大森靖子がTikTokにハマっている→消費されるのが嫌なんじゃなかったの？

最近大森靖子がTikTokにハマっているようで、公式アカウントの投稿はほぼ毎日更新。
字幕や加工もお手のもので、今後TikTokをきっかけにファンになる人も多いだろう。

て、え？

TikTokは「キラキラ欲求満たすため流行っ」ているから、嫌なんじゃなかったっけ？

無様に足掻いて生み出した自分のかわいい歌詞や楽曲は、自分のものと知られないまま自撮りに添えられバズったりtiktokで早回しでキラキラ欲求満たすため流行ってゆく。心が簡単なありがとうではない、けど、それだけキラキラしたものを命懸けでつくった誇りはある、けど、ねーーー

— 大森靖子🌏 (@oomoriseiko) August 15, 2020

TikTokは「表層の部分だけをすくわれ」るってインタビューて言ってなかったっけ？

TikTok、初期のあたりから私の曲がめちゃくちゃバズってて。……（中略）……で、TikTokから流れてきて増えたファンなんかまじでひとりもいない（笑）。バズるのは別に嬉しいけど、「かわいい」の質感の差みたいなものがある。一番醜いものをかわいく表現しているからかわいくなっているのが、私の曲の「かわいい」じゃないですか。その一番表層の部分だけをすくわれたら、曲を大事にしているファンが傷ついちゃう。

大森靖子が考える、“カウンターカルチャー”のあるべき姿　「人間が進化するために、常に疑問を投げかける人が必要」

元々大森靖子のファン層の大半は、クラスの隅っこで大森靖子をイヤホンで聴いている女の子（か男の子）のはず。
それが歌詞の意味もよくわかってないで音楽のノリが可愛いから勝手に振り付けつけて踊って「私って可愛い〜〜」の道具に使われるのは、ファンが増えるのは嬉しいだろうが、悔しくない？

ゆーひくんというティックトッカーが、「子供じゃないもん１７」の振り付けを作ったと投稿した時、そりゃあまあ多くの大森靖子ファンたちが「最悪」だの「靖子ちゃんはこんなこと求めてない」など多くのアンチコメを送った。
その１週間後には大森靖子とゆーひくんが一緒にその振り付けで踊って和やかな雰囲気になるという投稿がされた。

ファンは手のひらくるりで「靖子ちゃん優しすぎる！」「ゆーひくんのことを気遣った大人の対応！」とのことだった。

ゆーひせーこで、
大森靖子『生kill the time 4 you、、❤』
の振付をしました！
絶対踊って欲しいです。https://t.co/iXvUmialpg

絶対です。 pic.twitter.com/ZlbpwAIB3R

— 大森靖子🌏 (@oomoriseiko) June 1, 2024

えーーーー

私がファンだったら、「Tiktokは嫌っていってなかった？いいの？なんで？」とか、「TikTokで踊る層が今後ライブに参戦するかもしれないけど嫌なんだけど。だって歌詞の意味とかわかってないよ。靖子ちゃんの曲が消費されちゃう！」とかいうと思う。それでアンサーを求めてしまう気がする。

しかし大森靖子のファンはそれをしないようなので、特に問題は起こらない。
聞き分けがいいファンたちだなー。
個人的にはもやもやしているから、書いてみた。

※有料部分は個人的な雑感