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火曜日しばらく雑記帳・2024 CW27

今年も 1st Half が終わり、7月に入った。7月といえば、フィンランドは国民の多くがまるまる一か月の休暇にはいる。4週間から長い人だと6週間ほど休暇をとる。たいていは湖畔のコテージを所有していて、そこで家族や親しい人とゆっくりと過ごすらしい。

ちなみに学校の夏休みはなんと6月頭から8月中頃まで2.5か月あるらしい。

サウナでたっぷり汗を流し、そのまま湖にざっぱーん。狩猟が趣味という人も多く、また、川での釣りででかい鮭をつるのもいい。フィンランドの家にはたいていはバーベキューの設備があるという。フィンランドの夏は日が長い。仕留めたトナカイの肉などを遠赤外線でじっくりと数時間かけて焼くのはお父さんの仕事だ。

いや、一部の人だけかもしれない。

私はというと、今年に入ってちょっと仕事の負荷が大きく、1月から2月に一山、4月中から5月末まで二山、6月が三山、という感じでちょいと厳しかった。

そんななか、4月末に nahos さんと東京バレエ団の「白鳥の湖」を見に行った。「大丈夫ですか?」と訊かれればたいてい「ダメです」とシャレで答えるのが常だが、今回は本気で「今回ばかりはダメかもしれない」と真剣に答えた。いつもなら「美しいと認識する力」すなわち「判断力」の批判を交えて、感想をすぐに note にアップするところだが、今年はまだできていない。

今年は note の記事も滞りがちで、なんとか週1の雑記帳は続けることができているが、5月以降、音楽の記事も滞りがちだ。

日曜哲学愛好家としての記事や読書感想文はさっぱりだった。ローローさんのエジプト本「エジプトの輪舞」も読んだが、まだ感想文をアップできていないままだ。次の「エジプトの狂想」ももう少しというところで読みかけだ。他に読みかけの本も数冊たまっている。予約していたサラ・パレツキーの新刊 "Pay Dirt"も自動的に Kindle にダウンロードされたがなかなか開くことができなかった。だいぶん気持ちが弱っているのかもしれない。

最近、ようやくぼちぼち読み始めたところだ。

V.I. ウォショースキーは半年前の事件で心に傷を負って弱弱しく、仕事や生活の意欲を失っていたようだ。そこから抜け出せないでいるなかで新たな事件に巻き込まれていく。

私も少しづつ回復していきたいと決意を新たにした。

とにかく、ここまで仕事のプレッシャーが強くフルに稼働した5月の連休は初めてだったかもしれない。

とりあえずなんとか生き延びたのでホッとしているところではある。7月はフィンランド流に休みたいところだが、そうは問屋が卸さない。これからが本番なのだ。

ONとOFFの切り替えを高速にうまくやっていくしかない。

まぁなんとかなるだろう。

■白ワインの季節が到来した。別に冬だって白ワインを飲んでも美味しいわけだが、日本の蒸し暑い夏にはきりりと冷やした白ワインはまた格別なものだと思う。飲みすぎに注意が必要だ。

2024/7/2 夕食 チキンカチャトーラ

ズッキーニや生のトマトを使い始め、食事も夏っぽくなってくる。

2024/6/26 ズッキーニと豚のパスタ

豚肉はオリーブオイルに合う。そして夏野菜のズッキーニも美味い。レモンも絞って地中海風夏仕様。

スジ肉をじっくり炊いて、ほうれん草があったので出汁で炊いたら、いつの間にか S&B のカレー粉を溶いて、とろみをつけて和風カレーが出来ていた。

2024/6/27  牛スジ肉とほうれん草の和風カレー

先週も書いたが、鶏のから揚げは簡単なのでよく作る。

2024/6/25 夕食 鶏手羽元のから揚げ

空心菜も季節に入り、手頃な価格で出回っている。異国メシがポピュラーになってきたせいか、空心菜も入手しやすくなった。昼食に牛の小間切れと炒めて中華味で仕上げた。

2024/7/2 昼食 空心菜の中華炒め

昼食といえば、相変わらず会社のオフィスに顔をださないでいるので、弁当は中断して久しい。

稲庭風うどん、ヒガシマルのうどんスープで、ほうれん草、きざみの油揚げ、卵を落としてツルツルとこれは美味い。

2024/6/27 昼食 稲庭風うどん

2か月前、朝のコーヒーをインスタントコーヒーにしてみた。20年ぶりか40年ぶりか、ちょっとわからないが、いやいや、その間数回は飲んだことがあるのでは?と思わないでもないが、とにかく久しぶりだ。

