Tatsuo Ogura | 小倉大地雄

JSAAの発起人及び理事として企画・広報を担い、MIT SSACをヒントにSAJを創設…

Tatsuo Ogura | 小倉大地雄

JSAAの発起人及び理事として企画・広報を担い、MIT SSACをヒントにSAJを創設。東京2020にて国際広報を担当する傍ら、SXSW をヒントに日本スポーツ界発の多様でインタラクティブなフェスを画策。https://creatingsportvalue.com/

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  • フェスつくる。

    フェスをつくるための学び場。学んだTipsをアウトプット。

  • SportsAddicted 米国スポーツマネジメント留学記

    2005-08年の3年間、20代前半だった筆者が米国大学院へスポーツマネジメント留学をした当時の記録。稚拙ながら「Sportsaddiceted -スポーツマネジメント留学サイト」に記した留学準備の記録、米国でのインターン探しの記録、MLBエージェント業の記録を掲載。やや賞味期限切れの内容もありますが、自分の歴史的資料として保存します。

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    グローバル視点でのメディアランドスケープを知る

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UNLEASH THE POTENTIAL OF SPORTS | スポーツの可能性を解放する

この間、あの東京2020オリンピック・パラリンピックも開催され、世界情勢も大きく変容し、日本社会もスポーツ業界が置かれる立ち位置も劇的な変化があったと思います。個人的にも東京2020大会を経て、組織委員会を卒業し、ライフスタイルも大きく変わりました。なるまいとは思っていたものの、なんというか、この1年間は「抜け殻」感もあって、若干バーンアウト気味だったことは否めません。あの大会終了から気がつけばちょうど1年。そろそろ本格的な第一歩を踏み出していきたいと思っています。ということ

    • 再び「水」に関わる仕事をしてみる | 東京フロッグキングスとTHE POOL MEISTER

      2022年も気づけばもう3月。東京2020大会から半年が経ち、あっという間に北京オリンピックも終わり、パラリンピックも始まりました。改めて外から客観的に見ていると感じることもありますね。特に現在の国際情勢的もあり、こういう時勢では各組織のスタンスやスポーツ自体の在り方を問われることも多い。スポーツの力だけで解決出来る話ではないですが、スポーツだからこそ訴えられることもあると信じています。 さて、自分も前職を卒業してから2ヶ月が経ち、そろそろ「ところで今何してるの?」と聞かれ

      • 39歳の決意 | 自分にとってのライフワークを考える。

        2021年は1年延期となった東京2020大会というひとつの大きなプロジェクトを終え、自分個人にとっても、日本スポーツ界にとっても、日本社会にとっても大きな節目となる年だったと思います。 振り返ってみれば、北京2008大会のあとアメリカから帰国して以降、立ち止まることなくよくここまでやってきたものだと思う。この間、一貫してやってきたことは「スポーツの価値」を信じ、考え、形にすること。 ”Creating Sport Value”(「スポーツの価値」の創出)2014年に”Cr

        • 人間回帰 | SAJ2021を終え、今この社会に思うこと。

          もう2週間前になりますが、2021年1月30日(土)にSAJ2021 -スポーツアナリティクスジャパン- を開催しました。2014年に一般社団法人日本スポーツアナリスト協会(JSAA)を立ち上げ、同年12月に初めて開催したスポーツアナリティクスジャパン(SAJ)も今回で7回目となりました。 僕自身が毎回こだわりを持って取り組んでいるテーマ設定と今回の"人間回帰"に込めた想い、そして今この社会に思うことを綴りたいと思います。 SAJにおけるコミュニケーションデザインJSAA

        UNLEASH THE POTENTIAL OF SPORTS | スポーツの可能性を解放する

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        • フェスつくる。
          3本
        • SportsAddicted 米国スポーツマネジメント留学記
          19本
        • Global Media Landscape
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        記事

          MLB Column 2007: 13. 選手は商品か② -アマチュア編-

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ 選手は商品か② -アマチュア編- ◀︎◀︎⚾︎ 前回プロ選手の球団間トレードにおける「人身売買」という側面に触れた。プロ選手が商品と捉えられるケースは、ある程度納得できる部分はある。選手自身にしても「自分を必要としてくれる

