重要だと確信しています。
自分らしい休日も過ごせないなら自分らしい働き方も無理ですし、その先にある自分らしい人生を生きることができないです。

皆さんも本当は心の奥底の本音の部分ではわかっていたはずです。
それでは幸せになれないと。なんだか虚しいと感じていたはずです。

しかし、多くの人はフィルターがかかってしまっているような状態です。
フィルターがかかっている状態では、自分の本音に向き合えていないんです。
フィルターを外すには違和感を持つこと。今の自分の休日の過ごし方と行動と自然に考えていることに自問自答することから始まります。
「それは本当に心から望んでいるのか?」
「やった後に幸福感を素直に感じられるか?」と。


あなたが今過ごしているのは「最高の休日」と「自分らしい休日」どちらでしょうか?今回のこの記事を見てどちらの休日を目指したいと感じましたか?
自分らしい休日の過ごし方をコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

休日から自分らしさを手に入れましょう。


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