懐かしい味、というか、これはこれでなかなかいいではないか、と思って続けている。

■先週と今週に、ひっかかった音楽を少し。

1.”JAZZ NOT ONLY JAZZ”というイベントがあったとのことで、こんな記事があった。

この記事の中で、”JAZZ NOT ONLY JAZZ”に参加した上原ひろみのことが書いてある。私も同様に感じていたので、なるほど、と思い、膝を打った。気になる方は記事を読んで欲しい。

去年にリリースされた上原ひろみの新作は "Sonic Wonderland" Tiny Desk Concert でのライブ演奏を貼っておこう。

これからどんな世界を見せてくれるだろうか。本当に楽しみなミュージシャンだ。


2.スペインの歌手 Antonio Carmona (アントニオ・カルモーナ) とフラメンコギタリストの Vicento Amigo (ヴィセント・アミーゴ) の "El Punto Sobre La I" (「細部まで正確に」 翻訳 by ChatGPT4)がよかった。

ピアノが主体でストリングスのアレンジもよくお洒落な雰囲気でゆったりと聴ける。アントニオ・カルモーナの声もいい。ヴィセント・アミーゴもバッキングで彩を添えながら、ソロはそれほど長くないし控えめではあるが、いい演奏だ。

3.ハンガリーの Zsigmond Gerlóczy (ズィグモンド・ガロージ)とフランスのギタリスト、アントワーヌ・ボワイエと、の共演 "Another Life"。

ズィグモンド・ガロージのリリースされたばかりのアルバム "Future Sounds"の1曲目となる。


4.アメリカのキーボーディスト、デロン・ジョンソンの "Can a Song Save Your Life" ちょっと考えさせるタイトルだが、グレッチェン・パーラトの歌声がふと聞こえてきて、ひっかかってきた。

浮遊感のある音像群が心地よい。


5.ジェフ・ベックが生きていたら6月24日に80歳になったはずだ。ジェフ・ベックの "Who Else!" で参加していた女流ギタリスト、ジェニファー・バトゥンほか2人のギタリストが、トリビュートとして、"Cause We Ended as Lovers" を演奏し、7月4日に動画を上げていた。


6.イスラエルのベーシスト、アヴィシャイ・コーエンの新しいシングルは "Roni's Swing." もちろん、Roni とは、ドラムスのロニ・カスピだ。

このトリオはピアノ Guy Moskovich の演奏も素晴らしく複雑なリズムをものともせずに素晴らしいインタープレイを聴かせる。

ストレートなジャズの構成で10分40秒弱の演奏だが、テーマもアヴィシャイ節というか中東の香りのする旋律とリズムで印象的だ。アルバム  "Brightlight" が近々リリースされるはずだ。

この動画は、今年のBlue Note Tokyo でのライブだ。冒頭に書いたような事情だったので、誠に悔しいことに都合がつかず、行けなかったのだ。

また機会はあるとは思うので、そのときは必ず行く。


■先週末は京都に帰っていたので、京都でのジョギングだった。また例によって朝一番の最速達のぞみで帰り、9時半から洛北エリアを約2時間 13.9km、これで今年の1Hの着地は予想どおり 99.97%、まぁ100%達成といってよいだろう。

2024/6/29 jogging 京都
2024/6/29 jogging 京都
2024年 jogging 上半期 300.7km 計画比:100.0%

体重の動きを出しておこう。正月の66.0kgがあまりに恥ずかしいところだが、去年の大晦日に、年越し蕎麦に回転寿司と、食べすぎたことによる。

2024年1H 体重 平均は63.1kg 

とはいえ、2週間で戻すことができ、3月以降で見れば 平均62.8kg 標準偏差 0.4kgなので比較的安定している。0.2 - 0.5kg 程度下振れしている感があるが、昼食をしっかりと食べることのできない日があるからだろう。年末の着地の予想は 63.3kgだ。

この5年間体重が右肩上がりになっているところに少し歯止めがかけられそうだ。

ガリガリのお爺さんは貧相だが、ブクブクのお爺さんもだらしない。何かがあったときに機敏に動きたいし、何があってもどっしりと構えていたい。


まだまだこれから、頑張らねば。


何度でも書こう。本来は戦争をやめることなど難しいことではないはずだ。

即時かつ永遠の停戦を求める。

世界中の紛争が早くなくなりますように。

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