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紙粘土でナマコブシを作った(・大・)

 何年ぶりだろう、紙粘土で何かを作るのは。
 先日、脇息を作ってみたりしたように、プラモデルや立体パズル、ペーパークラフトだけでなく、自分なりに脳内の完成像に向けて工作するのを近頃、趣味の一つにしている。

 紙粘土に挑戦したい気持ちは少し前からあった。だけども、一体何を作ろうかと思っていた矢先、ナマコブシのぬいぐるみを某ショップで見かけた。
 僕が最後にプレイしたポケモンが「ウルトラムーン」なので、ナマコブシは知っている。かわいいので、わりと好きだ(・大・)

 わが家にポケモンのぬいぐるみが何匹か居る話は過去にもした。なのでナマコブシも買おうかと思ったのだが、いっそのこと「コイツを紙粘土で作ろう!」と天啓のように思いつき、ぬいぐるみは保留(・大・)

 ダイソーで黒と白の粘土と粘土用のナイフやへらのセット、それと絵具を買い、さっそく取り組む。
 久方ぶりに触った感触は、柔らかすぎる、である。これでは、平らにしていっても、すぐに指のかたがついてしまう。
 少しずつ慣れていったら、今度は個人的所感だが、一度ちぎった粘土同士を混ぜてくっつけようとしても、なぜか分離してしまう気がする点だ。
 もちろん、大きなかたまりなら、そんなことも無いのだろうが、細かな作業では、なぜかほろほろとちぎれてしまった。

 試行錯誤のうえ、ようやく自分的には気に入ったナマコブシをゲットできたので、今は満足している(・大・)

 ちなみに余った白色の粘土は、適当にサモトラケのニケ像のようにしておいた。
 あまりにも雑なので、そうとは分からないだろうけれども、もしかすると、後の考古学者に、奇妙な遺物として僕がニケ信仰を抱いていたとされるかもしれない。

(・大・)

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