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MLB Column 2007: 11. Barry Bondsの放映権

【こちらのコラムは筆者がMLB選手エージェント事務所にてインターンをしていた2007年当時のブログからの抜粋です。当時の記憶を保存することを目的としているため、修正なしで掲載しています。現在とは異なることもありますので予めご了承下さい。】

⚾︎▶︎▶︎ Barry Bondsの放映権 ◀︎◀︎⚾︎

薬物使用で賛否両論あるものの、HunkAaronの持つMLB通算755本塁打にあと2本と迫っているBarryBonds。なんだかんだ言っても、話題性はあるし、放送局はみんな彼のホームランを待っている。

そんな中、アメリカ国内においてのBondsホームラン速報の放映権がちょっとまた話題になっている。歴史に残るこの名シーンを、そして映像の権利を守ろうというものだ。

MLBの放映権を所持している全国ネットの放送局とその系列放送局には756号が放たれるまで、各打席ごとに60秒間のハイライト映像の放映権が与えられる。その他、地方放送局や放映権を所持していない放送局には、755号と756号の打席に限り、60秒間の速報放映権が与えられる。

しかしいずれの放映権も「速報」に限るものであり、「中継」は許されていない。またいかなるon-lineメディアもこの映像を流すことを禁止されている。Youtubeなどの副次的メディアへの警戒、そしてMLBがこの映像の「放映権」を厳しく管理し、そして保存するという方針が伺える。

奥が深い権利ビジネス。本当に興味深い。


*この記事に関して、少し誤った解釈があったようです。失礼いたしました。
この件に関して詳しく説明されているブログがありましたのでご紹介させていただきます。こちらの記事をご参照下さい。

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