私をただのメンヘラじゃなく、サブカルメンヘラにしてくれた歴代彼氏へ
私はクソメンヘラでありながらも、何に問題を感じていたのかすらもわからない未熟者だった。根源的な問題の追求などできず、とにかく不快感をあらわにしてピーピー泣いているだけだった。
これが変わったのは、今まで出会ってきた彼氏たちが、私に書を与えてくれたからだ。結局、私の感じるこの世への虚しさは、遠い昔から哲学者が言っていたことだし、小説でも何度もテーマになっていることだ。メンヘラは太宰を読むが、太宰以外にも文学的に優れている小説は多くあり、ほとんどのものが岩波文庫でワンコインで読め