スラング英単語4カナダのスラング ワーホリしていた頃使っていたスラングをご紹介します。
皆様おはようございます。
色々な人のNoteを見ていくと、なんとなくワーホリの情報の需要が高いように思いました。せっかくなので、私がカナダで2年間ワーホリをしていたときのスラングをいくつかご紹介いたします。
カナダ英語
まずはじめに、カナダ英語について少し触れたいと思います。先ず私が最初に住み始めたのはバンク―バーなのですが、そのときのカナダの第一印象としては移民、特にアジア系(日、中、韓、インド、中東)の人たちがべらぼうに多いという事。会う人会う人結構な割合で移民です。正直、当初はカナダ英語、ちゃんと話せるかな・・・と心配していたのですが、そもそも生粋のカナダ英語をしゃべる人に会う機会がなかったです。「今行ってる英会話教室、先生アメリカ人だよ」「カナダ英語を勉強しなきゃ」と思っている皆さん、大丈夫です。そもそもカナダ英語自体そんなにアメリカ英語と違わないので、いくつかスラングさえ覚えておけばたぶんなんとかなります。
コインの話
コインもスラングで呼ぶ事が多い
そもそもあまり強い個性がないカナダ英語ですが、国が違えば制度が違います。先ず一番に目に付くスラングはコインの呼び方でしょう。
英語圏にはコインには特別な呼び方があります。日本では5円玉や10円玉から500円玉まですべて額面で呼ばれますが、英語圏ではスラングで呼ばれることのほうが多いです。カナダでのコインの呼び方としては、
1セント ー ペニー(Penny)
5セント ー ニッケル(Nickel)
10セント ー ダイム(Dime)
25セント ー クオーター(Quarter)
・・・と、ここまではアメリカと変わらないのですが、ここからがカナダの独特なスラングです。
1ドル ー ルーニー(Loonie)
2ドル ー トゥーニー(Toonie)
初めて聞いた時、なんじゃこりゃと思いました。Loonという鳥が描かれているからLoonieだそうです。Toonieにいたっては、Loonie二つ(Two)だからToonieだそうです。だじゃれじゃないですか。
コインの見分け方
私が当初苦戦したのは、いかにアメリカ・カナダのコイン制度に慣れるか、ということでした。今ではポケットに手をつっこんだだけで、どんなコインが入っているかわかります。覚え方としては・・・
小さいコイン
ギザギザない ー 1セント(ペニー)
ギザギザある - 10セント(ダイム)
中くらいのコイン
ギザギザない ー 5セント(ニッケル)
ギザギザある ー 25セント(クオーター)
大きいコイン
ギザギザない ー 1ドル(ルーニー)
ギザギザある ー 2ドル(トゥーニー)
という感じです。まあ10セント(ダイム)がほかのどのコインより小さいということだけ覚えたらたぶん大丈夫ですね。
アメリカコインの混入
あともう一つ余談ですが、1セントから25セントまではアメリカのコインとサイズがほぼ同等です。何か意図があってそうなっているような気がしますが、なんせ紛らわしいです。レジとかで仕事していたら、たぶんほぼ間違いなくアメリカコインの混入を目撃することになるでしょう。もし自分の財布にはいってたら最悪です。そんな小銭、アメリカにいかないと基本使えないし両替手数料払ってまで変えるものでもないからです。(まあ私はちょくちょくアメリカいってたのでよかったですけど・・・。)
そんな時、アメリカコインを分けるのは本当はとても簡単なんです。カナダコインには鉄が使われているので、磁石にくっつくのはカナダコイン、くっつかないのはアメリカコインと見分けるといいでしょう。(逆だともっと見つけやすいんですけどね。)
コーヒーをたのむのもやはりスラング
カナダといえば、有名なのは「Tim Hortons」(ティム・ホートンズ)というコーヒーショップです。スタバより安く、またパンのオプションも充実しています。カナダの人たちはTim Hortonsが好きすぎて、Timmy's(ティミーズ)というスラングまで生み出してしまいました。カナダでは、基本ほとんどの町にはTimmy’sがあります。まれにあるTimmy'sがないような小さい町は、そもそも他に店が存在しないことが多いです。
そんなTimmy'sでとても人気なのが、Double-Double(ダブルダブル)です!メニューには書いてないですが、とてもよく聞く単語です。