          MLB Column 2007: 13. 選手は商品か② -アマチュア編-

          MLB Column 2007: 12. 選手は商品か① -トレード編-

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ 選手は商品か① -トレード編- ◀︎◀︎⚾︎ MLBにおける自由なトレード市場は7月31日で締め切られた。8月1日以降、トレード成立となるのは、球団が保留選手をウェーバーにかけた場合に限る。NYヤンキースの井川投手がこのウ

          MLB Column 2007: 12. 選手は商品か① -トレード編-

          MLB Column 2007: 11. Barry Bondsの放映権

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ Barry Bondsの放映権 ◀︎◀︎⚾︎ 薬物使用で賛否両論あるものの、HunkAaronの持つMLB通算755本塁打にあと2本と迫っているBarryBonds。なんだかんだ言っても、話題性はあるし、放送局はみんな彼の

          MLB Column 2007: 11. Barry Bondsの放映権

          MLB Column 2007: 10. イチロー選手の契約延長

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ イチロー選手の契約延長 ◀︎◀︎⚾︎ イチロー選手の契約内容の詳細に関する記事。 AP通信の記事が日本の紙面にも載っていたが、少し検証してみよう。 総額90Mドルのうち、契約金が5Mドル、そして25Mドルは引退後に支払

          MLB Column 2007: 10. イチロー選手の契約延長

          MLB Column 2007: 9. Option Assignment

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ OPTION ASSIGNMENT ◀︎◀︎⚾︎ 今回は「Option Assignment」について。 マイナーから昇格し、MLBデビューを果たした選手には3シーズン分の「オプション」が与えられます。要するに、以前説明

          MLB Column 2007: 9. Option Assignment

          MLB Column 2007: 8. Slot Money

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ SLOT MONEY ◀︎◀︎⚾︎ MLBのドラフトについては、1ヶ月ほど前のブログで簡単に解説しました。さて今日はそのつづき、ドラフト後の契約に関してです。 全50ラウンドでおよそ1500人の選手が毎年ドラフトにかかり

          MLB Column 2007: 8. Slot Money

          MLB Column 2007: 7. 夏の移籍市場

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ 夏の移籍市場 ◀︎◀︎⚾︎ 移籍市場というと、何となくオフシーズンを想像しがちですが、MLBでは夏も市場が活発です。 MLBで自由にトレードが行える期限は7月31日まで。8月1日以降ワールドシリーズ終了までは、ウェイバー

          MLB Column 2007: 7. 夏の移籍市場

          MLB Column 2007: 6. Rule 5 Draft

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ RULE 5 DRAFT ◀︎◀︎⚾︎ さて特に書くこともないので、「Rule 5 Draft」について。 18歳以下でドラフトにかかった選手の場合5年間、19歳以上でドラフトにかかった選手の場合4年間までは当該球団が確

          MLB Column 2007: 6. Rule 5 Draft

          MLB Column 2007: 5. Call-Up

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ CALL-UP ◀︎◀︎⚾︎ ここでインターンを始めてから、「メジャーリーグのロスターに入るのがどれだけ難しいか」ということを身に染みて感じています。 今日はちょっと嬉しいニュースがふたつ。 まずは今シーズン40-Ma

          MLB Column 2007: 5. Call-Up

          MLB Column 2007: 4. CBAと野球協約

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ CBAと野球協約 ◀︎◀︎⚾︎ 現在、仕事?でMLBのCollective Bargaining Agreement(労使協定)を勉強していますが、本当にややこしい。一度で全てを理解するのは不可能です・・・。これからいろん

          MLB Column 2007: 4. CBAと野球協約

          MLB Column 2007: 3. 桑田投手と大家投手

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ 桑田投手と大家投手 ◀︎◀︎⚾︎ 「桑田投手、メジャー緊急昇格!」 正直、3Aに合流後わずか1週間での昇格には、ちょっとビックリ。しかし桑田投手には夢の舞台で頑張って欲しいですよね。 さて、しかし桑田投手のようにマイナ

          MLB Column 2007: 3. 桑田投手と大家投手

          MLB Column 2007: 2. MLBドラフト

          【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】 ⚾︎▶︎▶︎ MLBドラフト ◀︎◀︎⚾︎ 今日もひたすらリサーチと選手の売り込み用資料の作成。 アメリカの学校の1年サイクルが 8月下旬に始まって5月に終わるので、MLBの新人ドラフトは6月に行われます。いよいよそれが今週の木曜日。

          MLB Column 2007: 2. MLBドラフト