(祝)綾波宗水、男爵位を受勲。
綾波宗水、男爵に
上記の紋章は、時折noteでも使っているが、僕のオリジナルであり「宗水紋」と呼んでいる。公式文書性を示したかったので、今回も使用。
僕はこれまで精神貴族を目指し、歴史学・社会学的に有閑階級等に関心をよせてきた。
そんな僕が、この度、まことに名誉ある爵位を賜ることが叶った。
ゆに国の男爵に叙されたのである。
一国民・眷属であるのみならず、栄誉をしかと胸に留め、主上・赤月ゆに様のそばにお仕え申し上げる所存。
爵位証にある国王・ゆに様のサインをみれば、非常に気持ちの高まる思いである。
なお、詳しくはこちらの動画を。
つい先日、一年ぶりに動画を投稿され、配信もなさっているなど、ゆに国の更なる繁栄を期待せずにはいられない。
僕も今後は“外交”をしていかねば。
さて、動画でも触れられている、イギリスに近い「シーランド公国」でも同様に爵位を得ることが可能なのは周知である。しかし、やはり遠き地であり、いまいち実感がわかない。
一方で、彼女は読書家で学識豊かで、非常にユーモラス。吸血鬼というのも興味深い。あと言語も通貨も日本ベースなので爵位も請求しやすい。
各国の歴史や芸術にみる、著名な男爵
男爵で有名な人物を試みに挙げてみよう。
日本・華族制における男爵では、血清療法やペスト菌を発見した、近代日本医学の父・北里柴三郎。
それと、第42代内閣総理大臣・鈴木貫太郎などがいる。ポツダム宣言を受諾した総理大臣といえばどうだろうか。
イングランドの詩人として知られる、第6代バイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロン(バイロン卿)も有名。ちなみに現段階で詩集は未読。
他にも英国には、アームストロング砲の開発で知られるウィリアム・アームストロングなどがいる。
フランスでは、近代オリンピックの創始者・クーベルタンも男爵だ。僕は毎回、見ない習慣なのだが。
ドイツの方では、サスペンスでお馴染みのクロロホルムなどを発見した、ユストゥス・フォン・リービッヒ。あと、ロケット開発で知られる、フォン・ブラウンも。
僕の愛読書の一つ、チャトウィン(著)『ウッツ男爵』。僕などはまさしくこっちのタイプだろう。
フィクションだと、あるいはもっと身近に、『猫の恩返し』の「バロン」を想起させるだろうか。
“爵位”が持つ、虚栄と自己表現
ところで、今回爵位を求めた最初のきっかけは、いわゆる推し活目的というより、満たしようのなかった虚栄心による。勿論、応援の気持ちはあるが、例の動画自体3年前のもの。
そもそも官位は「職」に直結する(官位相当制など)ので、議論が分かれるが、爵位などはまさしく善かれ悪しかれ虚栄そのもの。叙位・叙勲は栄誉のための栄誉といえるだろう。
有爵者となったので、今後はより一層、気を引き締めて、品位を意識したい。せっかくなので、noteの自己紹介欄にも記載しよう。
ちなみに日本でもおおよそ中世期に、シーランド公国等のシステムはかつて存在した。「成功」という。
シーランド公国だろうが、ゆに国だろうが、いかなる国であろうとも、爵位というものは実質的に同じだ。
例えば日本・南北朝時代。南朝、北朝(室町幕府)が銘々で、任官叙位し、恩賞として領地を安堵している。
無価値などとは言えないが、効力はやはり疑わしい。最終的には、力でもって決されるしかない。
ましてや今日、人々は何者でもある時代である。裏を返せば、何者でもない可能性もある。
だからこそ、テオフラストスはどう思うか分からないが、『人さまざま』で書かれたほどには、虚栄というのも悪くないのかもしれない。
人の半生を“キャリア”などと言って、他人に評価されるのを目的で作ろうとする、昨今の価値観は個人的には嫌なものだが。
私は「綾波宗水」という号、ペンネームを生み出し、創作の場で新たなる人格を収斂してきた。
その点で、私は魔法界(『ハリー・ポッター』)における「トム・リドル」に親しみを覚えるのだ。
「Tom Marvolo Riddle」
→「I am Lord Voldemort」
今回、爵位証には実名を記載した。
綾波宗水と実名は、自身にとっては一体なのであるが、今後は男爵という官途名と実名、号(≒法名)を並行して用いたい。
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