ではDouble-Doubleは何かというと、クリーム2、砂糖2という意味です。甘いコーヒーがお好きな方は是非どうぞ。コーヒーを飲まれない方は紅茶でもできます。(Double-Double tea pleaseといえばわかってくれる。あとはサイズと茶葉の選択肢あり。)また、私のように乳製品がだめな人はOats milk(オーツミルク)で作ってもらうといいでしょう。オーツミルク結構重いのでなんとなくおなか一杯になります。
日常会話のスラング
一番有名なのは「Eh?」
カナダ英語で一番有名なのは、やっぱりよく語尾に使うEh?(エィ?)でしょう。意味・用法としては、「Isn't it?」(~じゃない?)(~でしょう?)とほぼ同じといってもよいでしょう。カナダに引っ越したとアメリカの友人たちに言ったとき、みなこぞって「彼ら、本当にEh?っていうの?」って聞いてきました。はい、それぐらい有名です。ちなみにアメリカでは、同じ用法として「Huh?」というのがあります。カナダではどっちも使うんですけどね。ホテルで働いていた際、冗談半分に「Eh?」を多用してみたところ、気が付いたら無意識に言うようになってました(笑)皆さんも使ってみてください、きっと癖になります。例文・動画をみてみましょう。
<<例文1>> Isn’t it? のような使い方
例文: Good morning! It's cold out there, eh?
訳: おはよう、外は寒いよね?
<<例文2>> I know right? のような使い方
例文:
A - Good morning! It's cold out there!
B - I know, eh?
訳:
A - おはよう、外は寒いね。
B - そうだね!
(日本語では疑問形にならない)
アメリカの人気テレビ番組「Saturday Night Live」のコントです。カナダのエンタメ番組というテーマで、カナダ訛りでしゃべったりカナダっぽいことを言いまくったりしています。カナダの映画とかで探してもそれっぽいのが出てこなかったので、これにしました(笑)2:40あたりでEh?といっています。
…あれ?これだけ??
はい、これだけです。ごめんなさい!一応検索してみたのですが、これまで紹介したもの以外は正直カナダで2年間暮らしていてまったく聞いたことがなかったので省略しました。田舎のほうに行くと少しは違うのかもしれませんが、たぶんあまり使われていないのでしょう。結果としてやはりカナダ英語はアメリカ英語とあまり変わらないのかもしれません。ただこれだけでは申し訳ないので、もうちょっとカナダ英語の話をさせていただきます。
Sorry
もう一つアメリカの人たちが思うカナダ英語の違いとして、カナダの人たちはやたら「Sorry!」といって謝るというものでした。私もいつもより5割増しくらいであやまらないといけないのか…?と身構えていましたが、普通に過ごしていても友人たちは頻繁に「Stop saying sorry!!」(あやまらないの!!)といってくる始末でした。すかさず「I'm sorry for apologizing!!」(あやまってごめんなさい!)と冗談交じりに返して笑ってもらえましたが、そう考えるとアメリカの人のほうがすぐ謝るんですかね。面白い経験でした。皆様もあやまるのはほどほどに!
以前別の記事でも紹介しましたが、先ほどと同じ「Saturday Night Live」のコントです。0:59でジミー・ファロン演じるカナダのトルドー首相が、「Sorry!」といいながら登場します。
ゆっくり話す
私が住んでいたのはいずれもブリティッシュコロンビア州のバンクーバーとケロウナですが、どちらの街も移民が多かったです。特にバンクーバーにおいては、結構な割合で英語が母語ではない人にあたるので、皆さん比較的ゆっくり話す傾向があったと思います。逆に、もし英語にまだ慣れていなくても、ゆっくり話してゆっくり聞いてくれると思います。たぶん。
バスから降りる時「Thank you!!」とお礼を言う
もう一つアメリカであまり見なかった光景として、半分くらいの人たちはバスを降りる際に運転手さんにお礼を言っていました。そんな光景、カナダでしかみたことないです。
ただかといって皆バスの運転手さんに敬意をもっているかというとそうでもなくて、無賃乗車している人たちも幾度となくみかけました。ただバスを降りる時にお礼を言う癖がついている、ただそれだけだと思います。
いかがだったでしょうか、カナダ英語について思いつくのはたぶんこれくらいだと思いますが、もし需要があればカナダでの生活についてもいつかまた書いてみようと思います。ご拝読ありがとうございました。
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