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ねこのゆめ

荒井良二さんの『ねこのゆめ原画展』に行ってきました。

ねこはいつも、はるか遠くを夢見ている。

ぼくが生まれた家にはねこがいた。

ぼくより先に家族だった。

名前は「とら」で、なんとも頼もしいねこだった。

ぼくが、4才か5才の頃の冬、こたつの上で
ウトウトしていた「とら」の顔をジィーッと見ていた、10㎝近くまで寄って見ていた、
そしたらいきなり僕の顔をひっかいた。

「とら」は母に叱られた。けど、しつこく見ていたぼくがわるかったのに。
「とら」ごめん。

「とら」はきっと「ゆめ」を見ていて、
じゃまされたくなかったんだと思う。

Arai Ryoji


まるで、4才5才の子どもの目の高さで、
ねこの世界を見ているような空気感。

チョコンと窓際に座るねこ。

あのねこが見ていた景色は…

こんな景色だったかもしれないね。



あの日見ていた ねこの夢は、


にぎやかなお祭りの夢

ジャングルに迷いこむ夢

カラフルで甘〜い世界の夢

何も考えずに、たたずむ夢

どこかへ歩き出す夢



そんなゆめを

見ていたんじゃないかなぁ……。


ねこのシルエットの絵が
可愛すぎて、永遠に見ていられます。


併設のcafeでホットサンドを頂きました。


今日の楽しかったことのキロク。


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