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認知症の方が多い国はどこだろう?と思って調べてみた結果…

先日、アジア旅行に行ってきました。そこで93歳のおばあちゃんにお会いしたのですが、お肌はツヤツヤ、背筋はピンとしていて、あまりにもパワフルだったので驚きました。日本でこんな元気なおばあちゃんにお目にかかることはあまりないような気がして、ふと気になったのが世界における認知症の方の人口比でした。帰ってきたら調べようと思い、帰国後ネット検索してみた結果は次の通りでした。

人口1,000人当たりの認知症患者数
1位:日本
2位:イタリア
3位:ドイツ
4位:ポルトガル
5位:フランス
OECD「Care Needed:Improving the Lives of People with Dementia」より引用

Source: OECD analysis of data from the World Alzheimer Report 2015 and the United Nations.Access the complete publication at: https://doi.org/10.1787/4dd50c09-en

なんとなくそんな気もしていましたが、やはり日本における認知症の方の割合は高いのですね。経済協力開発機構(OECD)が発表する日本人の認知症有病率(病気を持っている人の割合)は 2.33%で、OECDに加盟する先進国35カ国の中でもっとも高い数字だそうです。

認知症の高齢者が保有すると推定される資産額の増加も社会的な課題となっています。三井住友信託銀行株式会社によると、日本の認知症高齢者が保有する資産総額は2020 年で252.1 兆円、2030年に314.2 兆円、2040年には 345.0 兆円に増加するとの推計結果も出ており、終活を考えていく上でも色々と考えさせられるデータでした。

三井住友信託銀行株式会社 認知症高齢者の保有する資産推計について(https://www.smtb.jp/-/media/tb/personal/news/2022/pdf/20220323.pdf


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